Nicotto Town



「人形にも魂が宿る国です」

BSプレミアム 新日本風土記「人形 愛し愛され」

人(ひと)の形(かたち)と書いて「人形」(にんぎょう)
―土偶・ひな人形・操り人形、フィギュアなど日本人は、はるか太古の昔から暮らしの中で人形と独特の関係を築いてきた。無病息災や五穀豊穣への願い、死者の鎮魂や神への畏敬の念、そして娯楽や憧れ…人形には地域に伝わる風習や信仰が奥深く潜んでいる。
「ひな祭り」は、もともと京の貴族たちの結婚式を表し、その後、子どもの幸せを託す行事として全国に広まっていく。
江戸時代、大阪で花開いた「人形浄瑠璃・文楽」は、微妙な心の動きや繊細な仕草を映す。そこには、長年研鑽を重ねてきた人形を操る人形師ならではの技があった。
人間国宝の人形師は「物言わぬ人形に物を言わしめたい」とまで語る。
なぜ此処まで人形は私たち日本人の心を捉えるか。
なつかしく、美しく、そして妖しい、人形と人との物語。
「新日本風土記」BSプレミアム 毎週金曜午後8:00~8:57

☆もともと人形は呪術的なもの。ヒトガタとして病気や災難を移し、流す。
それが人形遊びという形をとっていった。ごく当たり前のこととして捉えているけれど
実はこれは日本独特のもの。
中国でも朝鮮でも人形は呪術的なものでしかないのです。 
人形のための寺や供養するという発想もない。
しかし日本では平安時代にすでに人形遊びが行われています。
人形の文化は世界的に見ても日本ほど長い歴史を持った国はないのです。
モノに魂が宿る。自然を神とした独特の感性は命なきものにさえ、命を見る。
意外だったのは、ケンタッキーフライドチキンのカーネル人形は日本産だったこと。
知名度が低く、売り上げが伸び悩んでいたとき、アメリカ人のスタッフが
日本の招き猫をまねてつくらせたんだとか。そして売り上げは右肩上がりに…。
恐るべし招き猫。

ボークスのドールも新しい人形文化の一つといえるでしょう。
自分が手に入れたいとまでは思いませんが、欲しいという人の気持ちはわかります。
私はアンティックドールに興味をもっていたことがありますが、
今の人形作家なら恋月姫さんでしょうか。
退廃的な表情の人形がたまりません。エロスとタナトスが同居しています。
浅草橋での個展に友人と行ったときの友人の言葉。
「クスリとか打たれて薬中になったようなうつろな目をしててあたしダメ」
なるほどなーと思いました。そちらが健全な感覚かもしれません。
暗く退廃的な香りに私などは惹かれるんですけどね。
番組では清水真理さんが紹介されていました。

カラクリ人形も独特です。西洋のカラクリ人形はきちんと同じ動作を繰り返しますが
日本ではわざと失敗するように作ったりしたそうです。
絶対に失敗しないのではおもしろくない。人間のようにたまに失敗するようにわざとつくる。その不安定なところに人間くささを感じて共感する。
江戸時代、軽業をする人形に観客が「がんばれ!」などと声をかけたりしたそうです。
現代のアシモのようなロボットにも通じるものがありそうです。

アバター
2011/07/05 00:45
私をお嫁に連れてって ((((((((((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
私をスキーに連れてって の映画のオマージュ
ガクガクブルブル((;゚Д゚))ガクブルガク
アバター
2011/06/30 18:30
最近、母が風水的に考えて「玄関に人形を置いたらいけない」って言ってます^^;

京人形とか雛人形とか美しいですよね^^
アバター
2011/06/30 10:39
日本ではからくり人形は、心配するように出来てる。
これってまさに日本文化ですよねー。日本人独特というか。

駄目な子ほど、応援したくなるというかw
まあ人間であることの優越感も得られるんでしょうね。
アバター
2011/06/29 21:27
コメントで例に出した子は、市販のものを買ってきての改造です。
パテやらやすりやらエアブラシやらいろいろ持っていました(゚Д゚)
改造というかもはや改良で、そのクオリティは半端なかったです。

陶器で作っている子もいましたよ^^目もガラスで作って。
その子のお人形さんは大抵内臓が見えていたので、グロく感じましたけどねwww
アバター
2011/06/29 00:21
ケイさん
そうですね。西洋では人間こそが神に選ばれたこの世界の統治者なので、
その人間を模したものである人形は人間を脅かす存在になってしまうのでしょう。
お友達にそういった方がいるのは貴重ですね。改造というとオリジナルで作っているのとは違うのですか?面白いですね。

弐破於さん
確かに家族がいると微妙に悩みますね。友人と秋葉原で見たときも、
あまりにかわいらしくて欲しがる人の気持ちがよくわかりました。
でも、どの子もかわいくてここから一人選ぶというのがものすごく難しいと思いました。
アバター
2011/06/28 23:30
人形って、何故か惹かれますね。
昔、こんなのとか無性に欲しかったのですが、
http://www.volks.co.jp/jp/superdollfie/sd/sara_r/sara.aspx

家族に白い目で見られそうなので断念しました。(;;
アバター
2011/06/28 22:20
うさたさん
ジュサブロー氏は広島の方でしたか。すごい存在感の人形ですよね。芸術といっていいですね。
天野可淡氏は私も写真だけです。なんというか情念とか心の深いところを揺さぶられます。
四谷シモン氏の人形も印象的です。球体間接人形を日本に根付かせた方ですね。
このバリエーションの多さが日本独特のようです。
アバター
2011/06/28 22:18
なんとなく西洋なんかはロボットに対して「いつか人間を乗っ取る存在」って感覚なイメージがあります。
日本人的にはロボットの立ち位置は親しみやすいアトムですよね。
アニメなんかで世界を支配する悪のスーパーコンピューターが出てきても、日本人は結局
「一番怖いのは人間」で締めるイメージ。

まあ日本人形は別の意味で怖いですけど笑
私も友人が球体関節人形の改造をやっていて、面白そうだなあと思います。
顎を削ったり、目を閉じさせたり、唇のしわを描いたり、目の下のラインに少しツヤをつけたり。

わざと失敗するカラクリ人形って凄いですね。そんなんがあったんですね~。びっくり。
アバター
2011/06/28 21:51
これは見たかったですね。
残念ながら見逃してしまいました。
人形作家の大家といえば、辻村寿三郎。
広島の三次出身なので、毎年県内で展示会をやっており、
いつも観に行っています。
人形本体だけでなく、衣装が素晴らしいですね。
あのような布をどうやって手に入れるのか、あるいは作るのか不思議です。

若くして亡くなってしまいましたが、天野可淡の人形は、すごい迫力があります。
残念ながら写真でしかみたことがありませんが、ぜひ本物を直接見てみたいです。

ボークスの人形も一時期は人気がありましたね。
広島にもボークスの店があります。
昔は多くの客で賑わっていましたが、今はかなり減りました。
やはり、肌の質感は、手作りの創作人形にはかないません。
アバター
2011/06/28 21:18
人間の魂が宿りますね。

ぬいぐるみ でも、僕が小さい時から心があると思ってたので、
現代ゴミ捨て場に捨てられていると信じられずショックです。人間が・・・・。

使えそうな物は正直、持ち帰ってます。 ごみ屋敷の人の気持ち解ります。^^
アバター
2011/06/28 21:09
ビクターのわんちゃんほしいっす^^
http://twitpic.com/5ht0k7

ちなみに
http://www.youtube.com/watch?v=RCfstWh7OV8&feature=related  オカン!!^^



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.