「大奥」一気読み
- カテゴリ:マンガ
- 2011/05/22 16:28:27
先日友人から借りたよしながふみの「大奥」を一気読み。
いやいや面白い~。その上泣かせる!
何年か前にboo○offで長時間立ち読みして、不覚にも泣きそうになった。
今回は友人が最新刊まで持ってるというので貸してもらったのです。
自宅で読む分には泣いても大丈夫、うん。
よしながさんの本は「西洋骨董洋菓子店」が最初かな。
これも友人から借りて、「こんな作家がいるんだー」とびっくりした覚えがある。
雑誌を読まなくなると、新しい作家になかなか巡り会わなくなる。
幸運なことに友人たちからはたまに情報が入るので巡り会う作家さんもいるわけだ。
友人は「食べ物がおいしそうに描いてあるのが好き」とのことで、
その後「愛がなくても食っていけます」「きのう何食べた?」等を貸してもらった。
「きのう何食べた?」はけっこう実用的でもある。
「愛すべき娘たち」とか毛色の変わった作品もあるけれどどれも根底には
関係性を描くという通低音が流れてる。それがとてもリアリティがあって心地いい。
その後、対談エッセイ「あのひととここだけのおしゃべり」とか読むとなお面白い。
いかに漫画を愛してるかが、これでもか!というくらい書かれている。
そして「幸福」ということについての考え方も。