ギルガメッシュ / MUSIC
- カテゴリ:音楽
- 2008/11/15 16:58:16
今回からニコっとタウン//FC2ブログを共通でアップしていこうと思います。
更新頻度が分散してしまう上に内容が薄くなってしまうという事態を避ける為ですよ。
け、決して手抜きなんかじゃないんだからねっ!
今回は買った音源の感想。
いい年してまだV系好きな俺ですが
聞くバンドの傾向は年齢と共に変わってきましたね。
時代の流れもあるでしょうが
やはり見た目のインパクトというのはV系でも頭打ち。
音楽の多彩さや個性がある程度なければ生き残っていけないようです。
顔だけで一定のファンを獲得するバンドもあるにはありますけど
聞いてる大半はやはり女性のようです。
男で愛狂います。とかSuGとか聞いてる人は稀だと思う、
若い頃の俺なら聞いてたかもしれないけど。
さて、ギルガメッシュのアルバム「MUSIC」が今月初旬に出ました。
今はGIRUGAMESHって表記するのかな?
最近複数の表記を持ってたり表記が変わるバンドが多いのでよく分かりませんが、ここでは俺が馴染みのある表記で統一していきます。
アルバムの特徴としてはズバリ「デジロック」ですね。
元々パワフルなラウドが売りのバンドですが
今回はシンプルで勢いのある演奏にデジタルの演出をふんだんに加えています。
前作「Girugamesh」がひたすらに荒々しい魂ロックだったのに比べると整然とした印象です。
アルバムをプレイした瞬間に一糸乱れず統率された激しいステージアクションが目に浮かぶようですね。
実際のギルガメッシュのステージとは全く異なる印象です。
ミクスチャーと言うと御幣があるのでしょうが、
スクラッチやラッピングヴォカールなども取り入れていて
音の作り方として流行のロックを意識していますね。
賛否両論あるようですが俺はとても好きなアルバムになってます。
ただ、ポジティブな勢いで整理された作品だけに、
前作までに一定の割合で含まれていた人間的な闇、暗さといったものは
アルバムを通して皆無となっています。
統一感をもって高いクオリティーで作られているだけに、
特に印象に残る曲がないような気もします。
これは捨て曲がないことと紙一重でもあるので難しいですが。
とは言え、とにかくカッコいい!と言えるアルバムではないでしょうか。
黒く光る鋼鉄の機械のような無機質な激しさに左迅の熱いシャウトが絶妙に乗っていて
ドライブにも適しているような気がします。
左迅と声はクセもないので一般にも受け入れ易いと思いますよ。
技術★★★★★
個性★★☆☆☆
歌詞★★☆☆☆
旋律★★★★☆
印象:男のデジロック!