Nicotto Town


おっさんのブログ


また修理w

 先日修理した送信用無線機が調子いいので、おもしろがって連日使用していたのだけれど、昨日になってペアで使っていた受信機の方が不調になってしまった。
 電信などの電波形式を受信する為の回路に異常が発生したようだ。
 この受信機は昭和33年製造なのですでに50年、どこが壊れてもおかしくはないんだけれど、真っ先にアヤしいと思えるところってのがあります。
 真空管と電解コンデンサーなんだけど、真空管はソケットにさしてあるだけなので交換が簡単だけれど、電解コンデンサーは回路内に半田付けされているのでちょっと面倒なのです。
 以前故障した時、コンデンサーの交換で治った事が何回かあったので今回もかな?と思い、回路図を広げて見当つけた回路にやはり一箇所使われていた。

 同じ容量のコンデンサーが無いかと手持ちの在庫の中から探してみた。すると同じ容量(10マイクロファラッド)はあったものの耐電圧力が小さいものしか無く使えませんでした。
 「あーぁ、一個百円ちょっとくらいの部品を高い送料払って通信販売で買わないといけないか~」とちょっとがっかりしましたw。
 けれど、コンデンサーがイカれたと決めつける前に真空管を交換してみようと思い、その回路に使われている真空管と同じもの(6U8A)を手持ちの真空管の在庫から取り出し交換してみたところ「あ~治ったーラッキー☆」となりました。
 真空管の寿命って結構長いんだけど今回の真空管は短命に終わったようです。

 この手の真空管式の無線機を持っている人の常として、最低一台分の真空管をストックしてあるのですw。
 私もあれこれと300本くらいは持っているのですが、いくら持っていてももっと欲しくなっちゃうのです。すでに多くの真空管は製造を終了していますのであとは減る一方ですから電球が切れて交換するように、使えばそれだけ減っていきますからネ。

 中国やロシアではまだ作ってるらしいですが、全部が揃うわけでもないし、品質がやっぱり思わしくないようです。私も何本か使って見ましたが耐久性が低いです。つまり寿命が短いってことなんですけどね。値段はちょっと安いかもw。

 なにはともあれ治ってくれてよかったです。
 このアメリカのコリンズ社の無線機を使ってると、日本が戦争で負けちゃったのも当たり前だよなーなんて思えてきます。
 昭和30年代初めだっていうのに民生用に非常に高い工作精度と材質、そして50年後の今でも実用かつ高性能な機械として存在できるものを作っていたのですから。しかし、値段は高価でしたけれど。
 当時の大学卒の初任給1年分以上だったとのことでしたから相当なものですねw。

 伝説の名機 コリンズ 75S-1 修理完了www。


 

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2008/11/19 20:17
いえいえ、機械の年齢は50歳になりますが、私が中古で手に入れてからはまだ20年なんですw。

中学校の頃に無線の免許取った時、「でかくなったら絶対コリンズの無線機を手に入れるんだ~」なんて思っていたんですよ。
当時のアマチュア無線家の夢の無線機でしたからネー。私も例に漏れずってとこですw。

でも、国産の無線機もどんどん性能が良くなってしかも安いから、特にコリンズである必要がなくなっちゃたんですね、中古でしか手に入らない上に高価だったこともあるし。

だから今でもコリンズにこだわってる人って相当な物好きと言えるでしょーネwww。
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2008/11/19 16:35
う~ん、この知識の多さ…やっぱりhasunumaさんて年齢不詳
でも、年齢わかちゃったからな~( ´艸`)ムププ
その受信機50年間使ってきたのってすごいです
きっとhasunumaさんならずっと大切に使ってくれそうですね
でも部品がだんだん手に入らなくなるのね…(; ̄ー ̄A



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