鉱石倶楽部(長野まゆみ 著 文春文庫)
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/09/07 19:13:43
今日、本屋(つかブッ●オフ^^)に立ち寄って、何の目当てもなく本棚間をさまよっていた時、強烈に『呼ばれ』て思わず手に取ったのがこの本。
同じ作者の『少年アリス』は読んだことあったし、それがかなり私のツボにヒットする作品だったので作者名は覚えていたから、とりあえず一読。
10分後、この本と他の戦利品を手にレジに並んでいる私がいました。
いや~、久しぶりに『落とされた』感覚がありましたよ^^;
あらすじは、タイトルの通り、実際にある鉱石の美しい写真と短い小説(見開き1ページ分)とその石の特徴を著者流に書きとった半ページからなる、とてつもなく美しく幻想的な作品集です。
鉱石は、誰でも知っているもの(アメジスト等の水晶類、ラピスラズリ、アクアマリンなど)のほかに、砂漠の薔薇やオーケン石などの専門店に行かないと扱っていないような珍しいものまで、全25種類出て来ます。
どれもこれも、長野先生独特の美しく幻想的な文章に彩られ、神秘的な輝きが増しているように思えます。
てか、今年買った本の中で5本の指に入るお気に入りになりそうです❤
【追記】
『他の戦利品』って言うのは、前から探していた『ペルソナ3ポータブル』というPSP対応のRPG。
今からPlayしてみますが、・・・徹夜だけは自重します^^
おおおおおおおおおおおおおおお、長野先生ファン一人ゲット~~~!!!!><
河出文庫に収録されている長野先生の作品なら、ほぼすべて読破しました。
個人的には、『ペンシルロケット・オペラ』という小品集が大・大・大好きです~❤
>『鉱石倶楽部』
今日の帰り、「保存用」をもう一冊買いましたよ^^
私、気に入った作品はガタガタのズタボロになるまで読む癖があるので、特別なお気に入りは「保存用」買っとかないと気が済まない、難儀な性分なもので。
・・・だから本のスペースが爆発的に増えていくんですけどねorz
今住んでる部屋が3階建の2階(1階がコンビニ^^)なので、マジ床抜ける前になんとかします。。。
>ペルソナ4
『真夜中テレビ』とか『クマ』とか『メギドラオンでございます』とかw
私も好きです~><
でも、ハード(PS2)もソフトも実家なんで・・・。
年末辺り、大掃除@実家の部屋を放り出してやってる姿が目に浮かぶようだww
もう大好き><スキスキ
美しい砂糖菓子のような鉱石と、気の利いた話。。。お気に入りで何度も何度も読んでます(*^^*)
今は辞めたけど…初期の頃のファン倶楽部にも入ってました^^;あはは
鉱石はもともと好きだったので、長野さんの本はすっかりはまりました。
今は海外にいることもあり、最近の話は読んでいませんが、初期の作品がすき❤
「少年アリス」がお好きでしたら、「野ばら」も面白くお読みになれるかも^^
もし野ばらがお好きになったようでしたら「夏至祭」と「銀色と黒蜜糖」もオススメ致します♪
まさかニコタのブログで、鉱石倶楽部のコメントをすることになるとは思いませんでしたw
ペルソナ4はお気に入りですw
でもまだ途中までしかやってません。。。
>鉱石図鑑
私は前に紀伊国屋本店ビルの中の鉱物専門店(いまはあるかな~)で売っていた鉱物標本が欲しいです。
当時の私にはおいそれと買える値段じゃなかったんですが、今なら少し貯めれば買える値段だったと記憶していますが、何せ十数年前の話。
いまは売っているか、店が存続しているか、全くわかりませんです。ご容赦を。
長野先生の文章は凄く独特なんですが、ハマると中毒性ありますよ~。
合う合わないはあると思いますが、お勧めできる1冊です。
ぜひググってください^^v
これは、個人的にとても興味をそそられる本ですね~
ちょっとググってみます。
ありがとう(^^)/★