Nicotto Town


アニメ日記


地球へ…観ました

全24話
原作が30年以上前の作品らしいです
少女マンガになると思いますがばりばりのSFですね。

テーマはすごく大きいなと感じました。
地球の環境汚染の為住めなくなり数百年、人類は植民惑星へと退去しました。
マザーコンピューターによって出産から教育にいたるまで管理されるようになります。
人間の成長過程で「ミュウ」と呼ばれる異端分子が生まれる(発生する)様になりました。
ミュウとはESP能力を持った存在で感情豊かな為管理にそぐわない不適格者として処分されるようになりました。
ほぼすべての人類はマザー管理下の為ミュウは処分すべきと教えられ
一方ミュウの生き残りは仲間を助けつつも人類への理解の呼びかけ、共存の模索する


マザーの申し子キースとミュウの指導者ジョミーの繰り広げるドラマといった感じでしょうか。
友情、愛情一切不要という考えを持つキース、しかしサムやシロエ、マツカ等様々な出会いによって
感情や自分自身での考えを持つようになりマザーの教えの限界を思うようになります。
ミュウの指導者ジョミーはというと人類と共存を模索しつつも目的の為とはいえ
非常に高いESP能力をもつ新しく生まれた仲間を前線で戦わせ続けます。
人類に化け物呼ばわりされていたミュウの中で化け物呼ばわりされてもおかしくないような扱いをするようになります。
この対比は興味深かったですね。

ただ、タイトルのある地球へという意味とつながらないんですよね
なぜ地球へ向かうのかがあまり触れられていませんでした。
環境汚染はマザーの歪められた教育と思ってたのでしょうか。
結局環境汚染のひどい地球をみて愕然とするシーンは良くわかりませんでしたね。
マザーが地球にあるのがわかっていてそれを何とかする目的ならわかるのですがそんなことなかったですからね。
後、キースのメッセージで人類がみんな一斉に暴動を起こすのも不自然に思いました。


マツカ、サム、シロエなどの脇役が良かったですね。
最後の地球に草木があるシーンも良かったです。

登場人物
ジョミー(cv斎賀みつきさん)
ソルジャー・ブルー(cv杉田智和さん)
フィシス(cv小林沙苗さん)
キース・アニアン(cv子安武人さん)
トォニィ(cv杉山紀彰さん)
セキ・レイ・シロエ(cv井上麻里奈さん)
サム(cv羽多野渉さん)
ジョナ・マツカ(cv高城元気さん)




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