フィアフルコミュニケーション
- カテゴリ:日記
- 2011/07/05 02:14:29
気が付けば夏です。
これはもう、夏です。
夏といえば怪談・・・今日は少しだけ怖いお話をしましょう。
苦手な人は、回れ右、ですよ?
題して”フィアフルコミュニケーション”(おぞましき意思疎通)のお話です。
・・・握手って、どう思われます?
私、普通より握力がけっこう強めの人でしてね。
まぁ、だからっていうわけじゃないですが、毎回考えます。
どれくらいの強さで握り返すのがいいのか・・・。
・・・いや、別に初対面の人と握手して
「い、痛い痛い痛い!GRさん、ちょっと待って!!」
みたいな状況になるようなおバカさんではないですからね?
でも、どれくらいのもんなのかなって考えるんですよね・・・。
一つ、私が幼かった頃のお話をしましょう。
他の子供達と比べても、好奇心の塊のようだったと周囲は言います。
ある秋の日、母は私を冬物の服の買い物へと連れ出しました。
私は赤い軽自動車に揺られながら、今日は何があるのかと目を輝かせていたでしょう。
・・・一方で母は語ります。
「・・・若干、嫌な予感はしていた・・・」
私の地元はけっこうな田舎、買い物への遠出も子供にすれば一大イベントです。
母が服を選ぶ際もソワソワしっぱなしです。
「これはどう?」「少し大きい?」
母親の問いかけなど聞こえず、店内を探検したい一心・・・。
ようやく開放された子供は嬉しくて仕方ありません。
「近くにいてね?」
母親の言葉は・・・聞こえるはずがありません。
冒険家のような気分で店内を見て周り、そして出会いました・・・。
一人の、微動だにしない”面白い人”
世間ではマネキンと呼ばれている彼ですね。
よく出来ていたんでしょうね。
興味を持った私は近づいて・・・ツンツン・・・
・・・彼は反応しません。
服の裾を持って・・・クイックイッ・・・
・・・彼は反応しません。
コミュニケーションは徐々にエスカレートしていきます。
体を揺らしたり、強く引っ張ったり、腕をとって・・・
・・・・・・
一方で母親は、たまの贅沢にと自分の服を選ぶのを楽しんでいました。
ふと、どこかで子供が泣き出しました。
何があったのだろうと周囲を見渡します。
泣き声は徐々に大きく聞こえるようになっていきます。
嫌な予感が高まるに連れて、その声が我が子のもののように聞こえ始めます。
次の瞬間、声の主は目の前の通路の角から姿を現しました。
・・・案の定、自分の子供でした。
(どこかで転びでもしたのだろう)
恥ずかしいやら、呆れるやらで頭を抱えようとした彼女の目は捉えました。
子供はマネキンの腕を引きずりながら歩いてきます。
何が起きたのかわかりません。
逃げ出したい気持ちばかりが先行します。
その気持ちをグッと堪え、泣きじゃくる我が子に、何があったのか問いただします。
何を言っているのかわかりません。
とにかく現場へ案内させ、マネキンの腕をはめようとします。
冬物の服の袖がじゃまでうまくはまりません。
子供は未だに泣き止みません。
焦りばかりが増していき、周囲の目が気になります。
よく頑張った彼女も、とうとう限界が訪れました。
マネキンの腕を壁に立てかけ、子供を小脇に抱え、そのまま逃走・・・。
帰りの車の中で、泣きつかれた私はグッスリと眠っていたと言います。
その頃、壁に寂しく立てかけられたマネキンの腕は、人目を集めていたことでしょう。
そして・・・母は何を思っていたのでしょう。
・・・とまぁ、こんなエピソードです。
まぁ別に、これがもとで握手に変なトラウマが・・・みたいなことでもないとは思いますけどね。
・・・でも、もしかしたら、深層心理に働きかけるものがあるのかも知れません。
握手をする時の最適な握力は何kgくらいか・・・私はこれからも考え続けるのでしょうか。
当時の私はもんのっすごい怖がりでした。
そのくせ、好奇心がすごかったので、ことあるごとに問題起こして泣いてました。
怪我もいっぱいしました^^;
握力強い人もいれば弱い人もいるんですよね。
握力が強いのを悩むのもまた、贅沢な話なのかもしれません。
う~ん・・・難しい><
でも、マネキンの腕が取れただけで幼いGRさんに倒れたりしたのではないので
怪我されなくて良かったな…と思ってみたりしました^^
子供にはすごくびっくりな出来事でしたでしょうが……
握力弱い方なので、がんばっても非力だろうなって思う私です☆
・・・まぁ、大丈夫だったと思います。強い人ですから。
今の私も可愛いと思いますよ。
もうね、いつも鏡とか見て、すっごい・・・ごめんなさい、無理がありました。
・・・ってことは私は高知にはいけないですね。相手の手壊しちゃいそうで怖いです。
もしくは、握力トレーナーで手を思いっきり疲れさせて握手しましょうか。
そうだ!それがいい!
焦れば焦るほどうまくいかないですよね…そして恥ずかしくなって逃げる…まさに人間心理(`・ω・´)
小さい頃のGRさんは今のGRさんのももが想像するイメージとはだいぶ違います('-'*)可愛い~
握手って高知の人はおもいっきり力込めないとダメだと聞きました(゚ω゚=)
好きな人には思いっきり強く、嫌いな人にはソフトに握手します♪
う~む、おっかないお話のつもりだったのですが・・・可愛らしいですか。
でも、子供にすれば、腕が取れちゃう現象は怖かったんだと思うんです。
そして、母は母で・・・怖かったんだと思います。
というか・・・く、首ぃ!?ガクガクブルブルです・・・。
マネキンとわかっていても、子供の目にはこたえるものがあったのではないでしょうか^^;
みんな少なからず、似たような経験はしているのかもしれませんね。
母は、よく私の小さい頃の話題になるとこの件を持ち出します。
その時のことをハッキリと記憶している訳ではありませんが、この話題を持ってこられると、母に頭が上がらなくなってしまう私です・・・。
よほど印象に残ったエピソードだったんでしょうね^^;
そっと・・・の加減、なかなか気になっちゃいます。
あんまり細かいこと気にするタイプではないんですが、これはなぜか気になっちゃいます。
そうなんですよね。多少、周囲の目に過敏な母ではありますが^^;
誰か助けてくれそうなもんなんですけどね・・・。
みんな呆然としちゃってたのでしょうか。
・・・私自身はほんのうっすらとしか記憶してないんですけどね。
オチっていうほどのオチが付けられたかは謎ですが・・・
・・・はい、もう本当に申し訳ないことばかりです。
こんな子供時代でしたから、母に限らず、いろいろやらかしてきました・・・。
お母さん、腕を壁に立てかけるとは…w
よっぽどその場から離れたかったんでしょうね^^
小さい頃はマネキンを触りたくなりますよね。
自分の場合は頭をとってしまった事があります。
たまたま触れたマネキンが頭が取れやすかったので…。
小学生くらいの時でして、叱られるのが怖かったのですぐに戻しましたが^^;
お母さん、腕をくっつけようと頑張ったんでしょうね。で、焦ったりすると余計にはまらなくなるんですよね。
せっかくのお買いものが中断…でも、小さい子のすることなのでお母さんも「やれやれ」って苦笑していたことでしょうww
握手は、そっと力を込めるくらいで良いと思います(^^)
お母さん、逃走しなくても良かったのに~。
ちっちゃい子供のすることですし、周囲の目も冷たくなかったと思いますよ。
ていうか、店員さんがすぐに駆けつけてくれなかったんですね。
なるほど、そういうオチかww。
いや、久々に言い文よんだわw。
ってか、お前、何やってんだw。
逃げるしか退路をたたれたお母さんに謝っとけww