唐突にゲーム語り【風のクロノア(PS版)】1
- カテゴリ:日記
- 2011/09/04 23:40:13
さっき風のクロノアをやって泣いたのでちょっと語りたくなった。
もろネタバレなので注意。
多分私にとって、やるたびに泣くゲームってMOTHERと風のクロノア(PS版)、この2作だけだ。
MOTHERは2しかクリアしてないからまだ語れないけど、良いゲーム。
今日は風のクロノアについて考察など書き散らそうと思う。
風のクロノアは、まず音楽が良い。民俗音楽的だし、優しいし(特にクロノア2の音楽)、
聞いたこともない拍子の曲が多い。
変拍子や民俗音楽が大好きな私はクロノアの音楽を聴いて、惚れ込んだんだ。
それがクロノアとの出会い。
風のクロノアは、単品でやってももちろん良いんだけど、1→2と順番にやって初めて
良さが理解できるんじゃないだろうか。どっちかだけだとちょっと足りないというか・・・。
1は、クロノアと親友ヒューポーが悪夢で世界を破壊しようとする者に立ち向かうという
ストーリー。
ラスボスを倒したのち、世界を救う物語から、彼ら二人の物語になる。
実は、クロノアは世界を救うためにヒューポーに召喚された異世界の存在。
過去の記憶も偽りだった。
つまり、OPのヒューポーとの出会い、じっちゃんの息子?孫?であること。
この世界で暮らしていた事。全てがヒューポーに作られた記憶だったという訳。
それを今まで一緒に遊び、一緒に戦ってきた親友、ヒューポー本人から告げられるクロノア。
当然クロノアは混乱する。さらに、歌姫が「再生の歌」を歌って世界を再生させたら
本来ならこの世界に存在しないクロノアは、この世界にいられなくなるという、
さらに衝撃的なことを聞かされる。
しかし、記憶が偽物だったとしてもクロノアとヒューポーの間にある友情・絆は本物で真実。
だからこそヒューポーは言い出しにくそうにしていたし、世界の再生が始まって
クロノアが空に吸い込まれそうになった時、必死でクロノアに駆け寄って
吸い込ませまいとした。
クロノアは次々と明かされた事に混乱し、気持ちの整理もつかないまま世界から
いなくならなければならなかった。
様々な大事なものを、納得もいかないうちに(理不尽に)いきなり奪われたら
どれだけ悲しいだろう。痛みを伴うだろう。
そんなクロノアの状況とは裏腹に、世界は美しく再生していく。
このギャップが切なくて泣けるんだよね。
大分長くなったので後半に続く。