大噴火の日
- カテゴリ:日記
- 2011/08/24 07:36:04
●大噴火の日
西暦79年8月24日。
イタリアのナポリ湾を臨む、ヴェスビアス火山が突然噴火し、ふもとのポンペイの市街が、数日間降り続いた火山灰、約8メートルほどつもり、埋没しました。
この大噴火により、2000人以上が死亡したといわれています。
その光景は、1999(平成11)年に出版された『ポンペイの遺産 2000年前のローマ人の暮らし』(青柳正規監修、小学館)によると、「79年8月24日、(中略)突然大地を揺るがすような爆発音とともにヴェスヴィオ 火山が噴火し、熱風と火山礫がふもとの都市を襲った。人々の大半は逃げる暇もなく灰や火山礫の中に埋もれた」といったものです。
1738年に農夫がこの遺跡を発見し、発掘により当時の町の様子がそのまま出現したそうです。
ポンペイは、1997(平成9)年に「ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」として世界遺産に登録されました。
歴史小説家リットンの『ポンペイ最後の日』は、この大噴火を題材にしたものだそうです。
ちなみに、1962(昭和37)年に三宅島が大噴火を起こしたのもこの日だったそうです。