S・A~スペシャル・エー~
- カテゴリ:アニメ
- 2011/08/16 23:49:41
全24話
成績優秀な特別クラスのメンバーによる学園ドラマ
コメディ物と見ればそれなり、恋愛物としてみるといまいちといったところでしょうか。
概要(色字は公式より引用)
舞台は「私立白選館学園高校」。
この学校の最も優秀な7名が集まる"SA"組に所属するのは
主人公・華園光、滝島彗、東堂明、狩野宙、山本芽、山本純、辻竜。
光は、6歳の時にプロレス勝負で敗れた屈辱をはらすべく、打倒・滝島彗に燃える努力の女。
普通の大工の娘ながら、このエリート校に通い続けている。
彗をライバル視し、何度も勝負を挑むが、頭脳、体力、何をしても勝つことができず、
万年学年2位の成績……。
この物語は、「打倒・滝島!」に燃える光の、汗と涙とちょびっとLOVEの極楽エリート学園ライフ!
感想
コメディとしてみる分にはよかったのですがシリアス要素と恋愛要素はあまりあってない気がしました。
そもそもSAというクラスの存在意義が不明瞭なんですよね。
学園内で決まったメンバーの集まりを描くのに部活やら生徒会などありますが
この作品はSAという制度を設けたようです。
SAメンバーは授業はほぼ受けていなく特別に与えられた温室を集まる場所としていつもお茶会を開いている
成績優秀ならなんでもOKのような制度ですね。
金持ちも多くいるので極上生徒会のような感じでしょうか
7人のSAメンバーは皆個性派揃いなんですが・・まともなやつがほとんどいない為話の組み立てが厳しく思います。
滝島彗に勝つことしか考えていない華園光
完璧に何でもこなし華園光を好きな滝島彗
声を大事にするあまり全くしゃべらずカンペに文字書いて対話する山本芽
キスされると性格が変わり裏純として女たらしに変貌する山本純
男嫌いで百合入っている東堂明
動物好きで万年7位の辻竜
いつもボケ役の狩野宙
恋愛要素がメイン二人以外は後付け感が強かったですね。
明の過去の問題で八尋が彗に絡んでくる理由が不明瞭
さんざん引っ張って結局は八尋の独りよがり
明から来るまで会わないってどんだけ子供なんですか・・
さらに明がひどい・・百合っぽい登場で
光に懐き慧から光を守るような素振りをして実は昔から宙のことが好きだったとか
八尋の事も決着ついていないのに、てか八尋が自分に気がある事は分かっているのにそっちはガン無視とかひどすぎw
八尋もひどいがそれ以上に明ひどすぎますね
顔がそっくりってってだけで思わず冷たい態度とかもどうかと思います
桜もなんの為に登場してきたのか分からないキャラでした。
慧の元婚約者で早々に慧から純に乗り換え
そもそも純のカップリング相手に登場させたとしか思えない
そして純も裏純に変わると桜に嫌われるかもしれないとかシリアスになってるし
視聴者にどのようなリアクションして欲しいのか・・
笑いを取るための現実離れした設定でシリアス求められてもしらけるだけですね。
そして芽w
作者の強引なカップリングの白羽の矢を立てられたキャラですね。
明が宙と付き合うようになってSAのメンバーを八尋から守る為とか言って
芽が八尋に告白するとかありえないでしょw
八尋からすれば誰?って感じだし芽の行動は痛すぎます。
てかそこまで行動的ってキャラ変わっていると思うのですがw
カンペキャラを無理やり見せ場作らされたって感じでしたね
スケッチブックの代わりを八尋が買いに行くシーンも痛々しかったですね。
ついでに言うなら校長もw
SA全員の退学届けを受け取り言った言葉が「あいつらも成長したな・・」とかどんな教育者ですかw
ギャグに徹していればそれなりによかったと思うのですが
変にメイン以外のキャラに恋愛要素入れてしまったため残念な内容になってしまった様に思います。
光と慧のあの空気読めないやり取りは楽しかっただけに残念ですね。
それはさておきこの作品
華園光を後藤邑子さんが演じているのには驚きです。
体育会系で猪突猛進タイプのキャラはかなり珍しいですね。
更に言うならメインを張るのもあまりないですね。
そういった意味では貴重な物を見させてもらいました。
登場人物
華園光(cv後藤邑子さん)
滝島彗(cv福山潤さん)
山本純(cv代永翼さん)
山本芽(cv高垣彩陽さん)
狩野宙(cv下野紘さん)
東堂明(cv生天目仁美さん)
辻竜(cv堀江一眞さん)
雑賀八尋(cv谷山紀章さん)
滝島悟(cv緒方恵美さん)
>つゆり☆さん
流しで見れるコメディとして楽しめたのですが度々シリアスや恋愛部分が出てくると
前後の展開とか整合性を気にしてしまうので違和感を感じてしまうんですよね。
SAがただのたまり場になっていたのも残念でしたね。
ほとんどが幼馴染という間柄なので確かに新参者では居心地悪そうですね
低学年向けと考えるとSAという他の生徒達とは交わることを拒み限られたメンバーだけで楽しく過ごすという思考はある意味怖い気もしますw
後藤さんのOPは・・すみません私も飛ばしてましたw
>LeE~リィ~さん
コメディ物としてみる分には楽しめましたのでメイン二人のゴールはあまり気にならなかったですね。
メイン以外の恋愛部分がどうも取ってつけた感じで不自然なんですよね。
例えば八尋なんか明を何年も思っていたのにいやいや告白してきた芽に惹かれていくとか
なんか落し物届けただけで惚れられしまいそうです、様は節操なく見えてしまうんですよね。
シリーズ構成が花田さんなのでもう少しうまく出来たと思うんですよね
脚本全部花田さんというわけには行かないでしょうししょうがない気もします。
最後は連載中なりに無難なまとめ方だったと思います。
原作ゲームはやったこと無いのでなんともいえませんが
原作連載中にアニメスタートはよくありますよね。
原作に忠実である必要は無いと思っていますので
例えばフルーツバスケットなどはうまく纏めたいい例だと思っています。
逆にスキップビートは残念な終わり方のように思います。
ふたつ共原作連載中でしたが纏め方が対照的ですよね
あまり深く考えずに完全にコメディとして見てた気がします^^;
(設定からしてシリアスとか・・・ムリだぁw)
SAが結局ただの「逃げ場」になっていたのが残念。
もし、途中からSAに入ったら、居心地悪そう・・・。
OPを主役の後藤さんが歌われていたのですが、毎回飛ばしてました。。。
アニメ放送当時はまだ原作(少女漫画)が連載中だったので、
メインのふたりをゴールさせるにさせられない大人の事情があったんですよね。
連載中の少年漫画をゲームにしたら、ラスボス不在!?という珍現象と同じ、みたいな。