スイス旅行の喜怒哀楽
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2011/08/21 12:29:30
今年の夏休みはスイスでした。
備忘の意味合いもあるので、喜怒哀楽を書く前に、ツアーそのものの説明をします。
(なぜスイス?と下準備)
以前に一度行ったときに、天候不順で半分くらいはイマイチだったので、リベンジを期していたのですが、なかなか遠いのでタイミングが難しかった。そこに、311そして電力不足が来た瞬間に読めました「今年の8月は長めに休める」と。で、とにかく、スケジュールつくって、行く人確保して、で、航空券とホテルを押さえるまでが3月中。
いつもはこんなに前倒しにしないのだけど、8月は航空券確保も大変だし、今回は「眺めのよいホテル」にこだわったので、ホテルも急ぎました。で、コストも安くなるし、なにかと便利なので、同行者も見つける必要がありました。
ちなみに、スケジュールですが、旅行会社のツアー行程を何十も読んで、基本のイメージを作ってから、ガイドブックを何冊か読んでプラスαをアレンジして、そこから、トーマスクック(時刻表)で行程を組み立てます。自分で言うのも何ですが、個人でここまで綿密にスケジュール立てる人は珍しいと思いますwこの手間は、趣味だからwなんだけど、実際に現地で天候等で予定を変更するときに短時間で新しいプランが組めたという成果につながりました。
(こんな行程でした)
1~3日:モンブランのあるシャモニー(フランス)
3~6日:マッターホルンのあるツェルマット
6~10日:ユングフラウ三山のあるベルナーオーバーラント
10~12日:ルツェルンとチューリッヒと周囲の山々
往復は、エールフランスの夜行便にしました。これは日本と欧州の往復に正味1日しかロスが出ない(ツアーだとこの往復に3日を費やす。つまり9日間ツアーといっても、実質6日しかない)ので、体力ある限り使うことになりそうですw
大雑把には、よくあるツアーと一緒なのですが、日数を多めにしたので、展望台に1つ上がっては移動を繰り返すツアーと異なり、一つの地点で3日くらいいるので、天気に一喜一憂せずに余裕のあるスケジュールが組めました。
(スイスランドへの評価)
正直、学生時代とかスイスに行くという気持ちが全くなかったです。
僕は歴史マニアなので、とりあえず教科書に載っている歴史を軸に旅行を重ねてきたので、スイスには食指が動かなかったし、雨だとアウトというリスキーさもありました。
でも、改めて考えると、山歩きに興味がないというのが一番あったのですねw
で、実際行ってみると、楽しいわけですよ、スイスランド。
スイスは、150年前くらいにイギリス人の登山ブームが起きて、更には旅行とか鉄道という概念が登場したことで、観光立国としての意識がいち早く目覚めたので、ものすごく旅行しやすいのです。
綿密かつ正確な交通ダイヤ、どんなとこにもどんなレベルもあるホテル、分かりやすく便利な観光施設、犯罪が少なく親切な国民は英語も十分できる、で、飯も基本的な食材は美味しい。これで物価が安ければなぁと思わなくもないけど、これだけ揃った国は世界でも多くはない。(僕的には、英語が通じる=言葉が通じるとすれば、日本くらいかと)
やっぱ、美しい山並みとか自然というのは、ドンピシャな天気に恵まれると、ものすごくインパクトがあります。本当に「おーーーー」とか「すげぇーーーー」とか「さいこーーー」とか叫びますからw セコイのですが、元が十分とれたぁとひたすら思ってますw
あ、スイスランドって呼び方ですが、英語ではSwitzerlandなんだけど、ディズニーランドに近いと思うので、僕の勝手なネーミングです。
ランドの中では、すっごい素敵な風景や出来事がいっぱい、親切なキャスト、高い料金だけど応分のサービスのあるレストランやホテル、俗世のことは忘れて楽しんだものがちというルールなど、まさにディズニーランドでしょw
そうそう、ホテルなんですが、僕は☆とかこだわりないです。一番よい宿は日本の温泉旅館という確固たる基準があるのでw リゾートとか夜景といった別の事情がない限り、海外旅行でのホテルは「寝る場所」なので、適度に駅とかに近ければ、後は安いとこにしてます。
でも、スイスでは、結構奮発しました。☆へのこだわりではなく、景色へのこだわりですね。山の上とか、山がキレイに見えるとか、これは他人のブログとか旅行記を色々チェックしました。普通の街なら、3万円と1.5万円のホテルがあったら、迷わず後者ですが、スイスだと前者がいいと思いました。
部屋に戻っても、大きな山が見えて、食後に夕景、目覚めると朝日に照らされた山と、これは正しく値千金だなぁと。
しかしまぁ、画像もなく、文字だけで書くの自分でもシンドイので、ここまで読まれた方もさぞ退屈と思います、ご容赦ください。
旅好き(特に海外)の中では、計画性の有無って大きな派閥になっている気がします。
バックパッカーとか時間がいっぱいある人(最近はリタイア世代がここに多い)は、自由こそ旅の醍醐味といい。
一方で、計画派は、限られた時間の中でどれだけ上手く計画できるかに意味を見出しています。
これは、前者は「自分が時間だけは多くあることを糊塗する(中には堂々とした人もいるけど」、後者は「時間が無限にある人への羨望を糊塗する」ことに過ぎない気もします。
想像こそが旅の翼と僕は思うので、どんどんと翼を広げて、楽しめばいいと思いますよ。
旅行は行き先やコストで上下はないと思います。1泊2日なら1泊2日、1週間なら1週間という、誰にも等しい時間量の中で、どれだけ楽しめたかに尽きるでしょう。
僕も、何年後に行くんだよ的な計画を考えることありますからw
計画性のあるお人柄が存分に出てますよw(って変な感想だな)
旅行の計画なんて立てるほどの旅行にしばらく出ていません・・・。
計画をあれこれ立てているうちが、何気に妄想癖のある私には一番楽しみの時間かもww
ってことは、今でも「行けるかもしれない・・・」と妄想だけはどんどん旅行できるわけか(意味わかんねーコメントw)
頭がまだ遅れた夏休み中のペー子さん、また出直しますわ~(^_^;)
・・・何しにきたっ!!!とか言わないでくださいまし(>_<)
ってか、言葉通じるしなんとでもなるかなあって^^;
移動日が実質1日で、正味12日間は、さすがに充実でした。
その間のほとんどが日本は猛暑だったようで、避暑にもなって、ホントよかった。不謹慎ですが、節電への何よりの貢献でしょうw
そうそう、僕の海外旅行とくにヨーロッパって軍隊みたいに歩くのですよ。6時過ぎに起床、7時から朝食で8時前には街歩き開始で昼食休憩以外は18時くらいまで、ひたすら観光しています。まぁ、全部は歩いているわけじゃないけどwで、シャワー浴びてから服を着替えて晩御飯で、それも21時過ぎに終えると、あとは寝ます。軍隊並みに歩いて、刑務所並みの就寝・起床w あぁ、だから、ホテルに頓着しないんだw刑務所よりマシならいいかとw
今回は、スイスで朝の山並みをみるという目的があったし、食事は適当だったので、5時過ぎに起床でしたから、ホントに健康な生活でした。
そうそう、ツアーのメリットってのも僕は認めているのですが、プランニングをしない旅行というのは楽しみ半減という旅ヲタなので、利用しないだけです。
でも、シベリア鉄道でモスクワまで行ったときは、無駄に金と手間のかかる手続きが個人だとあるので、片道だけのパックツアー?でした。学生だったし、修学旅行みたいで楽しかったですよ。それに、ずっと鉄道の中なので、ツアー故の仕切りもなかったし。
そういえば、これもOlivierさんからしたら、ビックリ仰天と思いますけど。
今回はハイキングがメインで、荷物もキャリーバッグ一つにしたので、靴を山歩き用だけに絞ってしまったのです。昼間はさておき、ホテルでもこれではさすがにしんどかったので、カジュアルなホテルのメリットと日本人的厚顔無恥を装って、JALスリッパで朝と夜の食事がホテル内のレストランに行ってましたw
まぁ、幸いというかスルーしていただけて、Tシャツ短パンの米国人とニヤニヤしてましたw
ぜひぜひスイスランドにも足をお運びくださいませ。
僕が勝手に考えた言葉ですが、「旅は、感動を追体験するために行く」。
映像等でいいなあと思った所や、憧れている歴史や文学の舞台を訪れる。そのために、その国や場所のことをいっぱい調べる。そうして訪れた場所って、初めてなのに不思議と初めての気がしないものです。
これは、海外に限った話ではないのですけど。
実際に足を運ぶと、360度全部がその場所ってのが、映像や本との違いでしょう。
それと五感をフルに使って感じられる。
>友人連中の見たいもの、やりたいことなど交通手段や予想されるトラブルを勘案して組むのは面倒でも楽しい作業です。
>予測したとおり当日ばっちりはまったら「よっしゃ!」って思えますからね
全く同感です。
今回も、どっかで半日くらい雨に降られることが分かったので、行程案をいくつか作って、連れと選んで、結果して雨の被害を最小限に食い止められて、移動ロスも最小限だったので、その夜のビールは自己満足で美味かったです。
ふと振り返ったら、リョウさんからブログにコメントもらうの、最初にブログ書いて何回目かで一度もらって以来、67日ぶり2回目(夏の甲子園風)ですよw
長文キライでしょw
夏休みの読書感想文 ずっと怠けたでしょw
そうそう、助言もいただいて、ガチャアイテムはすっかり勝手に交換していますw
自分でも出来のいいプランニング&風景に恵まれたので、某旅行サイトで旅日記を作成中です。
完成したら、ご案内します。
旅行のプランニングは、あくまで趣味の世界なので、別に出来ない人がいるのも当然です。
逆に僕は、PCとかバラ買いして組み立てなんて絶対無理なので、そういうのが得意な人から見たら、全食付きでオール日本語のパックツアー参加者みたいなもんでしょうw
でも、夫さんがプランニングできる方でよかったですね。
たまにいるんですよ。旅行は好きだけどプランニング全く出来ない人(関西在住で白浜とか城崎にもフリーで鉄道では行けないレベル)。
たまに、旅行の相談に乗ると、ギャラもらいたいくらい色々頼んでくるしw
まぁ、こっちは好きなんで、いいんですけどね。
僕は、ヨーロッパに行くなら出来るだけ長く行きたい派だし、長い旅行の一番の制約要因が日数なので、そのことに敏感だったのだと思います。
いわゆるパックツアーは、学生時代にバイトで国内ツアーの添乗員をしていたので、プライベートでは全然利用する気にならないです。
「誰かにプランを仕切られる」「知らない人達に気を使う」こんなの仕事の時だけで十分なんで、何でプライベートで大枚はたいて、そんなことされるんだって思いますw
自分の観たいものを飽きるまで眺めている。僕的には「旅してるー」って醍醐味ですよ。
まぁ、↑はあくまで僕の主観なので、面倒を金で買ってラクに海外旅行をするツアーの存在や利用者を悪いとかダメとかは思ってませんので、念のため。
たまーに、フリーで周っている人で、観光スポットも風物文化も何も知らずにいる人を見かけるのですが、そういう人は、はとバス乗ってろと思いますけどw
2週間のバカンスは、社会人になるとまず無理ですからね。
貴重な旅を満喫されたようで、よかったですね!
私も予定をたてるのは大好きです。
今は、無理をすれば何日でも休みを取れる状況なので、
まずは予算を決めて、そこから日程を決めています。
フライト・ホテル・レンタカー&ガソリン・公共交通機関移動費・ミュージアム等チケット代
それから食事代を計算すると・・・かなりの諭吉さんが飛んでいきます。(T_T)
ホテルは・・一泊only以外は、かなりこだわりますね。
旅行中はホテルが「家」ですからね。
一日どんなに歩き疲れても、家(ホテル)に帰ってくつろげばエネルギーが回復する・・。
良いホテルは全てがスマートで、ホスピタリティーに溢れていますからね。心地いいです!
でっちさんの仰る「日本の旅館」のホスピタリティーも、私、大好きです。
質の悪いホテルというか、下品がちらつくホテルは・・ダメです。
一泊だけなら・・などと思って利便性のみでとったホテルには良い思い出がありません。
その日の(観光の)感動をゼロにさせるほどの不快感でした。マジ~!
未知なる国を訪れるときは、敢えてツアーを利用するのも手です。
一度は訪問したいけど何回もは・・という場所もありますからね。次回の選別の参考になります。
時には予想以上にいい場所(国)もありますからね。
そんな場所は後日個人旅行で訪れ、街に溶け込む・・そんな感覚で何日も滞在します。
ツアーは、「コスト&短時間に効率良く多くの場所を観光」の点では有効です。
でも、でっちさんも仰るように(観光)時間が短い。それが悲しい。
ただ時々、日本にいるだけではまず知り合えない「素晴らしい出合い」があります。
そう考えると、ツアーも捨てたものではありません。
『トラファルガーツアー』(英国)と言って、海外のツアーに参加したこともあるのですが、
米国・カナダ・豪州・英国etcからメンバーが集まっていて楽しかったですよ!
彼らの何人かとは今もメル友です。(^^)
私事ばかりでスミマセン・・。
スイスランド・・10年くらいご無沙汰しているだけに行きたくなりました!
十分楽しんでこられたようで何よりです。
私は飛行機が嫌いなので当然海外旅行をしたこともありませんが、時折「トンネル(もしくはどこでもドア)があったら行ってみたい」と思うような景色を映像で拝見することがあります。
スイスの辺りも映像で見ただけでもきれいなんですから、実際はもっとすばらしいのでしょうね。
先述の理由で国内旅行しかしませんが、友人と旅行にいくときに日程を組むのは大抵私の役割です。
友人連中の見たいもの、やりたいことなど交通手段や予想されるトラブルを勘案して組むのは面倒でも楽しい作業です。
予測したとおり当日ばっちりはまったら「よっしゃ!」って思えますからね。
ブログのコメントに付いては、、、そのうちにww
かなり充実できたようで、よかったねww
交換は小物の共有物は男女関係なく交換でできるけどww
男女別に分かれてるのは無理なのでww
簡単なのは、男友達を増やすww
後はフリマのようですwwがんばれww
おかげ様でお友達にナンパしてもらいましたぁww
ありがとうww
私は綿密なスケジュールは立てられないくせに(←基本、同行者の夫任せ。友人との旅では多少頑張ります!)、集団行動のツアーが苦手なので、でっちさんのような旅話を聞くのがとても好きなのです^^それに☆にこだわりない、っていう感覚も共通するところがあるので、親近感持って読めたような気がします♪
スイスの絶景も、旅行者に優しい感じも、自分の妄想できる範囲で楽しませていただきました^^
続き、まだまだあるよね??楽しみにしてますよ~~。
って、スゴイですね。
私は当日電車が止まるという事態さえ読めませんでした。
一都市をじっくり見る観光は私も好きです。
ローマに留学してる友達に会いに行った時、塔の上でボーっとしていたら、
J社のバッジをつけた日本人が挙がって来たので「こんにちは」と挨拶したんですが、
3分くらいで「もう行かないと」と下りてくのを見て「ツアーってヤだね」と言い合いました。