自作ホラー小説「だるまさんが転んだ」第二話
- カテゴリ:自作小説
- 2011/07/17 21:58:29
どうして・・・・どうして、僕の友達は死んだんだ。
そうだ、だるまさんが転んだのせいだ。
ということは・・・・・・
僕も、死ぬ・・・・・・・。
僕は、急に、嫌な汗がまた、たれてきた。
そのとき、クラスメイトの友達が話しかけてきた。
「だるまさんが転んだ」
クラスメイトの友達は、まるで、遊んでいるかのように、「だるまさんが転んだ」
と話しかけてきたのだ。
「やめて・・・・・」
僕は、だるまさんが転んだ、と聞くだけで嫌だった。
そのとき、急にクラスのみんなが、僕に、
「だーるーまーさーんーがーこーろーんーだ」
「だるまさんがころんだ」
などと、話しかけてきたのだ。
「だるまさんが転んだ」
クラスの皆は、ただそれだけを言っているだけだった。
僕は、夢であることを願った。
だが、現実だった。
信じられない現実
「やめてくれよ!」
僕が叫んでも
「だるまさんが転んだ」
みんなはそれだけを言っていた。
まるで、あやつられているかのように・・・・・。
僕は、その場に倒れこんだ。
目が覚めると、保健室のベッドで寝ていた。
保健室の先生が、僕を見た。
「あっ、目が覚めたようだね、きみ、教室で倒れこんだらしいね」
「あっ、はい・・・・」
すると、保健室の先生が、信じられないことを言った。
「誰もきみに悪口も、暴力も、何も言ってないし、やってないというのに、やめてくれ・・・なんていいながら、倒れこんだりしたんだってね」
「え?誰も僕に話しかけていなかった?」
僕は、わけがわからなかった。
すると、保健室の先生は話を続けた。
「きっと、幻覚でも見てるんじゃないの?」
そうだ、幻覚だ。
僕は、だるまさんが転んだをやって、幻覚を見ているんだ。
そのときだった。
背後から、声がした。
「だるまさんが転んだ」
最近in率低いけどよろしくね‐(o´・∀・o)ノ
お久しぶりです^^