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毎日えんやこらせっせ


結局放り投げな、読売新聞 orz

 なんかな~、不正受給はいかん事だけど、記者さんが書いてるとおりで、オペラやってる人間なんかヒーヒー言ってんだよ。名門オーケストラでも存続の危機に立ってるところがほとんどだ。

>現代でも欧州では、額は減る傾向にあるものの手厚い公的支援を受けている。

 

 だから、日本でもそうしましょうって事ではなくて、放り投げですよ。いったい何が言いたいんだか。

 

●補助金不正受給、オペラ団体なぜ相次ぐのか

 

読売新聞 8月16日(火)10時3分配信

 名門オペラ団体・東京室内歌劇場(太刀川悦代・運営委員長)が2007~10年度に17事業で文化庁などから受けた支援金約2億1390万円を不正に受給していたとして、文化庁は来月にも同歌劇場に不正受給額の返還請求をする。

 オペラ界では、昨年の日本オペラ連盟に続く、支援金を巡る不正発覚だ。同歌劇場は、上演機会の少ないオペラを日本初演することに定評がある。しかし、海外の歌劇場が毎年のように来日公演を行っている現状で、今回のケースでは最大1事業約4800万円という多額の支援金を出してまで、国内でオペラを制作する意義があるのか、疑問視する声もあがりかねない。

 音楽・演劇両要素を持つオペラは「総合芸術」と呼ばれる。クラシック音楽の演奏会と芝居の公演、いわば2公演分行っているようなもので、当然、費用もかさむ。オーケストラ・歌手の出演料、ホールの賃貸料、舞台セット費、衣装代など、多岐にわたり、1事業約2000万~3000万円、大きい公演では1億円を超える。

 東京室内歌劇場事務局は、不正受給分も「すべてオペラ制作にかかわることに使った。事務所運営費もかかるが、その費用は支援の対象外。その分、ほかの費目を多く請求した」と釈明。不正受給時の運営委員長・竹澤嘉明氏は「半ば慣習的に行っていた。変えようと思っていたが、そのまま今に至った」と話している。

 長引く不況もあり、オペラ団体の運営は軒並み苦しい。今回の問題は、制作にお金がかかるから、というよりも、それに伴う支援金が巨額であるがゆえ、運営の苦境を不正な会計処理により、安易に解決したものと言えよう。基本的に当事者のモラルの問題だが、公的支援を受ける団体に、経理の公開を義務づけるなどの対策が求められる。

 文化庁の山崎秀保・芸術文化課長は「規則通りに会計を処理している団体がほとんど」と指摘する。同庁は防止策とし、帳簿・領収書の提出を義務化したことに加え、近く庁内に検討委員会を設ける。

 16世紀末にイタリアで始まったオペラは、当初から封建君主らに保護され、パトロンの存在と切り離しては語りえない。現代でも欧州では、額は減る傾向にあるものの手厚い公的支援を受けている。しかし日本のこの厳しい財政事情ではなおのこと、制作者は公的支援を当然視せず、襟を正す必要がある。(文化部 鷲見一郎)

 

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2011/08/31 00:07
>たぬきの休息 さん

 コメありです。

 一応署名記事なので、好き勝手に書けてるんだと思うんですよね。ただまあ、一面で散々政府の悪口とか書いてんだから、「事業仕分けの時にもクラシック業界には予算を!」とかポーズで書いとけば済むものを、そう書かなかったのは本人は「日本のオペラ業界なんて不景気で潰れても止むなし」と思ってんだろね。  ところが、逆に署名記事なんで、そう書いちゃうと、本人が直接叩かれるので日和ったのかなと。ww  何にしても情けない話だ。
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2011/08/28 21:14
ご訪問ありがとうございます。

記事の趣旨は「不正受給はよろしくない」なのでしょうが、ばっさり「日本のオペラっていらなくない?」と書くと文化に理解が乏しいように読者に思われるのが嫌なので、ごにょごにょ付け足しているうちに方向がわからなくなったような文章ですね。
そんなのは「記事にする前に上司でチェックかけなさい」って思いますが。
要約しておかしい文章を有料の紙面に載せては駄目でしょう。



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