自作ホラー小説「呪われた5年1組」第二話
- カテゴリ:自作小説
- 2011/07/02 22:04:41
やっぱり、呪いって、本当に、あるんだ。
僕は、あの事故の大怪我で、呪いは本当にあるんだと確信した。
しかし、学校には、かよわなくちゃいけない。
学校に行きたくない・・・・。
そんなことを思いながら、
地獄の一日が、また幕を開けるのだ。
「おはよう」
いつものように、教室のドアを開ける。
そして、いつものように、友達が、僕に話しかける。
「おい、お前その怪我・・・」
「うん・・・そうだよ・・・」
「お前、本当に、呪われたんじゃ・・・・・」
「た、多分・・・・・そ、そうかもね・・・・」
そう答えたときだった。
「ら・・・わたじょぽだじょpそぱおぽぱおpとぱおtじょぺあおjぺとpじゃっら・・・・」
僕の口が勝手に開き、意味不明なことを言ったのだ。
「おい、お前大丈夫か!しっかりしろ!」
「あっ・・・ごめん・・・・」
本当に、先生の霊が、取り付いたのか・・・・・。
授業が始まった。
今日から、死んだ先生のかわりに、違う先生になる。
新しい先生が入ってきたとき、僕は、思わずこういったのだ。
「お前・・・・お前は、先生になる資格はない・・・今すぐ・・・出て行け・・・・」
なぜだ・・・・なぜ・・・僕の口が勝手に開く・・・・。
クラスのみんな、そして先生は、呆然とした。
先生は、すぐ教室を泣きながら出て行った。
クラスの皆が、僕のことをいじめてきた。
「なんで、新しい先生の悪口いったんだよ」
「最低ーまさなおってそんな人だったんだ・・・」
そんなことをいわれていたとき、
僕の、たったひとりの親友がこういった。
「まさなおは、わざと言ったんじゃないんだ・・・・勝手に口が開いただけなんだ」
クラスの皆は、そんなこと信じるわけない。
「お前、まさなおの味方しやがって、最低だな」
だが、親友は、話を続けた。
そして、親友の熱意によって、クラスの皆は、なんとか怒りが収まった様子だった。
ありがとう、あつや(親友)・・・・。
そう思っていたときだった。
僕の口が、また開く・・・・。
「お前らなんか、必要ない。き え ろ」
僕は、そういって、体が勝手に動き、教室を出て行った。
僕は、どこかへと走っていた。
片手には、僕のクラスのみんなの写真を持っていた。
体が、自由に動かない・・・・。
まさか!
僕の体は、神社へと向かったのだ。
そして、僕は、ポケットから、ライターを取り出した。
えっ・・・ライターなんて・・・もってくるはずがない・・・・。
なぜだ・・・・。
ライターを、地面に落とす・・・・。
炎がもえさかった。
そして、僕は、クラスのみんなの写真を、燃やした。
僕は、いつのまにか、大声で笑っていたのだ。
そう、僕が、死んでしまったあの先生になってしまうまでの時間は
半分をきっていた。

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- 白黒呪術師
- 2011/07/04 17:57
- 俺は先生を一生恨む生徒を呪うなんて!!(黙ww
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