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ニコッとタウン12年目


小学生裁判員裁判の読者からの感想コーナー2


小学生裁判員裁判の読者からの感想コーナー2

私は、ミステリー脚本家をめざしており、小学生や中学生向けの演劇の台本を創作しました。
作品「小学生裁判員裁判カンニング疑惑事件」です。
小学生や中学生でも、裁判員制度がやさしく理解できます。演劇なので、文化祭などで公演できます。
ビッグローブのブログ「わかる小学生・中学生の裁判員制度」
http://46305579.at.webry.info/201104/article_1.html
にて公開しています。

作品「小学生裁判員裁判カンニング疑惑事件」について多くの方から、ご感想をいただきました。感謝いたします。ご感想をいくつかをピックアップし、掲載させていただきます。ただし、ネタバレ注意です。(^o^)

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●読者の皆さんからの作品「小学生裁判員制度」の感想のコーナー

(続き)

(12)評決での多数決について、ひっかかることがあります。それは、有罪と無罪のどちらにも手を上げていない裁判員(サブロー君)がいたことです。ホントの評議では、どちらともいえないという人は、「無罪」の扱いにするべきでは?…と、思いつつ読んでいくと、サブロー君は「無罪」に転じていて、「推定無罪の原則ってやつさ」というセリフ。つっかえていた部分が解消されました。


(13)先生のヨッシー先生が、さぶいダジャレをいうのが、おもしろかったです。登場人物の中で唯一の大人なのに、なんか、頼りなさそうでしたが、最後に”落ち”をいうのが、いい感じです。実際、こんな先生だと楽しいクラスだろうと、思いました。


(14)職業裁判官の3人が、「自分達は、裁判員よりも責任が重い」と、言ってたのが、印象に残っています。とくに、裁判長のサイコさんが言う「裁判長に女も男もない。」は、名セリフかと思いました。私も、法律の仕事につきたいと思いました。


(15)結局、ジャスティス氏は、だれだったのでしょうか?傍聴人の一人だったのでしょうか?それとも、D子かE子か?まさかヨッシー先生?じつは、C君?うーん。私は、見えない登場人物を、今も想像しています。…作者さん、教えてください。


(16)この作品のおかげで、裁判の傍聴が小学生でもできることを知りました。今度、子どもをつれて、傍聴ツアーに参加したいと思います。「カンニング疑惑事件」みたいなのは、さすがにないと思いますが、詐欺事件のようなものを、人生勉強として傍聴してみたいと考えます。


(17)発見しました!「一日一禅」って、ベンゴ君の解答があって、苦笑です。ベンゴ君のイメージ図は、坊主頭なので、お坊さんみたい。やっぱり、座禅を毎日してたりしますか?だけど、「アーメン」って、牧師か?とつっこみをおもわず入れてしまいました。小学生なのに、「正直者がバカをみる」とか、悟りをひらいているのが、すごい。「君は賢かった。知恵があった。」というのも、アダムとイブがリンゴを食べた、という聖書の引用でしょうか。強烈なキャラですね。


(18)ぼくは、つい先日まで、中学受験生でした。裁判員のジロー君と同じです。受験のあとで、これを読みました。判例として、中学受験の事を取り上げていたので、とても身近に感じました。2011年2月1日の男子S校の試験で、問題に「40文字以上で答えなさい。」とあったのに、解答用紙のマス目が40文字しかなくて、悩んでいると、他の受験生が、無言で手を上げて、試験監督にその箇所を質問してくれて、試験監督から、「40文字以内で答えなさい。」の訂正を知らせれました。黒板にも、訂正内容が書かれました。こんなことが実際にありましたので、テスト中に誰かが手をあげることに、他の人たちが注目する気持ちが、よくわかります。ぼくも、じつは手を上げて、同じ質問をしようかどうしようか迷っていましたが、たまたま別の人が手を上げてくれたおかげで、訂正があったので、その問題が回答できました。なにはともあれ、中学受験が終わり、ホっとしています。


(作者から:中学受験生の皆さん、大変な努力をしていることと思います。きっと、その苦労は報われると信じ、応援しています!)






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