へっぽこ 探偵 さおり 第56話
- カテゴリ:自作小説
- 2011/09/04 07:41:58
それは蒸し暑い、真夏の出来事でした…
いつもの様に、博士は日課のジョギングを行い~ 筒抜け君は、
ミネラルウォーター片手に、裏庭で待機しておりました。
博士 「フッ… フッ… 今日は、なんと蒸し暑い日じゃ。 ゙ヽ(#`Д´)っ 大汗! 」
博士 「ふぅ~ (: ´О`ゞ) やっと終わった… 」
博士 「10号! ヾ(´ρ`)〃 水をくれ! 」
10号 「了解デス! 」
博士は、あっと言う間に、ミネラルウォーターを飲み干した。
博士 「10号!すまんが… (* ̄O ̄)ノ オカワリをくれんかのぉ~ 」
10号 「了解デス! 」
筒抜け君は、かなり多くの事柄を、理解出来る様になっていた。
いつもの様に、博士は裏庭にある、大きな石の上に寝そべり…
そこへ筒抜け君が、追加のミネラルウォーターを持って来た。
10号 「マスター(博士)、ドウゾ… 」
博士 「おぉ~ アリガトウ♡ o(゜▽゜o) 」
それから、しばらく無言が続き… 博士が、ぼんやり呟いた。
博士 「10号… 何か、喋ってくれんかのぉ~ (´^ω^`) モニャモニヤ 」
しかし筒抜け君には、ココロが無い為… 言葉は返って来ない。
博士 「すまん、すまん… (〃´▽`〃)ゞ 爺の独り事みたいじゃなw 」
博士 「今の10号に出来ない事は、ワシが一番理解しておるのじゃな。 」
そう呟くと、博士は石の上に寝転び、ぼんやり空を眺めた。
博士 「ふぅ~ 風が気持ち良いなぁ。 フー ( ̄‥ ̄) 」
博士 「このまま、おっ死んで~ 墓石に、なりたいのぉ~♡ 」
博士は少し、寂しくもあり… 幸せな気分にも浸っていた。 …続く