Nicotto Town


情熱$ブログ


カテジナさんに学ぶ恋のイロハ


 ウッソ「あなたのような人に恋なんてしませんよ! 消えろー!」

 ウソつけ~。

 今日のお題はつい先日観終わったばかりの『Vガンダム』ですよ、カテジナさん! カテジナさんというのは『Vガンダム』の裏ヒロインにして、実は正ヒロインとも評される女性です。

 ファンに呼び捨てにされることは少なく、大抵は「カテジナさん」もしくは「カテ公」のどちらか。シャクティの無事をウッソに伝言してくれるなど、頼りになるお姉さんだったのですが、彼氏ができてからはカテ公の成分が多くなりました。

 カテジナさんはどうしてあんなに狂っちゃったのでしょうか?

 それは、理想とする男性に出会えなかったからなのです。たぶん。

 はてさて、カテジナさんには次のような特徴があります。

 ・特権階級で大金持ちのお嬢様。
  戦災に遭って財産を失ったとはいえ、玉の輿に乗ろう、という考えは薄かったはず。

 ・父親は権力者にヘコヘコし、妻に浮気を繰り返されるような甲斐性ナシだった。
  父親のような男は大嫌い。

 ・「弟系」の男子は好みではない。
  ウッソ君は4つも年下のクソガキだし、
  年上のクロノクルも「女王の弟」という弟系の属性持ち。

 ・実は17歳。若いんですよ、カテジナさん!

 異性の好みに関しては「~ではない」という否定的な情報ばかりですが、とりあえず推測すると、カテジナさんはおそらく

 ・経済力は二の次で、弟系ではない、お兄さん的な男性が好み!
  
 というわけです。

 けれども、自分の理想に現実が着いてこないことは、よくある話ですよねー。妥協してクロノクルと付き合ってみるものの、この男がヘタレで、カテジナさんの期待に応えてくれません。

 クロノクル本人は一生懸命です。ただし、女性とのコミュニケーションスキルは「優しさ」しか持ち合わせていません。

 残念ながら「優しいだけの男なんてつまらない」のです。

 女子会で「私のカレってすごく優しいのよ」って言っても自慢にならないじゃん? 学業もスポーツも仕事もいまひとつだけど恋人には優しい、程度で許されるのは、ギャルゲーの主人公(非モテ男子の願望)くらいのもんです。

 女性なら誰だって、自分の彼氏にはカッコよくあって欲しいでしょう?

 カテジナさんはクロノクルに男性としての魅力を、同時に、彼に対する自分の恋愛感情を認めることができなかったのです。ヘタレに惚れてるなんて自覚したくないのです。そこで、「クロノクルがこうなったら認めよう、愛してあげよう」という条件を勝手に作ってしまいます。

 しかしカテジナさんのクロノクル補完計画は、ウッソによって妨害されまくります。

 それをズルズル引きずった結果、「私のために争わないで!」があれほど邪悪になりましたとさ。カテジナさんは高望みしちゃったんですね。

 要するに「妥協する時は前向きに妥協しなさい」ってことですね、カテジナさん!





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