ブロウクラバー 6
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/24 16:40:22
ミコミ調査員は車から降りると、素早く門まで走りそれを開け内に入り庭を抜け玄関のドアに向かってまた走った
そして何処でも開けられる特殊鍵を使ってドアを開け、ハウスに入ってドアを閉めた
その早業には目を見張るものがあった
「はぁはぁはぁ」
ミコミ調査員は息を切らしながら、ドアノブを後ろ手に持ってハウスの中の様子を観察し、息が整うを待った
「はぁ~」
最後に大きく息をして息を整えツバを飲み込んだミコミは、ドアノブを離すと足音をたてないように、そっとハウスの奥に向かった
お風呂場の前に着いたミコミは、そのドアをそっと開け脱衣場を覗き込み、派手な男性用ブリーフを捜した
「やっぱり無い」
ミコミは洗濯にまわしたか、それとも男が着用したのだと考えた
もし謎の男が再び着用したのなら、男はこのハウスにまだ居る事になる
「男と顔を合わしたらたいへん。用心、用心」
ミコミはどうしても男がこのハウスに居た証拠が欲しかった
何故ならこの捜査が無駄な捜査でない事を、どうしても証明したかったのだ
お風呂場のドアを静かに閉めたミコミは、廊下を階段へと向かった
階段に着いたミコミは注意して階段を覗き込み、階段の上に人の気配がないことを確かめるため、しばらく階段下で聞き耳をたてながら息を呑んで様子を伺っていた
しばらく経ったが、二階では何の気配も感じられず、何の音もしなかった
「大丈夫のようね」
ミコミは階段にそっと足を掛けた
その時、ミコミの携帯が振動した
「きぁ、びっくりするわねもう」
ミコミは携帯を取り出し、それをにらんだ
「誰なのもう。こんな大事な時に。あぁ、あいつだ」
ミコミはメールの送り主が後輩のごみ太であることを知り、しかたなくそれを読んだ
メールには『先輩、だいじょうび』と、書かれてあった
ふざけた奴だと思いながらもミコミは返信のメールを送った
『大丈夫。いい子だから待ってなさい』
ミコミは携帯をしまうと二階の様子に変化がないか、もう一度注意深く目と耳で様子をうかがった
「何もないわね」
ミコミはそう呟き階段を再び昇り始めた
階段がミコミの体重できしむ音がする
できるだけ音がしないように、体の体重をそっと移動させ、足で階段を踏みしめながらゆっくりと上ったので時間が掛かってしまった
やっと二階に着いたミコミは、そのままの歩みで寝室のドアに向かった
ドアの前で中の様子を聞き耳を立ててうかがったが、やはり何の音もしないので、ゆっくりとドアノブを回しドアをゆっくりと音がしないように少し開けた
寝室の様子がドアの隙間から少し見えた
大きなダブルベッドが見え、羽毛の上布団は盛り上がらず平らになっている
その先には、大きな枕が二つ見えた
「あれ、誰も寝てない」
ミコミは男が寝ていて、布団が盛り上がっているのを想像していた
それはあきらかに誰も寝ていないベッドだった
ドアをもう少し開け、部屋を覗き込むミコミの視線の先に人形が写った
「きゃ、何あの人形。気味が悪いし」
人形は背中に剣をまとい、片手に槍を持って突っ立っていた
「趣味の悪い夫婦だわ」
人形をじっくり見ながら、ミコミはそう思った

























ゲーセンにエイリアンもどきの
ブロンズ? がたまに立っています
一体数十万也のあれを連想しました
裸にしたいのですが、できないのが残念です
チンコぽろんの石膏像がいいです
これからお話の続きどうしましょう
それとも、生人形のように人間そっくりの……。
男性はどこへ消えたのでしょう。
う~ん、ミステリー。(それともホラー^^;)