紳助の「人生が変わった深ワリィ話」の噂の真相
- カテゴリ:テレビ
- 2011/08/24 12:17:25
まず、ここまでのメディア報道を纏めると以下の通り。
既に刑事裁判となっている羽賀・渡辺の恐喝事件捜査の過程で、紳助が渡辺から紹介された暴力団関係者との交際が発覚し、その事実関係を、24時間テレビ終了直後に吉本側より示された紳助が「引退」を自ら申入れ、テレビ局等の関係者にも相談なく、昨日の緊急会見が行なわれた。これを受け、紳助出演番組は全て放映差替え等の対応となっている。
紳助自身が「美学を通させてくれ」と語ったが、現時点ではどのメディアも、「引退」理由の暴力団関係者との交際を追及せず、吉本・紳助側の「違法行為は一切ない」という主張が罷り通り、紳助は非難の的とはなっていない。それでいいの?ってのが、僕の黒い疑念であり、「噂の真相」を考えてみたい!(以下、「噂の真相」っぽい文体)
まず結論をハッキリ書こう!本件は、「島田紳助引退」で手打ちにした、吉本・紳助・暴力団関係者の茶番劇ではないのかと!メディアは怯まず怠けず真相を追究せよと!
理由1:なぜ「引退」なのか?
紳助自身が過去には損賠賠償判決を喰らう暴行事件や噂の限りだが某芸人への生放送脅迫事件を起こしており、あるいは、吉本芸能人が何人も犯罪不祥事を起こしているが、「引退」とは紳助自身が言うように最も重い罰であり、過去にも殆ど例がない。
前例踏襲であるなら、紳助曰くの「自分から引退を申し出なければ、厳重注意や謹慎止まり」だろう。これが前田五郎のように半ば終わった人なら契約解除ともなるが、紳助引退では損害賠償何十億円とも言われている。
そこまでして「引退」というのは、美学ではなく、そうしなくてはならない理由があったと考えるべきだろう。それを想像するなら「刑事事件に発展しかねない問題」または「かつてないようなスキャンダラスな黒い関係」の存在が容易に浮かんでくる。
そして、その問題は、紳助個人に留まらず、吉本側をも当事者とするものではなかったのかと?今回の「引退」が紳助と吉本との契約関係を如何なる形にするものか不明だが、契約に定めているであろう条項に抵触しての契約解除なら、これに伴う損害賠償の責を紳助は免れない。しかし、「引退」が双方合意の円満な契約終了なら、損害賠償の責は生じないのかもしれないし、テレビ局と吉本の間でも代役等の収拾があるかもしれない。
こうした金の話も相談せずに、いきなり引退はありえないだろう。報道通りに事態の発覚が1ヶ月程度前からであっても、水面下で関係者が対応を協議するだけの時間はあったはずだ。
理由2:なぜ今なのか?
短期的には24時間テレビと行列(日テレ)、そして、鑑定団(テレ東)放映後だが、今日はヘキサゴン(フジ)、更に10月にはTBSオールスター、年末にはM1に替わるThe Manzai(フジ)と紳助なしには成り立たない番組が続く。そして、あと1ヶ月待てば、番組改編期でもある。今というタイミングは、テレビ的にオカシイすぎるだろう。
これも、理由1で述べたとおりの大問題がそこまでの間に発覚または報道される可能性大との判断があったと考えれば、あっさり腑に落ちる。
つまり、紳助と吉本が地に堕ちる前に、あくまで自発的に厳しく対処した形を装ったということだろう。後番組を吉本芸人が引き継ぐかどうかが今後のチェックポイントとなる。
理由3:事件の裏には銭の音
今回の一方の当事者は暴力団関係者で、彼らは、銭の絡まぬところに姿を見せないし、銭を得ることなく引き下がることもないだろう。
一部上場企業である吉本自らが暴力団に銭を渡すこと(あるいはそれが露見しかねないこと)はおそらくしないだろう。しかし、「引退」した紳助個人であるなら、それが出来るはずだし、あるいは、既にそうしたことが行なわれたことこそが、今回の「引退」という選択の真相なのかもしれない。
「紳助の涙と美学にだまされるな」
一部メディアしか伝えていないが、会見終盤で紳助は暴力団との交際を書き立てた一部週刊誌を強く非難し、「引退」し一個人となった後は、そうした報道には告訴等で対応する気持ちがあると涙なく元ヤンキーの目つきで吼えていた。 「引退」した一個人への報道は止めろ!これこそが、今回の「引退」で紳助が得る数少ないメリットなのではないだろうか。
テレビやメディアに多大な影響を持つ吉本も、辞めた芸人や打ち切りにした番組のことで、これ以上の追及をするなと言っていると読むのが妥当だろう。
さて、メディアの皆さんだが、これに近い人、たとえば朝青龍の時にどういう報道をしただろうか?前原前外相に「辞任でケジメとは思うな」なんてコメントしている良識者の方もいた。さぁ、本当の報道はこれからだ。先ずはカウス師匠にジックリ聞くべきだと先ず言っておきたい。
「おかしい」と思ったら、何故だ?と問うて欲しいですよ、監督もw
僕は報道メディアには、三つの機能を期待しています。
・ 世の出来事を正しく速やかに伝えること
・ 複雑な出来事やその背景や経緯を解説すること
・ その出来事が起きた理由を解明すること
1つめはインターネットでの配信や速やかさだけならツイッター等に新聞やテレビは勝てません。
しかし、3つめはマンパワーの豊かなメディアの方が有利なはずです。
「伸介さん、やめないでー」「しんすけサイコーや」(何れも原文ママ)なんてなアホコメントを伝えるのは素人のブログやツイッターに任せて、キチンと何故を解明して欲しいものです。
この件では、紳助と吉本が曖昧にしている「誰が」「何のために」何年も前に警察が捜査資料として確認していた紳助と暴力団幹部の深い関係を示す手紙や写真を、今になって吉本に届けたのかが、先ず解明すべきポイントでしょう。
そして、引退と言う選択を、吉本が迫ったのか、紳助が自ら言ったのかも不明です。(紳助の記者会見での発言を私は信じていませんから)
ちょっと気になりだしたのは、警察が元捜査担当等も使って、紳助の黒い交友を積極的にマスコミに報じさせている点です。NHKや一般紙も本件は社会部扱いで、芸能人のスキャンダルとしてではなく、暴力団のトラブルとして報じてもいます。
なぜこれが気になるかというと、今年の4月の山口組6代目組長の出所なんですよ。警察は、彼の出所までに微罪や別件逮捕もお構いなしに山口組壊滅作戦を相当展開していました。その中では、民間人ともスクラム組んだり、いわゆる芸能人の犯罪やトラブルをクローズアップして「暴力団を許すな」という意識を国民に刷り込んでもきました。
枝野官房長官がコメントしたのも、アホ記者の質問ってのもありますが、警察の主張を伝える目的もあるのかもなぁと勝手に思いもします。
よく分からない出来事は、事実だけにバラして、何が分からない部分かをハッキリさせてから、考えると「何故?」が見えてくる場合があります。
黒記者が真相報道できるわけもありませんが、何が変なのかは、監督よりは伝えられるかもしれないですよ
引退する、に値する理由じゃないって。
あれだけの人が辞めるには、もっと納得できる理由がないとねぇ。
今まで十分稼いだだろう、って言ったって、それは理由にならんし。
そんなこと言ったら、ウッズだって(ってだいぶ理由は違うけどW)、十分に稼いでても、それだけで引退はしないしなぁ。
これから何が出てくるのか、来ないのか・・・
今後の黒記者の報道に期待しますよw
タブー知らずの関西芸能界の暴れん坊の たかじんさんが twitterでかなりの本音コメントしていますね。
門外漢の僕の見立てが、たかじんさんあるいはOlivierさんと同様のものなので、なんかうれしいです。
あと、行列で紳助に見出され今では国会議員の丸山さんが「本当に潔白なら堂々と抗弁して欲しい」といったコメントをしています。これは、額面通りではなく、逆説として「抗弁しないのは、潔白でない部分があるからだよね」と読むべきところでしょう。
ざーっと読む限り、この二人のコメントくらいですね、言ってるなぁと思えるのは。
本文で大事な部分を飛ばしていました。
「なぜ今なのか?」という理由が、もっと切羽詰まったものがあるなら、明日の週刊文春か週刊新潮で証拠(大物ヤクザとの写真とか直筆の手紙あるいはもっとすごいの)も含めて記事が出ることです。
この2誌はシガラミ少ないので、この手のスキャンダルは怯まず書きますから(先週は2誌揃って、阪神金本の恐喝告訴を記事にしてました)
木曜発売なので、業界関係者が記事の内容を知るのが月曜日と言われていて、吉本と紳助が動いたタイミングとも合致します。
そもそも、今回のきっかけとなった写真や手紙は吉本に「ある人」が持ち込んだことが記者会見でも言われていて、この人がメディアにも持ち込みを仕掛けていた可能性は十分あると思います。
真っ当な感覚があれば、芸能界や相撲なんて興行の世界がクリーンだとは思わないわけですが、メディアは庶民の声を暴力団との交際アカンで統一していますね(もちろん、警察あたりへのヨイショでしょう)。
そんなことだから、紳助が潔い的なアホなコメントがマジに出てくるんですよね。
暴力団との食事や貸し借りはあって普通な業界で、写真と手紙で引退するバカはいない。この感覚がないと、本件の真相なんて考えることもないでしょう。
そうそう、私の好きなジョークですが「カウス師匠は、ヤクザとの交友関係なんてないで。芸人とヤクザがつるんでいるんやないから。ヤクザの舎弟が芸人やっとるだけやから」お粗末さま。
余程の「何か」が発覚したのは間違いないでしょう。
通常「(数カ月程度の)謹慎」ですよね、紳助氏クラスの著名タレントなら。
引退を表明すれば、番組関係者・スポンサー等に多大な迷惑がかかるのは必至。
巨大なお金が動いているのですからね。
(小規模の)個人事務所ならなきにしもあらずですが、今回は「吉本興業」です。
所属タレントのタイプは違いますが、西の「ジャニーズ事務所」ですよ!
その稼ぎ頭を、一瞬にして引退(本来は「解雇」のニュアンスなのでは?)させるとは。
「銭の音」は過去ではなく、現在進行形で鳴り響いていたと考えるのが・・自然かと。
また、それを第三者によって(事務所自体)ゆすられていたのかもしれません。
さらに言うなら、事務所(幹部クラス)自体が、暴力団関係者と深く関わっていたのかもしれません。
大阪人の気質・人情が違った方向に突っ走るは往々にしてあることで。
これらは全て推測の域を出ませんし、おそらく今後解明されることもないでしょう。
(密かに取材に動けば、消されます!必ず)
クリーンを口先で唱えるのは簡単です。
でも芸能界、そんなにクリーンなところではありません・・。