ブログではお久しぶりです。とりあえず生きています。


えー、実家逗留が１日長引いた件なんですが。

発端は日曜の１９時ごろかかってきた電話。

取ったのは私だったんですが、

「すいません、安曇さんのご自宅で間違いありませんね？」

と言われ、「はあ」としか言いようがなかったんですが、相手の次の言葉を聞いて硬直しました。

「こちら、××区の△△総合病院なんですが、先程安曇惣吉（私の弟です。もちろん仮名）さんがこちらのＩＣＵに搬送されまして」

この時点で、私の手に余る話だと分り、話を一旦止めて、後ろで巨人戦みてた親父に伝えてパス。

この時点で最悪の事態を考えて足が震えていた私とは違って、親父は表面上は冷静に対話し、電話を切って一言。


「しーちゃん、留守番頼める？お母さんも付いてきて。今タクシー呼ぶから」

「わかった。私のことはかまわなくていいよ。おばあちゃん寝かしつけるのとかもやっとくから、早く行ってあげて！！」


そんなこんなで両親をタクシーに押し込み、祖母を車いすからベッドに移して寝かし、冷凍冷蔵庫をひっかき漁って冷凍ピラフを引っ張り出し、それを電子レンジにかけて・・・。

とにかく、何かしていないと足から崩れ落ちそうになってしまうので、絶え間なく動いていましたが、弟がＩＣＵに搬送されたという事実に押しつぶされそうになっていました。

食欲は全然なかったんですが、ほとんど押し込むように食事をし、薬を飲み、いつでも飛びだせるように支度をし、無音だと怖かったので、普段ほとんど見ないようなバラエティーをつけて、それだけを支えに父からの連絡を待ちました。


２１時過ぎ、父から連絡があり、とりあえず弟の命に別状はないことが分り、思わず泣いてしまいました。

簡潔に言うと、弟が買い物から帰って来たところ、二つ隣に住んでいる夫婦が廊下で大げんかしていて（ていうか、旦那な一方的に嫁に手をあげていたらしい）、弟が止めようと旦那の腕を抑えようとしたところ逆に跳ね飛ばされ、階段を踊り場まで落ち、頭と体を強打して気絶。（５分くらいで復活したそうです）

物音で出てきたアパートの住人により旦那は取り押さえられ、誰かが１１０番と１１９番し、嫁さんの状態もひどかったんですが、頭を強打した弟もヤバイのではないかということで、嫁さんと弟、救急車で△△総合病院のＩＣＵに収容。

弟はＭＲＩとかレントゲンとか一通りの検査を受けたんですが、とりあえず一番怖かった脳出血はなく、骨折もしておらず、今のところ大丈夫だ、とのこと。

ただ、万が一があるので、とりあえずその夜は病院にお泊りで、月曜日に改めて徹底的な検査をすることになったそうです。

一緒に運ばれた嫁さんも、見た目より軽傷で、検査と手当を受けた後、事情聴取のために警察屋さんに連れていかれたそうです。


結局、月曜からショートステイに出る祖母のこともあったので、父が病院に残り、母が帰宅したのが２３時過ぎ。

母も弟が無事でほっとしたんでしょう。平静を装っていましたが目は赤かったです。


そして月曜日、朝９時にショートステイ先の施設からお迎えが来て、行きたくなくて不機嫌な祖母の御機嫌を取りながら母は付き添い。

私は仕事を休み、父と連絡を取りながら自宅待機。

結局、精密検査をしましたがどこにも大ごとはなく、精密検査後、警察屋さんに軽く事情聴取された後、午後には退院したそうです。



今回ばかりは、神様に感謝です。

弟が無事で、・・・・・・・・・本当に、本当に良かったです。