ブロウクラバー 7
- カテゴリ:自作小説
- 2011/08/26 15:54:20
ミコミは寝室に誰も居ないことが分かると、さらにドアを開け部屋に入れるようにした
しかしミコミは入るのをためらっていた
人形が今にも動きだしそうな気がして、気味悪くて入る気にならなかった
「ほんと気味悪い人形ね」
ミコミは人形に気を取られていた
「お仕事、お仕事」
ミコミはそう呟くと気分を変えて勇気をだして部屋に入ることにした
部屋に、何か男の居た形跡がないか調べるためだ
ミコミはまずダブルのベットを調べることにした
ベッドは行為が行われる場所だから、きっと何か手掛かりが残っていると思っていた
ミコミは寝室入り、ベットの枕元へと向かった
寝室は照明が消されていたが、ドアを開けていて部屋にいる廊下の照明の明かりと、人形を照らすライトアップで十分ではないが捜査をするには支障のない明るさだった
廊下の明かりでできるミコミの影がだんだんとベッドに近づき、やがて壁の暗さにその影が溶け込んだ
ベッドの枕元に立ったミコミはベッドを見下ろした
今、廊下の照明に照らされているベッドは、大きな木製の高級感のあるベッドで、ミコミが寝ているベッドとは比べ物にならなかった
『こんなベッドで彼とHしたら気持ちいいだろうな』
彼氏のいないミコミなのに、その時薄明かりに照らし出された高級ベッドを見て、ふとそんなことを考えてしまった
ミコミが上布団をめくろうと、高級羽毛の上布団の端に手を伸ばし、その端を摘んだ時だった
急にミコミの視界の明かるさが消えてしまった
ミコミにはすぐにこの暗い状況を把握する事ができなかった
ミコミは布団を摘んだまま、しばらく固まってしまっていた
「えっ、何これ。何も見えない。停電なの」
ミコミは少し自分を取り戻し、明かりの元である廊下の方を見た
廊下はミコミの視界に、はいらなかった
その暗闇には閉めらたドアしかなかった
「えぇぇ、ドアが閉まってる」
ミコミにはドアの閉まる音など聞こえなかった
ドアはゆっくりと静かに閉められたのだろう
ミコミは一種の小さなパニック状態に陥っていた
『なんで閉まってるの。誰が閉めたの』
ミコミがそう考えた時、不安と恐怖がパニックに火をつけた
ミコミは背にしていた部屋に置いてある人形を恐る恐る振り返り見た
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- ゴキブン
- 2011/08/26 18:23
- ミコミのアバ少し変えました
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- 違反申告
























