自作ホラー小説「背後」第1話
- カテゴリ:自作小説
- 2011/05/26 17:44:49
「背後」第一話
僕は、最近、ある悩みがある。その悩みは、誰に言っても信じてくれないだろう。
その悩みとは、最近、背後に女の人がいるような幻覚がおきるのだ。
僕自身も、それが幽霊だとは思っていない。
ある日、僕は、学校の帰り道、友達が学校を休んだので、一人で帰ることになった。
かなりゾクゾクした。帰り道の途中、何かに話しかけられた。
「ナンデ、キズカナイノ・・・」
おかしな声だった。すると、また。
「ナンデ、キズカナイノ・・・」
「キズカナキャ・・・コ・・・・・」
その声は、途中で途切れた。
僕は後ろを見た。 僕の心臓は、バクバクいっていた。
怖くなり、走って帰ることにした。
すると・・・。
「キズケ」 「キズケ」 「キズケ」
3人の声がした。僕はもう耐えられなかった。 僕は思わず、「あなたたちは誰なんだ!いい加減にしろ!」と怒鳴った。
そのとき、返事が来たのだ。
「ワタシタチハ、オマエノセイデ、シンダ。ダカラ、フクシュウヲスル。」
アアアアアアアアアアアアアアッ!!
僕は、何者かに、首を絞められた。
うっ・・・苦しい・・・。
だが、その苦しさは、数十秒後、きえた。
そして、ようやく家に着いた。
僕は、留守番をしなくてはならないのだ。 もう僕は、頭を抱えて、しゃがみこんだ。
そのときだ。誰かに、背中をベチャッとドロが付いたような手で触られた。
僕は、服を見た。
そこには
たけうちばあさん
すけすけばあさん
けすけすばあさん
てるてるばあさん
意味のわからない、暗号のような文章があった。
たけうちばあさん・・・すけすけばあさん・・・けすけすばあさん・・・てるてるばあさん・・・?
最初はわからなかったが、それぞれのばあさんの名前の頭文字だけを読んでみよう。
た、す、け、て
背後から声が・・。
私よく帰りが遅くなるときがあるんで
この話見たら・・・。
しかも帰る時一人なんですよおおおお!!
つ、次楽しみにしてますね!