幻 想
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/05/12 17:50:04
昔、人間が猿に近かった時のお話。
二匹の原人がいた。
名前はオスがエスオス。メスがエスメス。
エスオスは今日もエスメスの食料を得るためにコンビニいや草原に夜明けとともに来ていた。
草原にはイノシシの先祖のイノシンが群れを成して生活していた。
「ウガウガ(たくさん)」
エスオスは叫んだ。
イノシンはその叫びにも驚くようすはなかった。
イノシンのオスには二本の鋭い牙が口の両側にはえていた。
その牙に突き刺さらればエスオスなんかひとたまりもない。
エスオスは草の影に身をひそめ子供のイノシンが群れから離れるのをじっと待っていた。
太陽が真上に移動し陰が一番短くなるころ、イノシンは暑さのため昼寝をとる。
しかし好奇心が多い子イノシンは、親から離れひとりで歩き回る。
エスオスはその時がくるまで動かずに待っていた。
太陽がようしゃなくエスオスを焼く。
「オガァギ(のどか乾いた)」
ため息まじりのエスオスの一声。
その時、一匹の子イノシンがエスオスに近づいてきた。
間合いをみはからいエスオスが子イノシンにとびかかる。
エスオスの両手は子イノシンを捕まえた。
すばやく子イノシンの後ろ足を握る。
「ギャーギャー」
子イノシンは必死で鳴く。
エスオスが黙らそうと頭を殴りかけた瞬間、めまいがエスオスをおそった。
熱中症である。
エスオスはその場に倒れてしまった。
子イノシンはいちもくさんに逃げる。
「アウー(しまつた)」
そうエスオスがつぶやいたとき、左胸に熱い痛みを感じた。
オスのイノシンの牙が胸に刺さっていた。
意識がエスオスの頭から消えていく。
「オガー(エスメス)」
エスメスの顔が浮かぶ。
「オギー(おれが死んだらエスメスは誰と生きていくのだ)」
エスオスは死んだ。
草原に静けさが戻った。

























なんてセンスのあるひとだと思います。
名まえは エスオスジュニア。
いつか 母を守り立派な青年に成長するであろう
豊かな大地は 豊かな実りを生み二人を温かく迎えた
ひょっとしたら 後に 語られる禁断の木の実を食べたアダムとイブ
の先祖なのかもしれないね^^v チャンチャン!^^
面白い幻想に しばし・・妄想が空を飛びました^^