ローソンオリジナルのボカロキャラ
- カテゴリ:日記
- 2011/09/06 22:54:36
わざわざ新たに「ローソンクルー あきこちゃん」のボーカロイドを作ったそうな。
これからは、いつまで経っても年をとらない、CMキャラとしてCMソングとかに
使われていくのだろうか?
●ローソン、「VOCALOIDオリジナルグッズ」が当たるキャンペーンを実施
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/09/06/088/
わざわざ新たに「ローソンクルー あきこちゃん」のボーカロイドを作ったそうな。
これからは、いつまで経っても年をとらない、CMキャラとしてCMソングとかに
使われていくのだろうか?
●ローソン、「VOCALOIDオリジナルグッズ」が当たるキャンペーンを実施
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/09/06/088/
ぶち上げてる人間が自分たちが何をしてるのかわかってる雰囲気が無いってのがちょっと気になりますし、それが失敗すると、次の人がまじめにやりたくても凄くやりにくくなる。
踊る側ならまだいい。でも躍らせる側は俯瞰から見えてないと危ないんじゃないかと。
あとはPのファンかっていうと、順不同で「知名度がある順に適当に好きな曲が並ぶ」のもすっごく解せないw
狂信的なファンってのもその対象の評価を裏でこっそり下げるんだけどなぁ。
比較的枯れてるうち込み技術なのに相変わらずポンコツ気味に調整されるのって「らしさ」が変なところで固定された証拠のような気もするし。
ま、「初音ミク」とか「Vocaloid」タグのあのアバウトさのおかげで名前も無い人の書いた曲が日の目を見るわけで、そのあたりのいい加減さも発展の要素のひとつってのもなかなか痛し痒しでw
でも、「お気に入り」に出会うには「何が」好きかを自覚して、「誰が」書いたかを確認することが大事だと思うんだけどなぁ。
あの擬似永久機関ばりの構造って凄いと思うのですけどねぇ…。
そして、僕は上みたいに役と役者ってのは切り離して考えるんだけど。一般的には割とその区別があいまいで、同一視しちゃう人って多いみたいなんだよな。善い人役やってる役者は好かれて、悪役やってる役者は嫌われるって奴ね。「けいおん!」のファンが声優のコンサートに血眼になるってのも、その流れの延長なのかなと思います。お祭り騒ぎは、踊らにゃ損々、楽しまにゃ損。なんだけど、考え方、感じ方が幼すぎて、何も考えないまま踊ってても、最終的に残るものはあまり無いような気はする。そう意味で、Vambraceみたいな事書いてる人をたまに見つけると、日本もまだどん底でもないか思ったりしてる。ww
ああ、長くなっちゃったな。不気味の谷は何かブレークスルーがないと、後何十年かは越せないだろうな。でも、日常には、今後もっともっと浸透して行くだろうから、あまり気にならなくなってくかもね。
文章は構文も意味を持つので、構文解析を併用し、テキストデータだけでかなりしっかり読んでくれる音声出力ソフトウェアがあるのですよ。
こっちは自由度が高い「歌う」作業よりも規則性があるので、高級言語程度にはかれてきてます。
ただ、Vocaloidは、音素をどう使うかが問題なのでかなりきちっと使う側が調整しないと「何いってるかもわからない」のですよねぇ。最適化は手作業が必要なアセンブラに近い。
そして、よく言えば素直。悪く言えば、「作業のうち、質には7割も帰ってくればいいほう」なツールのどこを見て好き嫌い、持ち曲、そうじゃない曲を判断してるのかまったくわからない反応をファンが示す。
誰の曲で、誰の表現か?っていうと、それって入力作業者が「表現の大半」を握ってるわけで、それって、道具としての使い方、技法、作曲傾向が好きなら、「その作業者」のファンなんじゃないのかと。
道具は能動的な表現をしない。だからアーティストたりえないんで、「聞く側の耳と、その審美眼」に首を傾げてしまうので、「これが成立する世間」にとって「音楽」ってなんだろって思ってしまうのですよ。
で、実はやってる本人も本質が見えていなくて「流行りものだから」っていうのは根を張るのかなって。経済が動き、お金が回ることはいいことだ。でも、そういう適当なのが普通に成立するとしたら文化水準にも疑問符をつけてしまう。それに触れた評価じゃなくて周りに同調するなら、そこに感性なんてないわけでw
もちろん「特性を理解して楽器として魅力を引き出すユーザがたくさんいる」ので生産されるものに優れたものもありますし、ゆがんだ形でも音を楽しむことへのハードルを下げ、タグひとつで世に埋もれるかもしれない曲を日のあたる場所に引っ張り出したっていう点で「ものすごく優れたプロダクト」だとは思います。
が、歌声としては「人間のサブセット」ですからねぇ…。
次に待っているのはきっと不気味の壁。そしてその壁をものすっごく分厚くするのは「今のファン」だと思ったり思わなかったりw
コメありです。 ボカロの中身を良く知ってますね。だけど、見方が一技術者としての目線だ。
霞を食ってるようにも思われてる、大学の研究者ですら研究予算の獲得にはヒーコラしてんだから、営利企業が研究開発費の捻出のためにスポンサー獲得に必死になるのは無論のことです。
今日見たらもうこんなキャンペーンになってるし。ww
●ニコニコ大百科あきこロイドちゃん
http://dic.nicovideo.jp/a/あきこロイドちゃん
ローソンに取っても、普通の芸能人とかでこれだけの話題になろうとしたら、放課後ティータイムやAKB48使っても簡単じゃないし。何より掛かる費用が一桁二桁違ってくるんじゃないかな。ヤマハから見てもこのキャンペーンのやり方なら、ほとんど無償でボカロ作っても充分ペイしそう。CMソング作ってるPさん達も喜んでるだろうし。まさにWin-Winなプロジェクトですよ。
労働集約産業な広告代理店的には、芸能人使ったキャンペーンの方が実入りがいいはずなので。むしろ、何でこんな企画が出来たのかの方が、気になりますね。
基本、音声エンジンと、フォルマントがコアなはずで、キャラクタありきってどっかおかしいw
そもそも、あの発声エンジンは「歌うように」できてるので「しゃべると聞きづらい」ぞ。
…しゃべるときは中の人とか間抜けなことするんじゃあるまいな?
何のために作られたツールか適性も考えずに引っ張り出すっておかしい。
ファンも含めてなんかおかしい。すっごくおかしい。