蓄音機の日
- カテゴリ:日記
- 2011/07/31 16:57:41
蓄音機の日
1877(明治10)年の7月31日、エジソンが蓄音機の
特許を取得しました。
エジソンによる蓄音機の発明そのものは、1877年2
月でしたが、特許取得は、1877年7月31日だそうです。
エジソンが最初に発明した蓄音機は「TIN FOIL(ティン・
フォイル)」といわれ、スズ泊を巻き付けた円筒状のもの
に録音・再生する仕組みでした。
その性能といいますと、約1分間しか録音できず音質も、
決して良くなかったそうです。
そういった事情もあり、その蓄音機自体は、500台を製
作して製造を中止したそうです。
現代においては、世界に5台現存しているといわれてい
ます。
その後、エジソンは、白熱灯の開発のため約10年間蓄
音機の研究を休止したそうです。
その休止中の期間に、エジソンの発明した蓄音機から、
電話の発明者グラハム・ベルにより、蓄音機は改良され、
ファースト・グラフォフォンという蓄音機が発明されました。
この二つの蓄音機をめぐって、エジソン社と特許権の
訴訟問題が起きたそうです。
ただし、その後のエジソンの蓄音機(エジソン・スタン
ダートA型)をみると、ファースト・グラフォフォンは、エジ
ソンに大きな影響を与えたことは、明らかだともいえるそ
うです。