BOOK OFF
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/08/28 17:31:00
本は、「単行本・新書を買う」ことにしているので、BOOK OFFは近所にあっても疎遠だったのですが、今日は用事ついでに立ち寄ってみました。
文庫本に目を向けると、そもそも古本屋なので当たり前ですが、書店では置いてないような古い時期に出版された本が結構あります。
そこで、基本絶版になっていて(まぁamazonで1円で売られているのですが)でも、ちょっと欲しかった、小林信彦さんの「極東セレナーデ」が上下巻とも105円だったので、よろこんで買ってしまいました。
他にもめっけもんがあるかなぁと、文庫と新書を全部のぞいたところ、松本清張の「日本の黒い霧」(上下巻で750円)と「江戸300藩 バカ殿と名君」(光文社新書450円)も購入。
合計1,410円ってのは単行本1冊程度の価格なので、それで単行本で3~5冊の内容が替えたので、結構うれしかったです。
これからも使おうとは思わないのですが、たまには行ってみようと思いました。
ちなみに「極東セレナーデ」は新聞連載当時にチェルノブイリ原発事故が起きて、小林さんは、普通の女の子がアイドルになっていくというストーリーに原発を組み入れるという大技をカマスのですが、あの当時にここまでの原発への危機意識が持てた人というのは凄いなぁと・・・
って、それを文芸評論家の斎藤美奈子さんが書いていたのを読んで、そういうストーリーだったんだぁwと思い出し半分になってるだけなんですけどね。
あと、江戸時代の藩で起きた出来事とか殿様のエピソードが僕は大好きで、戦国の合戦や城より興味あります。どこに旅行行くにもネタ調べは欠かさないので、↑のようなネタ本は結構持ってます(ネタが被るので最近は買わなくなってた)
小林信彦さんはさておき、いまさら清張先生(いまさら気付いたが、ふと手を伸ばして「黒い霧」って、どんだけ地黒な性格なんでしょw)や「江戸300藩」は、ペー子さんには要らんと思いますよw
そうそう、他人に本を勧めるというのは、結構勇気がいることだと思うのですが、そういう気持ちも含めて勧めていただくと、ありがたく読ませていただきますね。
少し前に、自分では絶対に手を伸ばさないジャンルを勧めてもらって、随分と素敵な本だったことがあったので、まぁ、ブックオフという存在もある意味、そういう新たな出逢いの場だと思うと、なんか足を運んでなかったのがもったいなかったなぁ(別にAVも売っているとか、そういう発見を指すのではないですよ)
そうそう、古本屋とか小さな町の本屋さんが、大都市以外から急速になくなっているそうなので、お姑さんのようなカワイイ本好きさんには、ブックオフはかえって貴重な存在かもしれませんね。
いいじゃんネットで買えばともいうけど、僕なんか本は触って見て選ぶものって点は絶対譲れませんから。あの出逢いってのは実に贅沢な時間だと思います。
うちのごく近所にもブックオフがあり、やはりごくたまーに利用しますw
あそこは、宝探し感覚?で楽しめていいと思いますね。
でっちさん、「お宝ゲット!」おめでとうございますwついでに大いなる力も手に入ると良いですねw(おっと、コメントする場所間違えてるかww)
欲しい本がなくてふらっと入って、好みの本を安価で購入できる・・・なんか小さな幸せですよね^m^
そういえば、亡くなったお姑さんがブックオフで”赤毛のアンシリーズ”を揃えて購入してきた時は、「この人、なんかかわいいなぁ~♡」とだいぶ年上の方にそう思った記憶がwあん時は、お姑さんも、きっと小さな幸せ噛みしめて、帰宅したのだろうなぁw
わたしは文壇には詳しくなく、ほとんどタイトルとカバーの雰囲気、書き出しの文章の雰囲気など、ひらめき?雰囲気重視で読む本を決めるのでwwどうしても似通ったような本ばかり読んでしまいます。なので、でっちさんのブログを読んでいると、(別に勧められたわけではなくとも)面白いのかぁ~、読んでみようかなぁ~~、という気分になるので、世界が広がる気がして、大変ありがたく思っております<m(__)m>読書の幅の広がりとともに、人格?人としての幅も(いや、ウエストとかの横幅じゃないですよww)広げられたらいいなぁ~~。
もう秋が近づいています。秋の夜長、読書の秋、今年は例年よりも楽しみな気がします。
読書はやがて知層になる~~!!(ってテレビの受け売りww)