ふたつのスピカ
- カテゴリ:アニメ
- 2011/07/12 09:03:05
全20話
宇宙飛行士を目指す女の子の物語
子供から大人まで楽しめるハートフルな作品
かなり面白かったですね。
概要(色字は公式より引用)
有人宇宙探査ロケット「獅子号(ししごう)」が市街地に墜落し、
その事故に巻き込まれ母親を失った少女アスミは、
ある日、獅子号のパイロットの幽霊"ライオンさん"に出会う。
ライオンさんとの出会いはアスミのすべてを変えてゆく。
ライオンさんが語る宇宙への想いは、
いつしか幼いアスミに宇宙飛行士になりたいという夢を芽生えさせる。
感想
1話目から引き込まれたのは久しぶりです。
この作者は1話1話の構成から全体の話の持っていき方に至るまで非常にうまいですね。
よく練られて丁寧に作られていると思います。
心に響いてくるセリフ。BGM(特にハーモニカとピアノ)がまた良く合っていたと思います。
途中入ってくる回想話も少々恥ずかしい程青臭いけどハートフルなものばかり
本筋のストーリーのテンポを崩しかねないほど入っていますが
極端に阻害しているわけではなく話に関連性があり深みを持たせていますね。
あまりアイキャッチについて気にしたことは無かったんですが、
それぞれの動機や夢が違っていても目指すところは一緒と言うイメージが表現されていたと思います。
アスミ自身優秀でも何でもなく夢に向かってひたすらがんばっている
そんな姿もちゃんと見せているので深い共感を得られました。
父と娘、母と娘、友人とアスミ、先生とアスミ、など色々な問題やトラブルを経験しながら成長していきます。
その人それぞれの心象描写も十分伝わってきますのでのめりこめますね。
大人の事情は大人で解決し子供には関わらせない、子供の事情は子供で解決し大人は見守るといった見えない(見せていない)部分での構成も秀逸です。
ライオンさんの存在も大きいです。
先生のようであり友人の様でもあり兄でもあるそんな雰囲気でアスミを支えています。
子安さんの声がまた温かみがあり非常に合ってましたね。
一番良いエピソードはと思いましたがなかなか絞れないですね・・
遺骨の話、母の似顔絵の話、かさねの話、佐野先生の話、鈴成先生の話
無料券の話、まりかを探す話、うーん全然絞ってないw
大きな感動があると言うものではないですが
非常に丁寧に作られていて無駄な話が無いように思います
が・・その分いかんせん尺が足りない・・
一応、区切りよく完結になっていますが
出来ればもう少し明日見の成長を見ていたい
もう少し尺があれば名作になりえたかも知れないそんな作品でした。
人に勧めても大半の人が満足できる良い作品だと思います。
好きなキャラは
ライオンさん、府中野、まりか、塩見先生、父友朗
てかほとんどのキャラが魅力的でしたw
OP「Venus Say」Buzy も良い曲だと思います。
最初作品に合っていないのでは?と思いましたが
本編進んでいくうちに合っている気になるそんな不思議な曲でした。
http://www.youtube.com/watch?v=CZLBf7JYbe0
久々にこっそりURL貼り付けますw(たぶん全話見れると思います)
http://www.letv.com/ptv/vplay/765968.html
私のストライクゾーンが分かる作品でもあります。
がんばってる姿見せられると弱いんですよね^^
登場人物
鴨川アスミ(cv矢島晶子さん)
宇喜多万里香(cv木村亜希子さん)
府中野新之介(cv豊永利行さん)
近江圭(cv大浦冬華さん)
鈴木秋(cv甲斐田ゆきさん)
鴨川友朗(cv堀内賢雄さん)
鈴成由子(cv水野理紗さん)
ライオンさん(cv子安武人さん)
塩見(cv菅原淳一さん)
佐野(cv増谷康紀さん)
柴田かさね(cv半場友恵さん)
>みっちぇるさん
原曲の鯨もいいですよね~
短いですが「Venus Say」の方は歌詞が何気に好きですね
>ファレノさん
ずいぶん前で強烈なインパクトがある作品ではないですからね
アニメ版はサバイバル訓練のとこまでですね
最後の方はオリジナルですね
原作の半分もいってなかったと思いますよ
>yosiyosiさん
私は矢島さんはクレヨンしんちゃんが最初に浮かびましたw
ドラマ版あるようですが確かライオンさんが出てないんですよね^^;
同じメロディラインの「鯨」も好きです>//<
Buzy 、解散してしまったのが残念です(´・ω・`)
原作が完結したのはアニメ化よりもずっとあとだったので、
半分くらいまでだったのかな?
やけに巨乳の女優さんが、アスミを演じていたような・・・
矢島さんと子安さんのコンビだとガンダムWのピースクラフト兄妹を思い出しますね^^