【あらすじ】泉は昭子に拳銃を突きつけられるが、昭子は何者かに怯えたような表情を浮かべ、逃げ去っていった。泉は瀧河が昭子を視認するのが遅れたことに違和感を覚える。対策室では、柴崎外務大臣の娘・真結が誘拐された事件を担当することになる。柴崎は近く行われる世界エネルギーサミットに参加する予定であり、テロの疑いもあった。長嶋・倉田・涼子たち捜査員が柴崎の自宅に行くと、犯人から脅迫電話があり、翌日までに３億円を用意することになった。

【感想】やっぱり昭子は黒幕ではなかったですね～。とうとう正体を表した黒幕が、ユースケだとはｗ　平成教育学院でのおちゃらけたユースケの姿を見慣れている私としては、なんかちょっとねーｗ まぁ彼も踊る大捜査線では重要なレギュラーで、交渉人として活躍する姿を見てますし、ＬＡＤＹで暗い過去のある刑事を演じたのも記憶に新しく、どちらかというと犯人よりも警察官としてのイメージの方が強いですね。何を考えて犯行を繰り返しているのか知りませんが、ネットを駆使し、ハッカーとしても優秀のようで、かなりスタイリッシュな犯人像ですな。一方の瀧河ですが、この事件が終わったら引退って、何死亡フラグ立ててんだよって感じです。しかし塚本が殉職したばかりなので、瀧河も殉職ってありえないと思いますが…。泉は成長著しいですね。インターンのポスターなんて、私全然気づきませんでしたよ。事件は、すべて情報が握られているため、捜査陣側はかなり不利ですね。せっかく無線のチャンネルを変更しても、ユースケがちょろちょろっと操作すればすぐまた傍受されてしまいますもんね。大臣が誘拐されてしまい、対策室は今圧倒的に不利な状況ですが、どうも昭子が鍵を握ってる気がするな～。そろそろ最終回なんですかね？ 対策室がどうユースケを追い詰めるか楽しみですね。

【あらすじ】優花という女子高生が川原で死体となって発見された。検死を担当した嘱託医は心不全だと判断するが、念のためＡｉセンターに検査してもらうことにする。しかしＡｉでも異常は認められず、心不全という結果になったため、スミレに解剖の依頼が来るが、スミレが拒否したため山岡教授により解剖が行われた。解剖の結果も心不全となるが、解剖所見を見ていたスミレは、ある項目に注目、深夜勝手に自分で解剖を始める。

【感想】今回も目まぐるしく、とんでも展開が続きましたね。まず優花を殺した人物ですが、私はまず宇佐見を疑いました。現場近くの小屋に、松崎の祝賀パーティーが開かれた翡翠宛？でしたっけ、そこのマッチが落ちていましたが、パーティー中に確か宇佐見が庭に潜んでましたよね。そして斑鳩に松崎が犯人だと焚きつけられてましたし。動機はもちろん、松崎を松崎事件の真犯人と特定し、警察の威信を取り戻すためです。同じ手口で松崎が事件を起こしたとなれば、２０年前の再審が無理だからこそ、松崎が真犯人でなくても犯人に仕立て上げることができるというもの。ただ宇佐見犯人説の難点は、宇佐見が松崎に直接尋問したことと、優花に心臓マッサージをした跡があったことです。犯人に仕立て上げるだけなら、松崎に接する必要はないし、心臓マッサージも命を弄ぶように何回もする必要はないですよね。優花の事件で不思議なのは、確か心臓マッサージは当初第一発見者が行ったことになってたこと。本当に第一発見者がしたのかどうか、確認してないですよね。もし優花の心臓マッサージが、第一発見者の善意によるものだったとしたら、松崎事件とはまったく違うことになります。ここは犯人がやったと前提して考えていいもんですかねぇ。それと、私には２０年前の事件はともかく、優花を殺したのは松崎だとは思えないんです。何故なら彼は、死ぬほど重症の肝不全を患っており、体が重く薬を常用していました。そんな状態であんな犯罪を起こすとは思えないんですよ。白鳥は斑鳩を疑っているようなことも言ってましたが、私は逆に斑鳩はどうしても怪しく見えないんですよね。こんな凶行を犯す人間が、あんな高邁な理念を持っているとは思いがたいです。逆に、行動からは怪しく見えないんだけど、状況的に犯人てこともありえるなと思うのが島津。親子だからＤＮＡ鑑定が似通っていて間違えたなんてことも、あるかもしれないじゃないですか。また父親が無罪だとわかってからの掌を返したような態度もちょっと怪しいかな。しかし今のところ誰もまだ犯人だと確定できるまでにはいたってません。宇佐見にいたっては２０年前の犯罪は年齢的に不可能なので、今回の事件が宇佐見の犯行だとしたら松崎事件の犯人は別人ということになってしまいます。公式サイトでは最終回前に誰が犯人かを当てる懸賞を行うようですが、そんなことをするってことは、真犯人はかなり意外な人物ってことですよね。うーんそうだなぁ、一番意外なのは玉ちゃんかなｗ スミレは逆に疑いたくないですね。あんな気持ちのよい女性はあまりいないです。