【あらすじ】世界環境サミットのテロ対策に備え、対策室もテログループ・黒い月への対策の準備を始めた。絵里子は所轄にいた木元を呼び戻し、彼女に探らせていた所轄の情報を対策室のメンバーに報告する。その頃、会社員が爆死させられるという事件が２件発生。黒い月との関連が疑われ、対策室は捜査を始める。被害者は２人とも経営建て直しのために送り込まれてきた元銀行員で、以前は同じ静岡支店にいたという。一方恋人の楓にプロポーズした片桐は、娘の部屋に田舎から出てきていた父親・藤森と鉢合わせしてしまう。

【感想】詰め込みすぎ！ 爆死事件と黒い月事件が交差して、ただですらわかりづらいところに、片桐の恋話まで入って盛り過ぎでしたね。冗長な回もあっただけに、どうしてこうバランスが悪いのかと思ってしまいました。いやー、しかし、いやーな雰囲気を醸し出して、息がぴったりの対策室コントを分断していたハセキョー。やってくれましたね。まぁ以前誰かとこっそりヘンな電話をしていたので、恐らくピーピーとつながってるなとは思ってましたが、いきなり溝端をズドンですよ。それまでさんざん射撃が下手なフリをしていたのは、芝居だったのかな。まぁあんだけ至近距離からなら小学生でも当てられそうな気はしますがｗ てことは、黒い月を利用して首相を暗殺しようとしているのはピーピーなのかな。田所は何故協力してるんでしょう。息子でも人質に取られたのかな。某所では田所と一平が示し合わせてピーピーの前で芝居をしてる、つまり田所二重スパイ説が出ていますが、私は実際に撃っちゃってて欲しいですね。だってそれだと3rdシーズンで彼女はレギュラーできないじゃないですか。もう１人だけ異質な雰囲気醸すのはやめて欲しいんですよね。かくして溝端は撃たれ、絵里子と片桐は逮捕され、ヤマムーと岩井は死体を目の前にしてやっぱり逮捕されるのかな？ 対策室で残ったのは木元と民間人の理香だけになってしまいました。先手を打たれまくってますが、対策室に勝機はあるのかな？ まぁ最後には勝つんでしょうけど。しかし、何故ピーピーは首相暗殺なんか狙ってるんでしょうね。１年ごとに首相がくるくる変わる日本において、首相を暗殺する意味なんかあまりないと思うんですがねぇ。殺したって交替するのがちょっと早くなるだけでしょｗ ピーピーも政界にいるのなら、誰を殺せば一番日本が変わるか、わかりそうなもんですけどねぇ。でも、正直今の日本は誰を殺しても大して変わらない気がしますけどね。

【あらすじ】珠緒は由美子に、医大に入って医者になれたら、翔との結婚を認めるよう詰め寄ったため、つい由美子は承知してしまう。その後亮太たちが働く居酒屋で、亮太に何故失礼な由美子に対して怒らなかったのか問われた洋子は、将来珠緒の姑になるかもしれない人だからと答える。そして周囲からの批判も聞かず、珠緒は医大に入るための勉強を始める。由美子からしつこく、島田に会いに行くよう言われていた翔は、珠緒を連れて行くことにする。由美子の夫・健治はついにリストラされることに。長女・可奈は合コンで知り合ったトレーダーの北沢に接近、一緒に食事に行くことができた。

【感想】つい珠緒がんばれー！と言ってしまいたくなる展開ですね。しかし医者への道はかなり険しい模様。セレブな職業は医者だけじゃなく、珠緒に合った職業を選べばいいと思うのですが、それはだめなのね。しかし島田まで由美子に見下ろされた経験があったとは…。なんていやな家系なんだｗ まぁ元々貧乏で、這い上がることができたからこそ逆に、そういうことにこだわるのかもしれませんね。予告で翔が満津枝に金をせびっていたので、やはり資金はあそこから出させるようですね。しかしもう事情は由美子に知れているので、満津枝が素直に金を出すでしょうかね。まぁこういう場合最終的に出すんでしょうけどね。息子のことに気を取られている間に、夫がリストラという足元をすくわれる自体がおきてますが、どうなるんでしょうね。健治はリストラされたことを由美子に言えるのでしょうか。夫はリストラ、息子は家出と、希望は可奈だけですが、こちらは他とまったく違う民放の恋愛ドラマみたいな展開になってますね。北沢はすんごいナイスガイですが、本当はどうなのかなぁと思います。可奈は美人だし、遊び相手にしようくらいにしか思ってないんじゃないのかとか。あのまんまいい人なら、眞島贔屓の私もいいんですけどねぇ。あと気になるのは、今のところまだ珠緒のことを無理だろうとは思いながらも応援している翔ですが、珠緒が勉強勉強ばかりで翔の相手を全然しなくなってしまったら、そのうち嫌気が差してくるんじゃないかなぁとちと心配ですな。それはそれで面白いんだけど。いずれにせよこのドラマは、翔がちゃんと大人になって、どんな人生を歩むにしろ、もうちょっとしっかり歩いていかないと終わらないような気がしますな。