Nicotto Town


濃すぎる毒入り日記


織田の血

まだ「江」を見ています。でも、「観ている」ではなく、食べながらどころか、ひどいときは料理しながら見ています。それで十分にストーリーが分かるのが笑えます。でも、この作品は、自分の実の子を奪った、自分の伯父を殺し自分の運命を暗転させた一族の女と、大喧嘩をしてからが面白いので、ひたすら我慢です。毛もロクに生えてないようなガキが、マセた口を叩きまくるのが、ここ数回で一番イラッとしてます。

さて、本題。
この番組もあって、GWに福井に旅行に行きました。所在もハッキリしない北の庄城の上に柴田勝家を祀った柴田神社と、市と三姉妹を祀った三姉妹神社にも行きました。さすがに観光客がいっぱいでした。でも、ガイドさんに尋ねたら、三姉妹神社は最近できて、こないだまでは人も来なかったそうです。福井の人、正直すぎw
で、思ったのが、市とか茶々(淀君)って何でジジイと結婚したんだろ?ってこと。市は30前で未亡人になって37で60過ぎの柴田勝家と結婚。茶々が秀吉に手籠にされたのは18歳で秀吉は50過ぎ。500年前なので、中年以降は10歳は年齢を足したくらいが現代人の容姿なので、前者はヨボヨボ婚、後者に至ってはグロテスク。
なんでだろ?
前者は、市という信長の近親者が加勢することで正統性を打ち出すための形だけのものと言われています。愛もなにもないでしょう。市は、織田の血筋が、卑しい百姓の秀吉に汚されるのをきらったのだと思いますが、ここでの血とは血統とか家系程度の意味で、生物学的な血は意味しないと思います。
で、茶々については、汚いジジイに手籠にされたときに、自己逃避があったのだと思います。私の手で織田の血を再興するのだと。つまり、子供のいない秀吉、豊臣の後継者の欲しい秀吉(養子はいたが、しょせんは百姓家族の血筋なので、後継者としての正統性を欠く)に、子供が出来たよーと腹をみせる。どう考えても秀吉の子ではないが、そんな恥さらしも認められないし、織田信長の血筋を引く子は、秀吉には必要だったので、見て見ぬ振り。自分には出来なかった秀吉との子ではないので、妻おねも平気な顔。
動機は別だったにせよ、市と茶々は、織田の血すじを残し、自らを中継ぎとして、織田信長の血を引くものが天下を治めていくことを夢見たのかなぁ

女性でもなく、子供もいない僕には想像しづらいのですが、なんとなくそんなことを想いながら、福井名物のおろしそばを食べたのでした。

#日記広場:勉強

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2011/07/02 15:49
↓行きたい・・・(と人のブログですいませんw)
 福福つながりとはいえ、なかなか縁遠い?土地なので、いつかはカニ食べにいきたいな~。
 イチヤさん、案内頼みますww(って。人のブログでたびたびスイマセンw)
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2011/07/01 20:55
越前がにも福井の名産品です><
時期は確かに違いますが、でも福井と聞いてすぐに浮かんでもらえるのは嬉しいー。
(何せ知名度が低い県なのでw)

よければ是非、かにの季節にもお越し下さいv 解禁は11月過ぎでございますw
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2011/07/01 20:48
ペー子さん へ

そのうち、イチヤさんが教えてくれると思うんだけど、
確かに福井ってカニを前面に押し出してる気がする。大阪の人は、福井を夏の海水浴・冬のカニと裏庭のように呼んでいたしw最近は、養殖技術の進化で、カニとフグが一度に食べられるんだそうです。いいなぁ♪
そういえば、関東~東北の太平洋側では、福島はカニの産地だよね。「だったよね」じゃないから、絶対、♪カニ喰って行こう♪という冬が今年か来年には来るといいよね!

そうそう、福井は山海の食材に恵まれてお米も美味しいようです。確かに美味しかった。
で、ソースカツ丼文化圏だから、福島と一緒?

って、なんで他県人の僕が、福島と福井の福福見合いをしているのやらw
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2011/07/01 13:14
>ペー子さん、他の皆さんは、ヘンな文でも、いちおう「おろしそば」に触れているのに、何でカニ?
ちょっと悲しかったです(グスン)

どうもすいません<m(__)m>
食いしん坊なので、ついつい、福井と言われ越前ガニしか頭に浮かばなくなりました。
麺類は大好物なのですが、うちには自称手打ちそば職人がいるので、外で食べるおそばに興味関心が薄れつつありまして・・・。(すごい言い訳(^_^;)
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2011/06/30 20:17
リンさん、そうですね。
人の命の重さというのが、今とは全く違う時代ですよね。
名誉や家のために家族を殺したり、庶民の命もあっさり奪われていたし。

当時は、特に大名や姫には婚姻・恋愛の自由は少なかったんでしょうね。
一方で、男は側室がいたり、そもそも、見合い結婚よろしく愛を育んだ人達もいたことでしょう。

ただ、愛とか以前に、何十歳も違う人に抱かれるのは、ホントイヤかなぁと。
ちなみに、家康は30半ばの男盛りのときに、秀吉の妹で50近い人を押し付けられます。
重き荷を背負ってるなぁw
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2011/06/30 20:12
ペー子さん、他の皆さんは、ヘンな文でも、いちおう「おろしそば」に触れているのに、何でカニ?
ちょっと悲しかったです(グスン)

江は、いつまでたってもツマラナイ気もするけど、
秀忠と結婚して、子供をポコポコ産むうちに、女性のたくましさ、嫉妬深さなどに目覚めて、イヤな女になるなら面白いよ。
・ 旦那の側室を許さず、旦那の浮気相手に直談判とか、子供捨てろとか凄む。
・ 偉大な父と比較され、力むほどしくじるダメ夫のケツを叩きまくる恐妻。
・ 長男を乳母・春日局にとられ、二男を溺愛し、三代目将軍継承をめぐり、女のケンカ。
大河では、やらないかも・・・

そうそう、秀忠がこっそり浮気して産ませた子が、会津藩の始祖だわ。
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2011/06/30 20:06
たぬ休さん

おろしそば 美味しいですよ。
たぶん、そば自体が店々でキチンとつくっているのと、大根とその辛さにこだわっているのでしょう。

市については、織田の家が百姓あがりの醜い猿に乗っ取られるのが我慢ならんというのが、根っこですかね。
浅井家への思い入れはないってのは、江には出てこない嫡子は、自分の子じゃないし、やはり夫が兄を裏切ったというのは(ある意味、市の存在を否定してるわけだし)わだかまりとしてあったのではないかと。

茶々の方は、もう僕の妄想だけですね。秀吉に手籠にされるのは定めと理解できても、いざヨボヨボの老人に抱かれるとなると気持ちは別ではないかと。その屈辱を紛らわすために、猿に恥ずかしめを受けるくらいなら、織田の血を残したいと、誰かと逢瀬を重ねた。相手は誰でもよかったのでしょう。(いちおう、秀吉存命当時から、茶々の相手をいぶかしむ声はあったようです)

茶々には、織田家復興といった政治的ビジョンはなかったのでしょうが、秀頼が猿の血を引かぬ織田の血統と信じて、ひたすらに秀頼の天下を夢見たのかなぁと。何の根拠もないんですけどねw

こういうドロドロした話で、江は進めてくれたらいいのになあw
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2011/06/30 19:55
イチヤさん

ご当地人だったのですね、それはご挨拶にも伺わず失礼しました(来るなって)。

福井の人気は勝家&市でしたか、大きな福井城を築いた秀康公でも、維新のストーリーを実質書いた春嶽公のブレイン達でもなく、朝倉氏でもなく、一番福井生活の短い二人とは・・・あ、でも納得です。

江は、半年経っても10年程度しか進まず、彼女も20歳にも至らないし、ただの秀吉に囲われた姫ですからね。
大河の主人公は、飛び回り、多くの人と交わらないと、話になりません。
そのハンディを逆に活かして、面白かった篤姫と同じ脚本家って何か信じられませんよ。
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2011/06/30 19:50
リュウタ
>わからん
すまん、ゆるしてくれ。

この4文字は重い。
わかりやく かんけつに だな。
でっちだけに 修行不足を痛感。
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2011/06/30 10:38
イラッとする気持ちは何となくわかりますw。

私は歴史はあまり分かりませんが、昔の「結婚」と今の「結婚」は
全く意味が違うんだろうな~とは思っています。
相手がどんな人だろうと、政策の方が先だっただろうし。
関係ないけど、家康は実子を殺しても政策の方をとったし。

まあ……愛ゆえの結婚というのは、現代の人間しかできなかっただろうと推測します。

無知ですんません。福井のそば美味しかったですか?
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2011/06/30 10:05
福井!かにかにかにかに・・・とGWと言っているのに蟹のことしか頭に浮かばないおバカなペー子です。

女性でかつ子供もいるけど、お家柄もなにもない、ただの自由な現代人のペー子には想像しにくいな(>_<)

今の時代の女性とはまた違う、もっと心の奥深く、芯に、今の私たちなんかより恐ろし~い強さがあったのかなあ、なんてぼんやり思いますが。

個人的にのだめの上野樹里は面白くて好きだったし、大河の「篤姫」は見ていて歴史に詳しくない私でも面白くて好きだったので、江も女性の大河と楽しみにしていましたが、あまり見てません・・・これから面白くなるんですかね・・・へへへ

いつも土曜再放送を見てるので、面白いときは教えてくださいww(ずうずうしくもw) 


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2011/06/30 05:51
福井に行かれていたのですか。
おろしそば、おいしそうですね。

当時の武家の姫様に伴侶を選ぶ権利があったかはかなり怪しそうですが・・・

市の柴田勝家への再嫁は本能寺の変・山崎の合戦の後、織田信長嫡孫の後見という名目で独自の行動を取り始めた羽柴秀吉に対する危機感が織田家にあったということでは。
このままでは全て持っていかれるぞという。
(実際持っていかれたから杞憂でもなかったし。)
北の庄城落城のとき、市には前回同様娘と一緒に城を出るという選択肢もあったはずですが、出ていたら確実に秀吉が自分のものにしていたでしょう。
好き嫌いではなく「これで自分が後継者」と主張するために。
それがわかっていたから一緒に自害したのかな~

茶々のは当時の力関係を考えたら仕方ないでしょうね。
彼女の意思なんて考慮されたとは思えないし。
市の血統の一番の後継者は長女である彼女であることは周知の事実だったろうし。
彼女の子が秀吉の血を引いているかどうかはどちらともいえませんね。
秀吉には長浜時代に側室の子がいました(早世)から、子どもを作れなかったというのは俗説です。
側室の数に比して生まれた子どもが少ないので、疑念を挟む余地はありますが。
滅ぼされた家の当主が悪くいわれるのはよくあることなので、豊臣秀頼の正統性を否定するための噂の流布だった可能性もあります。

彼女達が浅井家や織田家の血筋を残そうとしたという説もありますが、それもどうなのか。
全く意識していなかったということもないでしょうが、それにしては血縁者に対する対応が淡白な気も。
浅井家の男子は仏門に入っていましたが、供養が許された以上、還俗して再興することも可能だったろうと思うのですが。
織田家も家格は高かったといっても天童藩は小藩でしたしね~
彼女らには血族を子孫の藩屏とする発想はなかったように思われます。

「江」、面白くなるのかな~ 本当に。
なんであの時代を生きてきて発想が現代人なんだろう・・・
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2011/06/29 22:48
おや!福井来られていたんですね。ウェルカム!!
おろしそばはいかがでした?

三姉妹神社はまあ、「大河になっつんたでのう」とイソイソ準備していただろう姿が浮かびます…。ただ、毎年春に行われる時代行列では、柴田勝家&市役を有名人を起用し大掛かりに行うのでこの二人のネームバリューは大きい…かな?

江はあの時代のそれも武家の教育を受けた人間に対し、完全に今の価値観で脚本を書いているので残念すぎる話ですね…。
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2011/06/29 21:31
わからん



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