四畳半神話大系
- カテゴリ:アニメ
- 2011/07/29 22:37:58
全11話
バラ色のキャンパスライフを夢見る男の一風変わった青春物語
独特のキャラクタと作画、膨大な量の「私」の語りは視聴者を選ぶかも知れません
なかなか面白かったです。
概要(色字はフジテレビHPより引用)
ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!
京都の大学に通う、誇り高き三回生の「私」。
薔薇色のキャンパスライフを夢見ながらも現実はほど遠く、
実り少ない二年間が過ぎようとしていた。
悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、
孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。
いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直したい!
もし、あの運命の時計台前で、ほかの道を選んでいれば――
迷い込んだ不思議な並行世界で繰り広げられる、不毛と愚行の青春奇譚。
感想
まずキャラとあの語りに圧倒されたのが第一印象でした。
あの語りは慣れてくると麻薬のような面白さがありますね
大学生活をバラ色に過ごしたい為サークル活動しますがうまくいかず
同じ時間軸の中繰り返し様々なサークル活動を行います
いつも悪友の小津が邪魔をして失敗と後悔の連続
「私」の理想が高いのかもしれませんが大学生活に絶望の中大切なものを見つけ
そこから変わっていく展開はなかなかの爽快感ですね
師匠のいう「この世は雑多に満ちている」という言葉通り全てがバラ色というものは無く
雑多だからこそ楽しい事が楽しいし、うれしい事がうれしいと思える、
そんな事を伝えていたと思います。
そして雑多を楽しむ事が出来れば見方も変わってくるということでしょうね
秀逸なのは構成とまとめ方だと思います。
1話1話各サークルごとの話も面白く且つ最後のまとめ方もうまいですね。
そして小津と「私」対比や最終話でのOPとEDの使い方もよかったです。
「私」の語りも数多い伏線も雑多で重要なものはほとんど無いと思います。
この雑多も観る側を楽しませてくれるんですよね。
2回目を見ると色々な伏線があるのが分かるので回収の快感を楽しめます。
2回見て違った楽しみが出来る作品は初めてかもしれません
登場人物
「私」(cv浅沼晋太郎さん)
明石さん(cv坂本真綾さん)
小津(cv吉野裕行さん)
樋口師匠(cv藤原啓治さん)
城ヶ崎先輩(cv諏訪部順一さん)
羽貫さん(cv甲斐田裕子さん)