学園戦記ムリョウ
- カテゴリ:アニメ
- 2011/07/17 00:24:19
全26話
ほのぼの日常系SF作品になるのでしょうか。
佐藤竜雄監督のオリジナル作品
そこそこ面白かったです、
概要(色字は公式より引用)
時は2070年、日本に侵略兵器と思われる謎の巨大物体が出現。
それを追い払ったのは、これも謎の巨人でした。
そんな事件があった直後に、天網(てんもう)市の御統(みすまる)中学に、
統原無量(スバル・ムリョウ)が転校してきます。
彼は、この時代には珍しい学生服を着た、不思議な雰囲気の男の子です。
そして、彼と知り合った事から、ごく普通の男子中学生、村田始は
宇宙規模の大きな事件に巻き込まれていくのでした。
感想
こののんびりとした雰囲気は見る人を選ぶ作品かも知れません
天網市を舞台に物語は流れますが、既に宇宙人が町で住んでいて
昔から交流しているという設定が面白かったですね。
当然町の人は宇宙人も交えて宴会やら町内会を開いたりしています。
成恵の世界や鉄腕バーディー、レベルEなどありますが
雰囲気が一番近いのは成恵の世界かも知れないですね。
更に昔から住んでいる町の人たちはみんな異能者揃い。
ちょっとやそっとの怪奇現象など驚きもしません。
最近移り住んできた人たちにはばれない様にしている為日々平穏な日々が続きます。
秀でた特殊能力を持ちシングウを扱えるのが那由多。
正体不明で更にずば抜けた能力を持つ転校生ムリョウ。
そして能力は何も無いけど温厚で適応力、行動力もある主人公のハジメ
この3人を中心に学園生活が描かれていきます。
裏側では侵略者から人知れず町を守る為異能者が立ち向かい
時には宇宙人も協力すると言った感じですね。
SFパートは非常にテンポが遅く中盤になってもほとんど進展しません。
その分日常パートが描かれていて飽きさせないつくりになっています。
学園生活や宇宙人を含めた近所づきあいなどイベントも多く楽しめました。
後半は逆に前半部分の効果で人間関係や状況が把握しやすいですね。
更にムリョウの立ち位置がなんともいいですね
シングウの力と銀河連邦、宇宙連盟、それに加え判定者の存在。
後半は謎がすこしずつ分かりはじめますが、
じわじわと緊迫感が高まっていく感覚はあまり無いですね。
殺伐とした感じは無くじっくり丁寧に作られていて雰囲気も良かったと思います。
あと伏線の張り方もすごく自然に回収していた感じでした。
日常パート(特に前半)を楽しめれば後半どんどん面白くなっていくそんな感じでした。
問題は残っていますが最後うまく纏まっていたと思います。
気になった点は2点
ハジメが受け入れ能力高すぎな気がしました。
(まぁクラス委員長やったりクラブの立ち上げなど色々な人と積極的に
関わっているので分からないでもないですが・・・)
終盤はもう少し盛り上げても良かった気がしました。
登場人物
統原無量(cv宮崎一成さん)
村田始(cv野島健児さん)
守山那由多(cv朴路美さん)
津守八葉(cv上田祐司さん)
守口京一(cv杉田智和さん)
守機瞬(cv小林由美子さん)
峯尾晴美(cv浅野真澄さん)
統原瀬津名(cv山崎和佳奈さん)
ジルトーシュ(cv小野健一さん)
磯崎公美(cv佐々木瑶子さん)
村田双葉(cv釘宮理恵さん)