恐るべき母親
- カテゴリ:日記
- 2011/09/10 19:43:40
体調不良とは言っても、偏頭痛はピークを過ぎたし、喉の痛みもそれほどでもないし、熱もない。
家にくすぶっていても気が滅入って、却って病人のようになってしまうから、気晴らしに近所に行ってこようとしたら、母親が「暇だから、一緒に行こうか。」ということになって、行き先は日本橋と相成った(チットモ近所じゃない)。
錦糸町からJR快速で行くとわずかの時間で到着。で、〇越デパートでお買い物の物色の途中でお腹がすいてきた。
体調不良で一昨日から食欲がなかったので、栄養不足が、動き回ると体は燃料不足を訴えてくるのだ。食欲があるということは、体調が良くなっている証拠なのだから、良い傾向なのだ。
脱水傾向もあるのか、濃いめの味わいのもが食べたい。この近くには食べ物屋さんがいっぱいあるけど、お昼の大サービスで出してくれるすき焼き定食が食べたい。ということで、夜はイッパシの高級店になる和食のお店へ。
ところが、予約してないのでかなり待たないといけないとの事なんで、待つのが嫌な母親は、そこで隣の駅にある方のお店を聞いてみると、そっちの方は2人の席を確保出来るとのことで、タクシーで京橋まで。
そこで、「すき焼き定食も詫びしいんで、本格すき焼きにしようか。」と、母親の口から。
ほーら出た、金銭感覚が並みじゃないこの女は殆ど3000円のランチを「ワビシイ」とヌカシおったのだ。
こういう女に育てられたおかげで、私も「アンタの金銭感覚ズレてるよ。」とよく言われたもんだ。それに目覚めて、更に修行を積んだ私は世間相場を大分理解できるようになったけど、この女は一生ズレたままに違いない。
ともあれ、特選すき焼きは予約してないと大分時間がかかるとのことなんで、諦めて格安?のすき焼き定食を。ついでに「脱水だから」と生ビールの小ジョッキも。
平日のお昼なので、サラリーマンも多い中で、女が二人、昼からビールを飲んでいる。あんたら何者なんだ。
「やっぱり定食だとお肉が」トカなんとか言いながら、卵をお変わりしてしっかり食べたではないか。
ウーム、昼のビールは少しといえどカッタルクなるからどこかで暫し休息をしないと。それにビールは臭いで飲んだことがバレてしまうから、代謝されるまで、1時間ぐらいは休んでいたほうがよいからと、すぐ近くの〇島屋デパートの喫茶サロンへ。
ゆっくりできる喫茶店は少ないので、休日は並ばないと入れないが、サスガ平日、待たずに入れた。
そこでなんだかんだと、よく話題尽きないもんだね。ここでこれ以上時間つぶしてもしょうがないので、今度は地下鉄で本来の目的だった〇越デパートへ。
ここからが母親の本領発揮。人のことは構ってないからペースに従いていくことになってしまう。早い話が一流ブランド以外には目もくれないのだ。
1階と3階だけ見れば、地下の食料品だけで全てなのだ。シカモ今回の買い物の目的はと言うと、そんなものある訳がない。何時も衝動買いなのだ。
私と一緒だと、私の分も買うことが出来るから、要するにモノを買う瞬間の楽しさがたまらないのだ。
シャ〇〇ブティックでは「えエっ~、お母様ですか?お姉さまかと思ってました。」なんて調子のいいこと言われて高揚感に拍車がかかるのだ。
かくして、私に買ってあげるとの名目であれやこれやを物色して、それはそれは楽しそうに。
そこでスーツとシャツを買ってもらったが、母親は自分のもしっかり買い込んだし、移動して別のブティックでも。
「黒のジーンズが欲しい。」と言ったら「これにしなさい。」とノタモウタのは、LVマークので、それがピッタリだった。Eマークでもお買い物。最後はテス〇〇で靴を買った。
スーツはサイズ直しがあるので、後日送ってもらうことにしたものの、地下の食料品まで買ったから、2人でも持つのが大変なことに。それで、VIPルームに集めておき、そこでコーヒーを飲んでいると、スタッフさんが2人やって来て荷物を1階の車止めまで運んでもらって、手配してもらったハイヤーのドアをベルボーイさんが開け閉めしてくれるのは気持ち良いんだわ。ベルボーイさんの居るデパートって、ここだけじゃないかしら。
家に着いても母親のテンションは高いまま。買い物をするとハイになる気持ちはわからないでもないけど。
「あんた、この頃質素になったから。」で、本日の買い物は私のためにとの大義名分で満足なのだ。この女の話を聞いてると「お金はもっと使わなくちゃダメよ。」と言ってるんだろうか。
金銭感覚のズレてるこの女とは一生涯付き合わなければならないと思うと、私の修行もまだまだ険しい道のりなのだ。
東京では〇越の方が上位ランクという位置づけでもないかと思いますが、
総イメージを抱いている人は多いと思います。
元々東京で発祥して老舗の地位ですから。
東京の代表と言えば、ここと伊〇丹しか残ってないので、
ほかの老舗デパートは名前を残せませんでしたから。
それにしては大阪のデパートは老舗の名前が残ってますね。
〇越の梅田進出は、かつてヨド〇シカ〇ラと争って負けた経緯があったそうです。
現在は駅ビルの中に〇越伊〇丹として開店しておりました。
東京の叔母は、しきりにO島屋デパートと言うけど。。。
私は大阪のO島屋デパートの裏を見てるから、どうも。。。
大阪では北浜O越デパートは閉店し、近々梅田O越デパートとして開店するらしい。。。
評判のデパートは、梅田O急デパートみたい。。。
デパートて、楽しいよね。。。
あいんさん
とっても嬉しいコメありがとうございます。
私自身は将来の危機感を感じて変わらなければと思いましたが、
母親も救われるような気がしました。
Himawariさん本当に優しい方なんですね。
見習いたいとおもいます。
れいさんが少しでも気がつくことが出来たのはすばらしいと思います
同じような経済環境であれば問題ないのでしょうけどね^^
ブランド好きと言うより、
高級品=値の張るものとしての価値観。
ブランド物はその点で安心できるものなんですね。
母親の前で
『今、この瞬間を楽しむことはとっても大切なことですね。』
なんて言おうもんなら、
拍車が掛かるだけですので、
禁句です。
確かに金銭感覚がズレてるかもと思わざるをえないような(゜エ゜;)クポー…
れいさん、修行頑張って下さい(;^o^)丿クポッシュ!
ちょっとだけ財力いるけど・・・
本当はここに書けないようなスゴイ事もあるんですが、
すごい方の話を書くと、却って現実味がなくなるかもしれませんので。
今回は特に欲しいものと言っても、ジーンズぐらいで、他は母親のお仕着せでした。
私はズレに気づいて修正中です。
ずれていても、こう言う時は母親に甘えれば良いのではないでしょうか?
欲しいものが手に入りますからね。
1階にあるのは吉祥天の像ですよ。
見れば見るほど見事ですね。
あのスペースの使い方が無駄と見えるか、贅沢と見えるか、
多分、私の母親は買えないものには興味がないので
どうでも良いことなんでしょうが。
母親と一緒に行動すると
だいたいこんなもんですよ。
あるとき気づいたんですが、場所によっては
一緒にいると恥ずかしくなることがあります。
どこでもわがままぶりを発揮して、
当人としてはいい人生なんでしょうが。
日本橋にいたころはよく 〇越は行ってましたね、、、
1階にある仏像?はさすが〇越といいった感じですな。^^
個人的には コレド室町・日本橋に今度行ってみたいところです。
気晴らしに出かけるつもりが
母親のペースに付き合わされることになって、
結果
頭痛も治まりましたから、よかったんでしょうか?
いっぱい買ってもらったし。
絵に書いたような・・・いや、正しく漫画に出てきそうな・・・
すっごい話で・・・(;^ω^A
お母さんはもう変わることはないでしょうし(●≧艸≦)゛
ここはれいさんの修行のせいかの見せ所ですねww
(あ、これからもっと精進されるんでしたね)
結果オーライ、よかったよかった^^
昼間からの乾杯も、ほんとたぁまには気持ちいいんだよね~^^