照れてJIN-仁
- カテゴリ:テレビ
- 2011/06/20 21:33:16
タイトルは、youtubeで知った歌のモジリです。
観てるわけです、JIN-仁を。
いまさら、レビューを書かずとも、ホント良く出来た作品です。
TBSは、これを作る力があるのになぁと嘆かずにはいられません。
でも、やはり書いちゃいます。
昨日ウルウルだった場面のことは。
昨日は、結局は死んでしまう龍馬さんが、最後に南方シェンシェィと話すところが最高視聴率でしょう。
僕のポイントは2つ。(以下、台詞はうろ覚えですので、ご容赦ください)
1.仁が、龍馬に「シェンシェイのおった世界からしたら、この時代なんて変なとこばっかじゃろう」と言われて、そんなことはないと否定して「夜は暗い。僕のいた時代(現代)は、灯りがいっぱいで、夜なんて感じなかったけど、ここ(江戸時代)は、夜になると暗くて、提灯がないとどこにも行けない。提灯が消えたら、誰かを待たなきゃいけない。一人じゃ生きられない、そんなこと思ってもみなかったけど、そう本当に思う」と言うのです。
私は、原作マンガをキチンと読んでいないので、この台詞が原作どおりなのか分かりません。でも、あの地震のあとの暗い街を指しているのかなと思いました。
このあと、仁は江戸の人はよく笑うことも江戸のよさに挙げています。
2.死ぬ間際に、龍馬さんが必死で仁に尋ねます「シェンシェイ、ワシのやったことで、この世は、シェンシェイのような優しくてバカッ正直な人間が幸せになれる世になるかのう。」この作品の龍馬さんらしい台詞だけど、いま、日本では、優しくてバカっ正直な人が幸せを失いかけています。龍馬さんの気持ちに応える政治家が一人でも多くいて欲しいなぁ。
実際の龍馬さんは、こんなヒーローではなかったけれど、でも、龍馬さんだけでなく多くの人が、もっとみんなが幸せになる世の中を願って、明治の世を生きて行ったと思うのです。
って、仁と関係ない部分でウルウルしてたということに今更気付きましたとさ。
でも、誰かの幸せな明日のために頑張ろう、自分の幸せを分けあって、お互いにその幸せにありがとうと言えるようになろうと、思ったので、日記に書きましたとさ。
おしまい
JIN-仁は、これからも再放送とかCSとか色々放送あると思うので、ぜひぜひ一度ご覧下さい。
総放映時間は、大河ドラマ半分程度にはなるのですが、これ以上はないというほど簡単に時代背景や歴史の出来事は纏まっているので、誰でも馴染めます。
私は、松本良順先生を、新撰組・幕府シンパ以外で描かれたの初めて観ました。少しマイナー実在人物や設定を上手く織り交ぜていて好きです。東芝の創設者も登場するのですが、スポンサーの関係か、それに触れてないw
明治維新については、革命ではないって厳しい意見もありますが、志士の多くは武士といっても農民とさして変わらぬ者達であって、国を変える=よくする=みんなのために、という気持ちはすごい強かったんだと思っています。そして、たぬ休さんのいうように、どの立場の人にもそれは概ね共通していたんだと信じたいです。
個人的には、小栗忠順が幕末~維新の登場人物ではダントツで好きですね。彼はイケニエ的に西軍に斬首されちゃいますが、榎本達と函館まで逃げて、更に生き延びていたら、明治の歴史に彼らしい足跡を残せただろうに、残念です。
ちなみに、勝さんは、小日向さんが演じていて、私の知る限り、いちばん弱弱しい勝なんですが、あとから自叙伝wではさんざん大物に描かれてるけど、当時の彼は彼なりに悩んだり、弱かったりした部分もあったのかなぁ?と、なかなか満足でした。
とドラマを全く見ていない私がいうのも何ですが。
龍馬の役割というのは手紙が多く残っている割りに不明な点が多いですが、欧米列強のエージェントみたいなものだったんじゃないかといういつぞやテレビで見た説に賛成したいですね。
エージェントだから当時仲の悪かった薩摩と長州の間にも入っていけたし、貿易会社のようなこともできたと考えるのが自然ではなかろうかと。
そして明治維新直前というのは彼の価値が変わる転換期だったのだろうとも思います。
龍馬にしても西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允といった討幕派や、勝海舟、小栗美作といった幕府側の人にしても、それぞれに理想があって自分のできる範囲のことをやって行く中で、生き残る人とそうでない人がいただけのことなのでしょう。
今の世の私達も人任せにしてばかりいてはいけないのでしょうね。
大事なネタ 書き忘れてた。
JIN-仁の前番組が、日本vsクェートのサッカー試合だったのですが、アナウンサーがすっごく「時間通りの放映終了」にピリピリしてました。最後は、解説の人の話も打ち切り、監督レポートもそっちのけ。
そう、ドン尻のTBSにとって、JIN-命だから、放送開始ずれたら、録画してる人に焼き討ちされるから、必死だったのです。
本来の前番組の「クイズ・タレント名鑑」(これ大好き)で、誰かが「ホンマ、JINにだけでは迷惑かけたらアカンから」と言ってたのが、マジウケました。
番宣はよく見るのですが、時間帯がちょうど寝かしつけにかぶったりして見れてません(>_<)
でも、でっちさんのブログを見て、録画してでも見ればよかった~~と激しく後悔。
もっと早く教えて下さい…ってわたしニコタ始めたの6月からですが(^_^;)
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半ば八つ当たりのようなコメントですいません。
>、灯りがいっぱいで、夜なんて感じなかったけど、ここ(江戸時代)は、夜になると暗くて、提灯がないとどこにも行けない。提灯が消えたら、誰かを待たなきゃいけない。一人じゃ生きられない、そんなこと思ってもみなかったけど、そう本当に思う」と言うのです。
シェンシェイ、良いこと言った!!きっと今の世の中って便利過ぎて、ほんとに何でも一人でできるって錯覚しちゃってるのかもしれませんね。人と支えあって、お互いを認め合って、ありがとうって言い合って…そうやって人って幸せになるのかもしれませんね。
>、誰かの幸せな明日のために頑張ろう、自分の幸せを分けあって、お互いにその幸せにありがとうと言えるようになろうと
でっちさんも良いこと言った!!座布団十枚!!…とおふざけでも言っていないと、ウルウルもらいそうです(;_;)
ぐるぐるからこのブログへのつなぎ、さすがでっちさんと感心するペー子でした。おしまい(マネ)