Nicotto Town


妄想系音楽論


Look Around

Red Hot Chili Peppers 「I'm With You」から。

事実上のメイン・ソングライターだったJohn Fruscianteが脱退して、ジョンの友だちJosh Klinghofferを迎えて作られたRHCPの新作…すいません。正直、なめてました。まさかこんな完成度のアルバムが届くとは。

ジョンの脱退…するとどうしても思い出してしまうのはDave Navarroが参加した「One Hot Minute」…悪くはなかったけれど、どうしたってフル・コンディションではないRHCPの姿。またジョンが帰ってくる気になるのを気長に待つしかない…と思って覚悟していたのですが、新加入のジョシュ、素晴らしい仕事をしています。そしてフリー、チャド、アンソニーがこれを一時しのぎではなくてバンドの新しい姿として完全に受け入れていることも分かります。

何しろすごい。何度聴いてもダレる瞬間がない。ジョン復帰後の3部作どころか、「Blood Sugar Sex Magik」に迫るほどの、RHCPの代表作になるのではないかと感じさせられる傑作が完成しました。先行シングルの「The Adventures Of Rain Dance Maggie」も良いですが、あの曲ではまだジョシュが「爪を隠している」状態だと感じます。アルバムのトレーラーでも使われていたこの曲は、今のバンドの力がフル・スペックで注ぎ込まれている完成度。

RHCPのこれからの10年が、また楽しみになってしまう新作。

http://www.youtube.com/watch?v=04KyaukK7HY
↑PVはまだ出来ていません。早く作れ。

http://www.youtube.com/watch?v=d6AUpnNRO3o
↑LAでのライブ。ジョシュの動きがジョンのモノマネみたいで微笑ましい。ジョンも、加入当初はヒレルになろうとしてがんばっていたなあ…と思い出される。

ジョンの時代と違うのは、ライブでサポート・メンバーが入っていること。新作の音は確かに4人で再現することは不可能な部分があるので。それを受け入れたことも、バンドの新しい戦略を示しているのですね。

アバター
2011/09/05 20:00
コバさんコメどもス。
この曲だけじゃないんです。
このアルバムはほんとに捨て曲がない。もう何度リピートしたことか。
本気でお勧めです。
アバター
2011/09/04 21:02
ミーティングの曲も良かったけど
この曲もカッコいい。
やっぱり
ちゃんと聴いてみるべきかな。



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