Nicotto Town


噛みました。……うれしくて。


夢幻の天蓋

空に飴玉をまぶしたようだった。

森を抜けると、そこは星空のよく見える丘だった。

私は、つられるように足を運び、そこに仰向けに寝転んだ。

空に広がっていたのは、見たこともない景色だった。

こんな空があるのだろうか。星は淡いルビー色に輝き、空だけでなく丘と草原と森を染めている。

その星の運河は流れるように空を渡る。その躍動感が、空に本来無いはずの生命力を与えていた。

そのほかに余計な灯りはなく、辺りを埋めているのは星だけだった。

その光景は、空に飴玉をまぶしたようだった。

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・・・。叙景詩?叙情詩??




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