自作ホラー小説「その扉を開けるな」最終話
- カテゴリ:自作小説
- 2011/06/26 11:58:19
その後も、次々と、生徒たちが失踪していった。
僕は、友達と、あの扉を開けようと思った。
すべては、扉の謎を解き明かすため。
僕は、3人の友達と、扉を思い切って開けた。
そのとき
ガッ、カッ、カカカッ、
友達に異変がおきた。
どうしたの?と聞くと、友達は言った。
シネ・・・シネ・・・・・シネェエエエエエエエエエエエエエエエッ
うっ・・・・・僕は倒れた。
・・・・
おきて!まさのりくん!
おきて!
ん?ここはどこだ・・・・。
だれかが、ぼくの名前を呼んでいる・・・・。
目を開けると、そこは、救急車の中であった。
お父さんと、お母さんが、涙を流している・・・。
なぜだろう。
お母さんは言った。
「まさのり、理科室の扉の前で血を流して倒れてたのよ」
あぁ、そうか、あの扉の前で・・・・・。
そのとき、お母さんは、異様な笑い方をした。
まるで、悪魔のようだった。
「まさのり・・・・もう終わりだね」
お母さんは、そういった。
そして、僕は刃物で刺された。
うっ・・・さされたときの痛みをまた感じたのだ。
目が覚めると、理科室の扉の前にいた。
いったい、どうなっているんだ・・・・。
いけない、扉の謎を解き明かさなきゃ
また、急いで扉を開けると、血まみれの友達が、ニヤーッと笑って、僕を刺し殺した。
目が覚めると、救急車の中・・・・。
お父さんとお母さんがいた。
すると今度はお父さんが、悪魔のような笑いを放った。
どうして・・・どうなっているんだ!
すると、お父さんは、刃物で僕を刺した。
まさか・・・刺し殺されるのを、このまま続けなきゃいけないのか・・・。
あの扉を開けた人は、ずーっと、刺し殺され続けるんだ。
そう思った。
刺し殺され続け、1週間がたった。
今度は、僕が、人々を、刺し殺す番だ。
よーし、誰を最初に、殺そうかな・・・・。
そう思いながら、最初の犠牲者を探して歩いていくのだった。
皆さん、今度は、あなたの学校に、その扉が来るのかもしれません。
まさのりくんは、誰を殺そうとしているのか、それは、あなた方の、ご想像に、おまかせいたします・・・。
~おわり~
学校にその扉が来たら
バカな男子は絶対開けると思うなwww