Nicotto Town


しゅんちゃんのまぬけなのろま日記


自作ホラー小説「呪われた5年1組」第二話

やっぱり、呪いって、本当に、あるんだ。


僕は、あの事故の大怪我で、呪いは本当にあるんだと確信した。


しかし、学校には、かよわなくちゃいけない。

学校に行きたくない・・・・。


そんなことを思いながら、

地獄の一日が、また幕を開けるのだ。

「おはよう」
いつものように、教室のドアを開ける。

そして、いつものように、友達が、僕に話しかける。


「おい、お前その怪我・・・」


「うん・・・そうだよ・・・」


「お前、本当に、呪われたんじゃ・・・・・」


「た、多分・・・・・そ、そうかもね・・・・」



そう答えたときだった。



「ら・・・わたじょぽだじょpそぱおぽぱおpとぱおtじょぺあおjぺとpじゃっら・・・・」


僕の口が勝手に開き、意味不明なことを言ったのだ。



「おい、お前大丈夫か!しっかりしろ!」


「あっ・・・ごめん・・・・」


本当に、先生の霊が、取り付いたのか・・・・・。


授業が始まった。



今日から、死んだ先生のかわりに、違う先生になる。



新しい先生が入ってきたとき、僕は、思わずこういったのだ。



「お前・・・・お前は、先生になる資格はない・・・今すぐ・・・出て行け・・・・」


なぜだ・・・・なぜ・・・僕の口が勝手に開く・・・・。



クラスのみんな、そして先生は、呆然とした。



先生は、すぐ教室を泣きながら出て行った。


クラスの皆が、僕のことをいじめてきた。



「なんで、新しい先生の悪口いったんだよ」

「最低ーまさなおってそんな人だったんだ・・・」



そんなことをいわれていたとき、



僕の、たったひとりの親友がこういった。


「まさなおは、わざと言ったんじゃないんだ・・・・勝手に口が開いただけなんだ」


クラスの皆は、そんなこと信じるわけない。



「お前、まさなおの味方しやがって、最低だな」


だが、親友は、話を続けた。



そして、親友の熱意によって、クラスの皆は、なんとか怒りが収まった様子だった。


ありがとう、あつや(親友)・・・・。



そう思っていたときだった。


僕の口が、また開く・・・・。



「お前らなんか、必要ない。き え ろ」



僕は、そういって、体が勝手に動き、教室を出て行った。



僕は、どこかへと走っていた。


片手には、僕のクラスのみんなの写真を持っていた。


体が、自由に動かない・・・・。



まさか!


僕の体は、神社へと向かったのだ。


そして、僕は、ポケットから、ライターを取り出した。



えっ・・・ライターなんて・・・もってくるはずがない・・・・。


なぜだ・・・・。



ライターを、地面に落とす・・・・。



炎がもえさかった。


そして、僕は、クラスのみんなの写真を、燃やした。



僕は、いつのまにか、大声で笑っていたのだ。



そう、僕が、死んでしまったあの先生になってしまうまでの時間は


半分をきっていた。

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2011/07/04 17:57
俺は先生を一生恨む生徒を呪うなんて!!(黙ww



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