Over Drive
- カテゴリ:アニメ
- 2011/08/20 20:16:07
全26話
自転車に乗れない少年が自転車に惹かれ変わっていく物語
自転車を題材にした珍しい作品でしたが、それなりといったところでしょうか
概要(色字は公式より引用)
「自転車部に入らない?」
憧れの深澤さんからそう言われた、篠崎ミコト。
だが悲しいことに彼は自転車に乗れない高校1年だった!
ゆきの期待に応えるため、「自転車部」がなんなのか分からないまま夢中で
自転車に乗る練習を始めるミコト。
苦難の末、初めて自転車で疾走したとき、
15年間くすぶりっぱなしのミコトの心で何かがはじけた。
「自転車を本気でやってみたい!自転車にこの僕を賭けてみたい!」
篠崎ミコトの冒険が今、はじまる!
感想
スポ魂の様で微妙に違うんですよね。。
まず登場人物ですがミコト君
このキャラにイマイチ好感が持てませんでした。
どんなキャラかというと非常に説明しづらいのですが
何年も前からゆきに好意を持っていていつも見ている
ひっそりとゆきの絵を描いている
そして高校で同じクラス、となりの席だが会話をしたことが無い
まぁここまではありかと思うのですが、
ある日教室に残って絵を書いているミコトにばったりゆきが出くわし
絵を描いていることが分かりゆきと初めて話しモデルになることに
そこで描いた絵が水着姿。。
自転車部の勧誘で自転車に乗れないミコトが練習をすることになったが
ボロボロになってまで練習する原理が不明瞭
ゆきには水着姿のゆきと2人乗りするのが夢とか言ってるし
ゆきが突っ込みキャラならギャグとして流せるのですが
そこそこのツッコミするけど、ある程度許容するキャラの為ミコトが危うい性格に見えてしまいます。
入部してからも勝手にゆきの水着姿のイラストを描き入部ポスターとして学校中に貼ったり
ゆきの昔の写真にことごとくミコトが写っているとかは結構引きました・・
(ギャグについてはメリハリが無いのがもったいないですね)
初めて自転車に乗れるようになりバイクを追いかけ激突とか
魅せる場面としてもやりすぎではっきり言って危ないw
乗れた事の喜びに浸っているミコトでしたが大破したバイクと倒れている人の方が私は心配でした。
自転車に乗れるようになった喜び、自転車で早く走ることの喜びの表現がうまく出来てい気がします。
まぁ他のキャラはありがちな設定なので特に気になりませんでした。
肝心のレースですがミコトに関しては折れない心と気合があれば山岳賞も取れてしまうんだなと思う程度でした。
他の3人、遥輔、大和、兵藤はなかなか楽しめました。
6時間にも及ぶレースを12話分(約6時間)使って表現するのは
製作者側の狙いを感じましたが少し無理があるように感じました。
過去最大と思われるレース中の回想シーンの数々
必要な物もあれば不要なものも多々あり、レース前にそれなりの伏線を用意できていれば見れる回想シーンも増えたのでしょうがね。。
ポット出の山岳王の回想シーンや兵頭の過去とか唐突過ぎます。
緊迫感あったレースも頻繁に入る回想で細切れ状態でしたね。
作品の大半がロードレースという内容でしたがミコトにもう少し好感が持てたら見え方が少し変わってたかもしれません、
自転車を始めるきっかけの部分が自分には弱かったのでそこが一番残念でした。
そして他のキャラの掘り下げもそこそこレース前にあれば、回想シーンも効果が出ていたかもしれません。
登場人物
篠崎ミコト(cv梶裕貴さん)
深澤遥輔(cv保村真さん)
寺尾晃一(cv野島健児さん)
大和武(cv谷山紀章さん)
深澤ゆき(cv名塚佳織さん)
朝日嘉穂(cv矢作紗友里さん)