Nicotto Town



水になるクラゲ

この頃どうって無い毎日なので、
書く事が、どうも思い出話ばかりだ。
老い先短いのかなぁ。。。死ぬんじゃないのか?

うちのパパは、浮気が全くないまま今に至ってる。
娘の事が好き過ぎで、嫁の事も好き過ぎだ。

そのパパとの不思議な思い出がある。

母が私と妹を連れて、小旅にでた。
寒い曇りの日に、タクシーを飛ばして、
志賀島まで泊まりに行ったのだ。

出掛けに母が「まぁ、おトボケになるのがお上手ね!
主人がソコに居るのは解っていますのよ!」
と怒鳴って電話を切った。誰に電話だったのか。

一泊だけの旅行だったが、はたしてパパは帰って来ていた。
大体パパが、外泊したのかどうかも、覚えてない。
ソコからの記憶は飛んでしまう。

ある日の早朝、パパが私を起こして、
「ついて来てくれ」という「おでかけしよう」
パパのモンキーバイクに、まだ幼稚園前の私がシガミツく。

今思えば長屋みたいな家につく。
玄関を開けると、私と同じ位の歳の男の子が、
積み木をしていた。
ふと見ると、ダンポールが積まれている。
引っ越しか。

「なんか貧乏臭い。。。やだ。」
私はその鼻を垂らして、穴の開いたセーターの子に
「いーーーーーだっ!」をした。

「何から何まで、ありがとうございました。
がんばって生きてみます。」
その痩せこけた女の人はパパに言って、私に、
「お嬢ちゃんのパパは、私を助けてくれたんですよ。
仕事も探してくれました。
ウチにはパパがいませんから、本当に助かったんです。」
みたいな事を言ったっけ。

私は「ふ〜〜〜〜〜ん。あらそう。」とオスマシで言った。
自分が格上なんだと、知ら示さなきゃならない!
そう、小さな頭で思ったのかもしれない。

帰りに海岸に行った。
クラゲが沢山打ち上げられていて、
私はそれを拾った袋に、しこたま詰めていた。

パパは、木かなんかに座ってハイライトを吸っていたんだけど、
「キナ、クラゲは持って帰っても、水になってしまうんだよ」
と言った。

パパは、早くに母を亡くしている。
母と言う名の女の人が、苦労をするのを見ていられない人だ。

いまでもあれを、母の誤解だと思っている。
パパに訊いた事は無いけれど、
多分一生懸命尽力したのだとは思うのだ。

決して幸福が掴めない女の人だという事も、
パパは知っていたのかもしれない。

クラゲは、水になっちゃうんだ。

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2009/05/07 15:38
>あいるさん
うん、そうなんだろうね。
じっさいね、疑った事など、一度もないんだよ。
ありがとう。
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2009/05/07 15:35
真相はなんだっていいのだ。
KINACOが信じてることをのちに伝えていけばそれでよしっ!
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2009/05/04 21:24
>とっちさん
ママンは、とーきょーの人で、「世が世なれば貴族」なので、
このようにお育ちなのよん♪
私の事は、「育ちが悪いわ。」といいます。
「アナタの子なんですけど」なんだよ。。。
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2009/05/04 21:07
ママンの言葉遣いお上品よね
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2009/05/04 00:32
ぱぱ、A型。
私もA型。

でも、O型?と訊かれて続けて、パパは70歳前、私はウン十年。
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2009/05/03 18:16
お義父さんO型?
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2009/05/03 13:12
>ホビットさん
そうだね、修行だぁ。

私もパーマ屋さんに行こうかな。
おかっぱだ、また。

紀香、頑張り屋さんだね。
それを相手が「やっかむ」ことしかできなかったんだと思う。
自分の伸び悩みに苦しんだ時期の紀香、行く道を見つけようとした紀香。
その自分の揺らぎを、支えてくれると信じて、相手にその力量がなかったと知りたく無かった紀香。

どうやって伸びていくんだろうね。

いってらっしゃいです!
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2009/05/03 13:06
納豆ごはん、食べてまた帰ってきたよ・・・
ありがとう、です。
ほんと、電話かけて、いやいや誤解だよ~なんて言い合えれば、楽だけど、でも、これも文章修行と思って、お互い切磋琢磨していきましょう。

頑張る人は、頑張らない人からみたら、イタイと思えるときがあるらしい・・・藤原のりかを見ているとつくづく思う。でも、わたしは好きだ、のりか

久しぶりに美容室に行ってきます、これから・・・、またね!
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2009/05/03 12:51
>ホビットさんへ
追伸の追伸。

私も、そこそこそこには憤っています。
「なんで人の所為?」とか「なんで何もしない前からその言葉?」とかに
苦しみます。

「自力」は、私にとってもテーマです。

攻撃的には感じていません。ホビットさんを。
アンだって、憤りに正直だったし、ジョーだってそう。
ローラもそうだった。
「清潔で純粋な正義感と正直さ」だと感じています。
ずるくないんです、ホビットさんは。。。

頑張る少女が好きで、私は少女が成長して行く物語を読んでいたんです。
ホビットさんには、そんな匂いがするんです。

沢山お話がしたいです。これからも。


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2009/05/03 12:31
>ホビットさん
ちがう、ちがう、大丈夫!

ちゃんとホビットさんがおっしゃりたい事、伝えたいと思って下さった事、
理解し得てると思う。

私はホビットさんが好きなので、なんとか伝えようとして、四苦八苦するんですよ(笑)
ああ、多分方向は同じくしてるんだけど、どうやってこれを伝えようかって。
ああ、非力。。。って思うんです。
それで、ウロタエルんですよ。

たぶんここでリアトモならば、きっと電話を掛けて
「違うチガウ!」って一生懸命話すんだろうね(笑)
最後は「今から行くから!」って言って、
煮玉子ですか?大好きなんですけど。煮豚もね。
これを「ちょっと相伴させて!」って言うんでしょうね。

私はみんなのおかげで、いろいろ学びます。
文章の限界と、「それでも」っていう可能性を学びます。
それで、この中だけだとしても、いろんなモノを構築していると感じます。

わたしのほうこそ、本当によろしくなのですって、ホビットさん。


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2009/05/03 12:19
さらに追伸・・・
他人任せのくだりは、最近のわたしのテーマで、「自力」の流れで勢いよく書いてしまいました。念のため、ここはKINACOさんだとか、パパさんだとか、その女性だとか、誰かに対して書いたものではないんですよ・・・でも、ちょっと攻撃的な文章になっているのは、最近、他人任せの人(主婦に多いのが悲しい)のことで、ちょっと辛い思いをしたもので・・・

どちらにしても、私こそKINACOさんに、なんとなく悲しい思いをさせてしまったようで、ごめんね。でも、これに懲りず、いろいろなこと、語り合いたいわたしです。
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2009/05/03 11:58
えーん、晩御飯用の煮豚と煮卵を作ってきて、戻ってみたら、KINACOさん、全然、不快に思ってないよーん。誤解もしていないと思うよーん。
わたしは、最初は、長屋に引っ越してきた母子に、どっちかというと同情目線しかなく、そんな二人にもきっと幸せはあったのだろうな、と思いたかったのですよ。そのお母さんが幸せになれない人だとは思いたくなかった、そういえば、うちの母もはたからみれば、苦労ばっかりしていたけれど、楽しそうに笑っているときが多かったしな・・・と。

でもKINACOさんの返信、読んで、そうだわ、自分でなんとかしようという気もちがない人は、幸せに気づかないんだわ、と気づいたのですよ。

わたしも読み返してみると、最初の「わかります。 ~ということもわかりました。」という書き方が、読み返してみると、なんだか突き放したような表現で、KINACOさんに「不快???」と感じさせてしまったかな?

でも、全然そんなことないのですよー、とにかくいいブログ、読ましてもらった、私も遠い昔の母のこと思い出した、っというような感覚で書いたのです。言葉は難しいですね。
これに懲りず、これからも、よろしくです。
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2009/05/03 10:47
>ホビットさん
誤解させるような言い方っていうか、不快にさせる言い方しか出来なかった私がいけないです。
ごめんなさい。
言葉をもっと選ばなきゃイケなかったんです、はじめに。
未熟を感じます。

私は、ホビットさんのコメントを読まして頂いて、いつも思うのは、
「自分の意見をもって、歩く人」なんです。
ご子息の育ち様も、そう感じました。

小さな幸せを感じる事は、人にも感謝、物事にも感謝、そして自分にも感謝
そんな中から生まれてると思うんです。
だとすると、きっと愚痴も、文句も出るワケないもんね。
自分と向き合う行為だし。

それって私もふと、忘れる。
ホビットさんのコメントで、再確認しました。

わたしこそ、ありがとうございますです。
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2009/05/03 10:34
>「自力」を信じない限り、幸薄い螺旋から抜け出るのは、とても難しいんだと思うんです。
>人から何かを奪って、「幸せを夢見る」のは、きっと抜け出す力を与えてくれ無い気がします

そうだね、うん、その時KINACOさんは、その女性からただ人にすがりつくだけの悲しさを感じたんだね。わかります。そういう人は、たとえ幸せが近くにあっても、幸せだと感じることもできないのだということも、わかりました。

いろいろな仕事や役目に手を出しているわたしは、この世の中、いかに他人まかせの人が多いことか、とつくづく感じています。他人まかせで、自分は何もしない人ほど、文句だけは一丁前なんだよな。わたしはそういうスタンスがダイキライだから、文句をいう、意見する人こそアクションを起こし、現状を変えるべきだと思って、いろいろとやりすぎて、そんな自分が損をしているように感じることもあった。でも、だから、わたしは幸せなんだね。
恋愛もそれと同じかもしれません。

そうそう、自分で何かをつかもうとするからこそ、どんな小さなことでも幸せだと感じるんだ!

ありがとう!なんかそのことがはっきりわかって、幸せ!
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2009/05/03 09:29
>亀吉にいさん
うん、食べれるクラゲかどうかは、わかんないんだけど。
海岸線にずっと打ち上げられてたんだ、たくさん。

うちの父は、ハンサムという事に、本人は気が付いてないよ。
ママは、人が思う以上に自分が美人だと思ってる。始末が悪いっす。

私には、イヤな思い出じゃないんです。
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2009/05/03 08:28
いや、素敵なおとうさんですね。
ハンサムなんだよね。
ジ~んときてしまう話だよ。

くらげは、その場で食べないとだめなんだね。
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2009/05/03 03:59
>こややしさん
お〜〜〜〜すとらりあどるで、なんとか夢のような旅行だったのに、
少々計画が狂ったご様子ですが、いかがおすごしですか。

こはるさまには、やはり太刀打ち出来ないものを感じています。
さすが聖者といわざるえません。

わかる?
そりゃ、危険なおとこだなぁ。。。。
おっと、いまのところ、自由恋愛の対象者じゃないか、あなたさま。
だれに同情をかけても、とがめないぞぉ〜〜〜〜っ!
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2009/05/03 03:53
KINACO さんのお父さんの気持ちが良く解るなぁ、私としては。(^_^;

...で、着ぐるみねこのこはるさん。
たすこって名前のクラゲはもう水になったんだっけ?
さすがに聖者の言葉は重いなぁ...

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2009/05/03 03:34
>chocoさん
清志郎は、雨上がりの夜空にいっちゃたんかもです。
涙が止まりませんが、仕方ありません。
キレイな人だったなぁ、心がね。。。

うん、「おそろしい!」って思っただろうね、母を(笑)
でも、そうそうにバレて良かったんです。
長続きすれば、きっとどこかで
「きな〜」と泣かなきゃならない事態に、ヤツはなってたかもです。

「相手を女性であれ男性であれ認める」ってことが出来る男性が、少ないのかもしれませんよね。
尊敬あってのパートナーなのに、相手を尊敬出来ない器の人。。。
夫婦といえど、伸ばしあわなきゃいけないし、成長を望みあわなきゃいけないんじゃないかと
そう思うのに、なかなかそうでない人が多い。

頼らない部分で、対等に向き合いたいって思う女の子は多いと思う。
でもそれを受け止めるだけの男性が少ない。

そんでもってコメント寄せて下さってる人がおっしゃる
「ここぞでかっさわられる」ってなる(笑)

いろんな場面でいろんな男性が近づいても、受け入れる受け入れないは、
こっちに主導権があると信じてる。
そこで「私の価値」の見せ所!って感じかしら。。。(笑0

なんていってますが、あんまり近寄られる事もないなぁ。。。

持って帰ったクラゲは、確かに水になってました。
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2009/05/03 03:22
>ジーニーさん
お疲れのところ、いっぱいのコメント、ありがとうございました。

うん、浮気に線引きは、ほんと難しい(笑)
私は、これをどうしても浮気事件とは思えないっていうのが本音です。
切ないけれど、なんか悲しい思い出ではないんです。

クラゲは持って帰ったんです。
でも、次の日には、水になってました。

いやいや、ジジイのように小さい頃が鮮明で、今日のオカズもままならない記憶は、
チョロヤバいです(笑)
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2009/05/03 03:18
>かまぼこさん
「げ!こわいっ!」とおもって、弁解出来なかったのかもしれません、父は母に(笑)
「げ!大変なことになった!」とも思ったと思います。

「こんなに小さい子が!」って自分が母を早く亡くした事、弟もともに亡くした事、
重ねたのかもしれません。
「この世の片隅で、こんな親子が居る。。。」と。。。

しかし、自分が出来る事なんて、ほんとうに小さくて、まして守らなきゃならない家族が居て。
たぶん、一瞬「誰に対してもよくしようなんてどだい無理!」ということを
忘れたのは確かだと思います。

でも、責める気にはならないんです。
ありがとう、そんなふうにいってくださって。
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2009/05/03 03:11
>こはるさん
急いで私は、タダオミの家に向かった。
タダオミほか4人が、旅行会社のパンフレットを見て、
きゃっきゃっきゃっきゃと楽しそうに話している。

「儲けたお金で、どこ行く?ヨーロッパもいいけど、嫁取りで中国に行こうよ。」

あああ、困ったな。
どうしよう、こんなこと言えない。。。。

私はそっと玄関をしめた。

こややしさん、こはるさん!
携帯に電話を掛けてみる。

はたして二人の電話は、繋がるだろうか。
乞うご期待!
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2009/05/03 02:48
深いですね。とても深い。私はきなこさんのパパ、そういう人大好きです、心から。
もう他の方々がおっしゃっているからあれだけども、誰をも大切に、幸せにすることなんて、誰にも
できやしない、自分は誰を大事にするべきかを選択しなければいけないわけですよね。そこで
ママ(妻)にばれて家族1番という選択になったことが良かったと思います、ほんと。

「誰か何とかして」の弱いオーラを出すずるさ、私も嫌いです。自分で人の倍努力して強くあろうと
している女性に寄っていける強さがある男が少ないのでしょうか(?) 私も強い女を頑張っていた
時期にはよわっちい頼らせてほしいオーラむんむんの男ばかりが寄ってきて、逆に傷ついて折れて
弱りまくっているときには無駄に自信たっぷりなダメ男が多く寄ってきました。何だかよくわかりません。

くらげは水になったんでしょうか。
清志郎は海にかえっていったのかなぁ。。。
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2009/05/03 02:05
>かりんさん
わかるんだ、おっしゃてること。
「カワイイ人」なのに才能があることで、だれからも甘えさせてもらえない。
男性からのヤッカミだってあるでしょうし。
一つが抜きに出てる人は、どこかずっこけてるもんで、可愛い方が多いです。

私もべったりしている人が嫌いです。
「げ!ずるいな!」って思います。
私はヤッパリ解らない事が多くて、「これわかんない!」とすぐ言いますが、
どうも違うようなんです、だめなんです。
「わかんないっていってるでしょーーーーーっ!」的なんです。
これじゃモテません。。。

知り合いで、思春期に父親の浮気現場を見た子が居ます。
この子はそれが原因で、思春期の越え方が上手くいかず、心にキズを残したまま、
いまでも情緒が不安定です。
男性不審でありながら、男性を渡り歩く子になりました。
「父性の安定」を求めている結果なんだろうと思います。

私の中で少なくともこの思い出は、決してイヤなものではないんです。
なんとなくセンチで、不思議なものです。

それは、私になにも失うものが発生していなかったからです。
ここで父が本当に選択を誤ったり、浮気をしていたものならば、
今の私はなかろうし、笑って座れる食卓も、無かったかもしれません。

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2009/05/03 01:53
>はちみつさん
う〜〜〜〜ん。。。「センチはみんなを不幸にするからやめてくれ!」です。
ただし、なんかこの思い出は、私は嫌いではないんです。

青い青い若い父が、何をおもって海岸に座っていたのかと、思うんです。

娘としては、相手の女の人は「だめですよ!」と言いたいのですが、
父にはいたって寛大です。
「ばかたれっ!」とは思いますが。。。
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2009/05/03 01:49
>西の魔女様
うん、こわいね。
「まぁ、おトボケになるのがおじょうずねっ!」なんて電話口で言った母を、
わたしゃ今でも「こわーーーい。。。」と思うんです。
私だったらどうだったんだろう。
その人の家で「私のパパなんだからねっ!」と言ったり、「あっそっ!」って高飛車だったり
したとこ見ると、私の事もパパはこわかっただろうなぁ。

青い同情は、センチで、それは恋心に発展しないとも限らない。
「あぶなかった!」って感じはしてます。
私は明らかに『敵意』をもって、玄関先に立っていたようにも思えるんです。

その『敵意』に対して、精一杯「良い洋服来てるのね」と、相手が言ったんだと思います。

多分、母が勝ったのではなく、娘の私が勝ったんです(笑)
母は今でも高飛車で、なにしろ「世が世なれば」ですから、
なんか助けたくないですもん(爆笑)

でも若かった父の姿が、どうにもぎゅっと胸に来るんです。
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2009/05/03 01:38
>いっきゅぅさん
うん、「この子は。。。」なんて言われたら、「げ!こんなはな垂れが!」って(笑)
私は小さい頃から、はな垂れが好きでないようです(笑)

どうかなぁ、安全策かもしれない。。。
これ以上母にわぁわぁ言われたく無かったのかも。
でも、最後にもう一度、様子を見たかったのかもしれない。

「ふ〜〜〜〜〜ん、あらそう?」なんて高飛車な娘を連れて行って、
すっかり後悔もしたんじゃないかな。
「げ!こいつ、ママに似てる!」って。

青い人だったな、父はって。
そんでもって、「ウチのママは、コワいヤツだ」って、思ってます、私は。

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2009/05/03 01:31
>ホビットさん
確かにね、そうだよね。

商売を始めたばかりだった時には、ものすごい貧乏だったらしい。
私はそれに気が付かなかったの。
「私たちはいま食べたく無いから、キナちゃんだけ食べなさい。
ママ達見てるから」
って言われて、私ばっかり食べてたのよ、ハンバーグとかね。
だけど実際は、両親は高菜ばっかりで食べてたらしい。
でも、笑ってたよ、二人とも。
質屋も行ったって。

だからね、貧しきなかにも、そうね、「笑い」はあったと思う。
だから、ホビットさんがおっしゃること、とても良くわかる。
きっとその親子にもあったんじゃないかと思うし、あって欲しいと思う。

ただね、「清く」って言葉があるならば、「清く」ないと、
そうはいかないかなと。
もしウチの父が、私たちを捨ててその方達を選んでいたならば、
きっと二人は父を受け入れただろうと思う。

「きれいなお洋服着てるのね。」と言われた響きがとてもイヤだったのは、
そこに何かを、子供心に感じたからなんじゃないかなって、今の私が分析します。

人を踏み台にする事をいとわない人は、自分で幸福を掴み難いと、
ぼ〜〜〜とではあるのだけれど、考えます。

確かに父が悪い。父が悪いのだけれど、「男性からの手助け」をウケようと考えた時点で、
ホビットさんのお母様とは、違うと思うんです。
私がホビットさんの文章からウケた印象は、お母様は「清い」人です。
だから、笑えたんだと思います。

「この子を一生懸命まもろう!このこの為に生きよう」って思った時点で、
私はあの女性が、きっと幸せになりえただろうし、
その時にいい再婚も有り得るんじゃないかな、と感じます。

ウマく言えなくって、ごめんなさい。
少しは伝わりますか?
「自力」を信じない限り、幸薄い螺旋から抜け出るのは、とても難しいんだと思うんです。
人から何かを奪って、「幸せを夢見る」のは、きっと抜け出す力を与えてくれ無い気がします。

でも、期待させた父が、いけないんです。

ごめんなさい、本当にウマくいえないんです。。。
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2009/05/03 01:06
>KOOLさん
あやつが「釣りキチ三平」の声を美保純がしていて、
「この声が好きだ。男の子か女の子か解らない、女の子の声が良い」と言っていたとこ見ると、
本当はウエットな感じの女の人は、好きでないはずなのだ。

だから、本当に「かわいそうに」思えたんだと思う。
自分が母を早くに亡くして、弟も同時に亡くしたのね、結核で。
だから「母性」にめちゃ弱いし、片親が無い子供に、もの凄くセンチに傾くの。

うん、「おこられちゃう」とは思ったはずだわ。
娘からの誤解もこわかったかもしれない。
どのみち言わなかったのは、これ、いけないわ。

うん、長引いたらヤバかったと、いまは思う。
そこが父のツイテルところ、そう理解してる。
母に見付かって、彼は助かったんだよ、そう思う。

ありがとう。
私も、浮気はしていないと思ってる。ありがとう、KOOLさん

あ〜〜〜〜、たしかに!
つるっと持ってかれるね!ああ、ずるいったら、ありゃしない(笑)
好きで強いわけじゃないのにね、強い女の人は!
ガンバッテ強いだけなのにね!
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2009/05/02 23:18
優しいパパさんですよ。
ほぅっておけないのですね^^
浮気の見方は人それぞれだと思います。

キナコさんは死なないと思います(笑)
クラゲはほんとに水になっちゃうのでしょうか?
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2009/05/02 20:53
大変な思いをしている女性をほってはおけなかったのと
KINACOさんと同じくらいの子供さんをみて
余計に何かしてあげたいと思ったのでしょう。

でも、お母様から誤解をされても
きっとそういうお父様だから、とくに弁解もしなかったのではないかと思いました。
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2009/05/02 18:39
(つづき)

きなちゃんと呼ばれていたのはいつ頃までだったろう
いつのまにか、私も、しがみついていたパパと同じ歳になっていた。

村には、タダオミという、すぐにスナックにたなびく奴がいる。
他にも、ロシア人女性に恋する奴もいる。

私は、モンキーバイクならぬ車に乗って、彼らのところをぐるぐる回っている。
そう、きゃつらは、私がいないと、どこまで落ちていくか分からない連中だ。

先日、タダオミの両親から一生面倒を見てくれと頼まれて、イヤと断ったが、
パパ譲りの人助けの血が騒いでしまった。

そこで、タダオミを説得した。
わたしが一生安心して暮らせるようにしてやるからと、
田畑を売らせて、お金に換えた。
そのお金を持って、パチンコ屋に。
いや間違えた。
証券会社に乗り込んだ。

さあ、どれを買うか。
悩んだ末、新興会社の株を買った。
将来が楽しみだ。

しかし、ある晩夢を見た。
その会社の株券がクラゲに化ける夢を。

翌朝の新聞に、その新興会社が倒産したとの記事が。
一生安定生活計画は水の泡に。

クラゲは水になっちゃうんだ。
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2009/05/02 17:44
KINACOさん、こんばんは。
わたしの先生は、女性にして日本でただ一人、
ものすごい賞を取ったっていう、バリバリ研究者な先生です。

けれども、普段は…ううん、失礼ですが、そう思えないくらい、
優しくって、おっちょこちょいで、どこか空回りしてしまう、かわいい先生です。
わたしは、そんな先生が大好きです。

そんな先生が言いました。
「わたしも、かわいい女に生まれたかったわ。
 『これ、分からないわ』っていうだけで、なんとかしてもらえる得な女性がいるじゃない?」

まったくです。
でも、わたしはそんな女は苦手なのです。
なりたくても、きっとなれないです。

大切なのは、誠意をもつことだと思うのです。
裏切るようなことは、しないこと。
幸い、KINACOさんのお心は傷つかずに済んだお話ですが、
もしも傷つけてしまったら…。

みんなを幸せにする。
だなんて、たいそうなことはできないけれども。
夕食をともにできる家族に、ちょっと憧れます。
一緒にご飯を食べて、お話ができる。
そうやって、お互いのことを知り合えたら、ステキです。

って、あれ。
ちょっと話が違う。
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2009/05/02 16:33
うーむ、お父様の心中、想像できますね。

”器”ってモノかなぁと思いました。
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2009/05/02 15:36
切ないなぁ・・・日陰の女っているもんさ・・・

祖父がね、囲ってた女性がいたんだけど
そこに祖母が弁護士連れて乗り込んで叩き出したって
事件を聞かされてことがあります。

その時も思ったんだよね。
なんで、叩き出す様な真似するんだろうって・・・
それって愛じゃないよね。独占欲だよねって、小さいながらに思った。

恋心なんて持続力のあるもんじゃないんだから
新たな恋がチョイチョイ芽生えるのは人間の性ってもんでしょ?
そこで年月かけて育んできた愛の重みが、どれほど心を占めているかで
浮気に走るか否かが決まる気がする。

仕事や行き先を世話したパパ上様は、家族への愛を重んじて
恋を遠ざけたわけじゃん・・・・褒めてあげて良いと思うよ。
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2009/05/02 14:42
そこでパパさんが、
「このこはな、おまえの・・・」
じゃなくて良かった!
きっと、人をほおっておけない方なのでしょうね。
それを分かって欲しかったから、連れてったんだと思いますよ。
です。
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2009/05/02 13:10
人間、生きているといろんなことがありますね~
人の心そのものに、誠実でありたい、優しくありたい、力になりたい、という想いが、見る人によっては、浮気に見えることもあり・・・身体だけのものより、そっちのほうが、もっと辛く感じる人もいる・・・
パパさんは、本当の意味で、優しい人なんですね。

わたしは、幼児の頃、お母さんに連れられて何度か質屋にいったことがあるそうです。その後、その質屋の前を母ととおりかかったときに、わたしが「このおうち、前に何度も来たね、お母さん」と言って、母は涙が出てきたそうです。わたしは全然覚えていないのですが・・・
父に苦労ばかりさせられた母だけど、幸せに笑っているときの顔を覚えている。幸福をつかめない人なんていないと思うよ、KINACOさん!きっと、その長屋で、息子さんと一緒に、笑いながらご飯を食べた夜が何度もあったことでしょう。水になったクラゲは、また海に戻ってクラゲになる、それを何度も繰り返すと思いたい。

浮気したかもしれないパパさんよりも、その親子のほうが気になるわたし・・・
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2009/05/02 13:07
守ってやりたい、って女性だった、ってことなのかな?
だとしたら、お父様は、力になってあげたい、って思っちゃったんだろうね。 

浮気ライン(w)は人それぞれだと思うけど、アタシはKINAちゃんのお父様は浮気はしてないと思う。
だって、お父様にその気がなかったと思うから。 
きっとね、純粋に力になってあげたくて、色々してあげてて、それがお母様にバレた(w)んだと思うの。

ただ、問題だったのは、お母様に隠していた、若しくは、言わなかったのは、何故なのかってトコだね。
「コレコレ、こーゆー人がいて、ちょっとお世話してあげようと思う。」 って言わなかったのは
やっぱりどこかヤマシイと言うか、ヒケメと言うか、「怒られちゃうだろうなー」って考えてたんじゃない?
そこに、お母様は激怒したんだと思う。 女性がらみでの隠し事、秘め事は、夫婦間ではタブーからねw

その助力が長い間続いていたら、ヤバかったのかもしれない。 
お母様にバレた時が潮時だった、ってことだろうね。

おまけですが、「お前は独りでも大丈夫だよ。」とか言われちゃう女は、
この手の女性にさらっと男を持っていかれます。
なんどやられても、幸薄い女性、を演じられないから、もー諦めてるんだけどねーw
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2009/05/02 12:09
>らんくるさん
う〜〜〜〜ん、んじゃ、恋愛感情が芽生えたかどうかを、線引きラインにしましょう(笑)

父は、私たちを捨てるつもりは全くなかったと思う。
「若い未成熟なセンチを持ち合わせた男性」だったんじゃないかなって。

それが誰かを悲しませるってことも、解らなかったのかもしれない。

いろいろな事を考えて、父は海岸に座ったのだと思う。
それからの父は、私の知る限り、私たちの事をうっとおしいぐらい見ていた父でした。
若かった彼も、あの一件で色々学んだんじゃないでしょうかね。
そうやって若い父は「父として」「男性として」成熟していったんではないかなって。
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2009/05/02 11:33
浮気の線引き・・

たしかに、その人の主観だから難しいね

心と、身体、って言ったらぁ~

やっぱり、心の方が許せないんじゃないかな

両方行っちゃってたら、もう、浮気じゃないしね^^;
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2009/05/02 11:28
>にぼしさん
わぁ!びったり!
そうそう、それなのよっ!

いけない事だとおもう。
実際ね、私もなんか「悲しい」のか「イタい」のか、「ツーン」とくるのか
良くわかんない感じで、その事を思い出すの。
その女の人が私に「キレイなお洋服着てるのね。」と言ったの。
それがもの凄く気に食わなかったのよ。

私はこの女の人に負けない!みたいな、変な感情を抱いたように思う。
幼稚園前の子がね。

ただね、父が若くして亡くなった(結核)母を想ったように思えてならナイの。
境遇は全く違うんだけど、なんていうのかな、
「幸の薄さ」にやられたかと。。。
私が「男女のドロドロ」と感じなかったから、まったく私のキズにはならなかったけど。

うん「ズルい」とおもう!
これは声を大にして、「絶対にズルい!」
いらいらするです!(笑)
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2009/05/02 11:10
わあ、その女性、同情はします。

でも、なんだか、やっぱりお母さんに疑われちゃうほど、
KINACOさんのパパさんを占有していたという事なんですよね。

それは、女性としてやっぱりイマイチだと思うし、
パパさんも、旦那様として、やってはいけないことだと思います。
たとえ何もなかったとしても、奥さんを不安にしちゃいけません。

何事にも優先順位があって、そのバランスをとりながら生きていかなくちゃいけない。
だからいいことをしていることが、他をしいたげていい理由にはならないのですよね。
まずは、自分の家族を幸せにする事、それがパパさんの努めだと思います。
その上で気にかけてあげるのは、優しさかもしれませんが、
どういう状況になると奥さんが心配するかをしっかり心得て、
きちんと一線を守るのは、基本中の基本ですよね。

男性は、そういう感じ弱いですよね。
そして、がんばっている女性にとっては、そういう男受けする弱さは、
言葉は悪いけど、ずるいなぁって感じちゃうんですよね。
きっと感じ方が違うんでしょうね。
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2009/05/02 10:58
>霜詩さん
それ、あんまりだわ。
どんだけお友達のお葬式、出なきゃなんないの?10000年も生きてたら。

浮気ってさ、難しいね、線引きが。
世に言う浮気が浮気ならば、それは無かったろうと思う。
ただ「気に留める、尽力する」これも浮気なら、浮気だな。。。
だはは。

「おとうさん」って生き物は、「センチ」な生き物だと、私は思ってるんだ。
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2009/05/02 10:47
KINACOさんは死にませんねww
私が保証しますw
あと10000年くらい生きるんじゃないでしょうか?w

浮気・・・・・
お母さんにしたらそうかもしれませんが・・・・
KINACOさんが信じてあげればそれでいいと私は思いますよー^^
いいパパさんですね^^
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2009/05/02 09:32
>らんくるさん
大人になった私が思う事は、「ヤツめ!幸の薄さに惹かれてたなっ!」です。

「あの子、きちゃなかったね。(高飛車な子供だったんです。。)」
と父の言うと
「あんなコも居るんだ。
キナにはパパもママもキレイで居られるようにしているからだよ。」
って、言ったのよ。
もう、すっかり同情しちゃってるわけです。

センチな人間なので、「かわいそう」に弱いんです、ヤツは。
あのままヤツを放っておいたら、たしかにきっと大変な事になっていたんです。
きっと父を、あの女の人は死んでも離さなかったろうと、思うんです。

口が達者で、高飛車で、全然幸薄そうじゃない女の人がウチの母と娘ドモですから、
私たちの軍隊は、その女の人とガチったら、たぶんヒトタマリも無いです。
太刀打ちできません。

ただ、センチな父は、この一件で、少なからずは傷ついたなと思うんです。
「若かったんだろうな、パパも」とチョロ胸が痛むわけです。
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2009/05/02 09:18
>さっとんさん
たぶんね「同情を買うような」真似をしなきゃいけないんです。
その雰囲気を、どうぞ出して下さい。痩せこけて、「ああ、私はダメな女」と言って下さい。
自分で出来てしまってはダメです。
自分で6LDKのマンションが買えてしまっては、
尽力したいと思う人が3LDKということになってしまいます(爆

って、さっとんさん、尊敬です!
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2009/05/02 09:10
>bジェーンさん
うん、母はイヤだったろうと思う。
私が「いーーーーーだっ!」と向こうの子供にしたとき、
「私のパパなんだからね!」って言ってるのよ。

それ考えると、私もなんか「イヤだ!」って思ったのかもしれない。

ただね父は、っていうか男の人にはよくある事かもだけど
「なんてかわいそうなんだ」って思うと弱いんだわ。
いまの私だったら相手に、
「同情を買うような事、しないでよっ!」って、青木さやか風味で言っちゃうんだと思う(笑)
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2009/05/02 09:01
>みだめさん
たぶんね、私を連れて行ったのは「手前」っていうかね、
「証言者」を連れて行ったって事なんだとおもう。

男の人特有のセンチっていうかね、なんかそんな感じ。

この話を、男友達にすると、「なんとなくわかる」といい、
女友達にすると、「げ!それは浮気だ」という。

で、私はどう思うかというと、「浮気をどのラインから浮気っていうかな」って
ことになる。
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2009/05/02 08:35
ん~、それって、お母さんからみれば、やっぱ、浮気かな~

お母さんには、黙っていたんでしょうね

しらないところで、自分以外の女性に尽くすって、、、、、

やっぱ、ゆるせないっしょ
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2009/05/02 08:14
私も誰かに尽力されてみたかったなぁ。
尽力される前に自力で小目標まで達してしまうから、男運が無いんですねorz
私ね、20歳で学生結婚し、26歳で×1になりました。
幸薄いんで誰か尽力して下さい、6LDKの住宅ローンが重荷ですw
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2009/05/02 07:39
う~~ん、私がお母さん(奥さん)だったら、真相はどうであれ、
そのシュチュエーションは嫌だと思う。

でも、娘のKINAたんが、パパさんを信じてあげているっていうことが、
とても素敵だと思う。^^
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2009/05/02 06:40
いい思い出話です。
そんなステキな人がパパでいいですね。

娘には分かっておいて欲しかったんですね。
お母さんには伝わらなかったのかな?



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