一つ目のら猫
- カテゴリ:自作小説
- 2011/06/18 11:17:54
空を飛び水中も何のその
アナーキーなスパーキャット
その名は遊蕩(ゆうとう)黒猫ゴキキャン
「我は一つ目のら猫、ゴキキャンである」
のら猫であるので御主人と呼ぶ飼い主は無し
今日も人間社会でのらをこく
「何のいな、何のいな」
すばては「何のいな」と言いたいが、腹が減ったのはどうしようもない
それに人間の女を見ると異常に興奮する
「すべてはピンクで始まりピンクで終わる」
しかし金が無ければ女にも近寄れない
そこで猫を被って女に接近
エサを貰ってサービスするのだ
そもそも人間という生き物はプライドが高く、自分程偉い生き物はいないと思っている
生き物の頂点に君臨し、他の生き物をエサに繁栄を成し遂げている
今のところ共食いはしないが、縄張り争は日常茶飯事
争い事が三度の飯より好きなようだ
不真面目な猫に思いたい奴は思えばいい
「思いたい奴には思わせておけばいい」
ばあちゃん猫の口癖だった
自分が我慢するか他に我慢を強いるか
「一匹のら猫のワシにはかかわりのないことでござんす」
今日もエサを求めて放浪するのでござんす
























