戦争小説
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/23 16:13:33
戦争パロです。
小説をよんだら嫌悪感を抱くかも・・・というかたはお戻りください!
AMNO×Sです。
「翔ちゃんは泣き虫だなぁ。」
「んふふ、ほら・・・男の子でしょ?」
ねえ、もう一度・・・お願いだから、
「ん、おぶってやるから乗れよ」
「じゃあ、翔くんの好きな歌みんなで歌おう?」
まだみんなにありがとう、って言えてないんだ。だから、
「きらきらひかるー♪おそらのほしよー♪」
もう一度、俺のそばで笑ってよ、大好きな声で歌ってよ。お願いだからっ・・・。
4人が戦地に向かってもう3年が経った。はじめに智くんが戦地に行った。智くんは優しくて、病弱が理由でいじめられて泣いていた俺をいつも一番先にみつけて慰めてくれた。智くんが戦地に行くことになっていつまでも泣きじゃくっている俺の頭を優しく撫ででくれてほかの3人に翔君を守ってくれって、それだけ伝言を残して行ってしまった。
残された俺たちは智くんが必ず生きて帰ってくるということを信じてなるべく笑顔で過ごした。でも、智くんが行ってからわずか一週間で潤が戦地に行った。ショックで信じられなくて俺は涙もでなかった。潤はそんな俺の姿に苦笑いすると、翔君は強くなったなって笑って戦地に行ってしまった。
2人がどこかへ行ってしまってショックで今度こそ笑顔で生活できないと思った。でも雅紀は必死で笑顔を作って、へこんでいる俺と和を励まし続けてくれた。そして、俺と和の笑顔が戻りかけたとき、雅紀も戦地に行くことになったんだ。
俺は雅紀が戦地に行くときになっても腕を引っ張り、行かせないと泣きわめいた。周りの住民からは非国民だと罵られ、何回も殴られた。そんな俺に雅紀は抱きついて、周りの住人に聞かれないように耳元で、必ず帰ってくるから、そのときは料理上手になっててね、と言ってくれた。
和と2人きりになってしまって、2人ともなにも言わずにそのへんの草むらに座ったときのこと、和は覚えているだろうか。雅紀が行った後、あふれでてきた涙。それを何も言わずに拭ってくれた和。そして俺を強く抱きしめると頭をよしよしと撫でてくれた。
S:「ふっぇ・・・和、は・・・どこにもいっかな、で・・・。」
N:「・・・俺は、たとえ召集がかかっても、絶対生きて帰ってくるから。」
S:「・・・!や、だぁ・・・どこにも、どこにもいかないでぇ!」
N:「っ・・・。」
泣きわめく俺を和は朝日が見えるまで強く抱きしめてくれた。あの時、和は俺が気づいていないだろうと思っているかもしれないけど和が泣いていたことをしってるよ?和もつらいんだ、って思って必死に涙をこらえたんだ。
そして雅紀が行ってわずか三日後、和は戦地に召集された。
もう俺は行かないでと泣きじゃくることもなかった。それは和が困ってしまって悲しくなってしまうから。だから俺は和に言った。絶対に帰って来い、帰ってきたら伝えたいことがあるって。和はなんだそりゃ、って笑って戦地に行った。
一人きりになった俺。もともと病弱で、戦地に召集されることもなかった。大好きだったみんながいなくなり、毎日毎日泣いて、でも泣きながら雅紀が言ってくれた言葉を思い出し、一生懸命料理を練習した。
そして、終戦を告げる放送が流れた。
人々は泣きわめき、日本が敗戦したことを悔やんだ。でも俺は正直日本が負けたことなんてどうでもよかった。あの4人が帰ってくる、そう信じて疑わなかった。でもいつまで経っても帰ってこない。暑かった夏も過ぎ、秋、冬、そしてまた夏がやってきても帰ってこなかった。そしてそれも3回続いた。つまり3年が経ったということだ。
俺はあの和との思い出の草むらに行き、その場に座った。そして4つの砂山を作った。
あの四人の墓だ。
S:「ねえ、智くん。もう一度あの優しい笑顔見せてよ?守ってくれって言ったけど、もうみんないない・・・守ってくれる人は誰もいないんだよ?だから、智君が守ってよ。」
涙がぽたぽたと砂場を濡らした。俺は流れ出る涙を必死に拭った。
一応ここできります!文字数足りなくて中途半端になっちゃうので^^;
うち今日だけで何回泣いてるんだっ
明日目ぇ腫れる!
続き頑張ってくださいっ!
涙とまんないです、
続き楽しみです。
既に号泣
何か、すんげぇや…、
続きめっさ気になるッ!!