汚染水配管、完全にちぎれる…修理メド立たず
- カテゴリ：ニュース
- 2011/07/14 23:11:13
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110714-OYT1T00552.htm
福島原発
東京電力は１４日、福島第一原子力発電所の汚染水処理システムが配管からの漏水で停止している問題で、ポリ塩化ビニール製の配管接続部が完全にちぎれていたと発表した。
破損部周辺は、放射線量が毎時１００～１５０ミリ・シーベルトと非常に高く、作業員１人あたり１～２分程度しか作業を続けられない。東電では同日中に稼働を再開したいとするが、放射線の遮蔽や作業方法について慎重な検討が必要で、修理の見通しは立っていない。
水漏れは１３日、仏アレバ社製の放射性物質の凝集・沈殿装置で、薬液を汚染水に注入する配管で起きた。
（2011年7月14日14時59分 読売新聞）
どういうことなんでしょう！事あるごとにトラブル発生。
こんな機械にいったいいくら払ったんでしょうね。
アレバ社の経営は福島の事故が起きる前からそうとう悪化していたようです。
そこへこの事故！千載一遇のチャンスと考えたのかもしれません。
ポンコツ浄化装置を高く売りつけたのではとかんぐりたくなります。
まぁアメリカ、フランス、原子力ムラで美味しい思いをしようとしているのは間違ってないと思いますが。
作業員の被曝も桁違いになってきます。
配管がちぎれたってことは、汚染水があたりに広がってるってことです。
一人１、２分しか作業できない線量になってるわけです。
それにしてもこのニュースＴＶで見てない気もしますが、どうでしょう？
東芝などが開発したバックアップ用の新浄化装置が船積みされたようですが
こちらがメインになるのでしょうか？
気になるのは循環冷却が本当に効果があるのか？です。
小出先生のおっしゃるように格納容器から建屋に燃料が漏れ出していたら
きちんと冷却できないのではないか。
コンクリートを溶かしながら地下に燃料が沈んでいってる可能性も
まったくないとはいえません。小出先生は地下水に接触する前に壁のようなものを
建屋の周囲に打ち込んで汚染された地下水が海や他の場所へ流れるのを防いで欲しいとおっしゃっていました。
東電は費用がかかりすぎるとかで株主総会前には言えないとか言ってたようですが
その後、なんの動きもありませんね。
原発大国フランスでの報道は日本と随分違うようです。
【フランスねこのNews Watching】より
「フランスが語る『原子力の真実』」（後編）
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/62-a765.html
また最新記事の「ドイツはなぜ原発をやめるのか？」(１)～(３)ルモンド紙
も非常に読み応えのある記事でした。
ぜひご一読を！
書き込みがとっても役に立ってます。汚染水問題と 今回農水省が関わってる 汚泥肥料流通承認の事が
心配で心配で 仕方ありません＞＜）
国内の原発に関わっているメーカーはどう解決するのかな？
日本が、アメリカで起ったスリーマイル島の原発事故を経て、何も学んでいない。
真実は何十年後に明かされると思います。
これだけの情報統制を組むのは、計り知れないほど事態が起ってるいるんでしょう。
次の原発事故がいつ、起るのか・・・。危惧しております。
漏れているのは明白です。
問題はどこからです。これ以上子供だましはやめて本当の事を語ってほしい。
フランスの記事は、国が原子力を進めているにも関わらず、ストレートに書いているんですね。
＞建屋の周囲に打ち込んで汚染された地下水が海や他の場所へ流れるのを防いで欲しい
おいいい。あの募金はどこに行ったの。
足りなければ用途を明かして大々的に募集をかけてよ。
ここお金使うとこでしょう；やむなしでしょう；
それで完全に止まるわけでもないでしょうけど、最善の策を練って欲しいです…
全体的にやっつけ仕事ですね。というかやっつけられない相手（原子力）に手をつけてしまったんですね…。
＞単なる一企業による失敗と結論づけるのは短絡的すぎる。
チェルノブイリ、福島ときて、そろそろストップがかからないと恐ろしいです。
人類の自殺行為だと思います。
お金の話で原発事業を推進するというか、反対する人に反対する人に結構お会いしますが、
コスト面でもリスキーなわけですよね。
そういえばだいぶ前の読売新聞に“原発がないことは核兵器を所持していないことを他国にお知らせしてしまうようなもの”みたいなことが書かれてあったんですが、（竹田さんの記事のときに、それはナンセンスだと言っていましたが）びっくりしました。
どちらかというと原発と核兵器をくっつけて考えるのは、左派の人達だと思っていたので。
くっつけて考えても、だからこそ必要だと考えるわけですね。時代が変わったのかな。
今日もバイト先で歴史の話をとうとうとしゃべっていかはったおっちゃんがいましたよ。
あちこちで戦争しているのに、原発反対なんて平和ボケしていたら中国に侵略されると喚いてました；
私何も言ってないのに；「アメリカの画材」のただの「アメリカ」という言葉を拾って延々と説教されました。
明日ドイツの方の記事を読んでみようと思います。