Nicotto Town


厨二病もここまでだ!!!←は


~争いの無い世界~*緑髪巫女の符術師Ⅱ*

大ババ様「―――…以上。これで話を終わる。二時まで暫く解散とする」
午後一時五分。二人が図書室から戻ってから、約三十分も大ババ様の話があった。
長い話が終わるとずっと聞きあきてたのか、ため息をつきながら玲は机の上で伸びる。
玲「あー…大ババ様話長いよー…」
星姫「齢ですからねー、かなりの。」
さらっと失礼な事を言う星姫。本人は悪意はないらしいが。
塑羅「……」
慧璃「塑羅さんさっきから無言ですがどうかしました?」
視線を床にやり、ずっと考え事をしている塑羅に話しかける。
塑羅「え?ああ…さっきの話でちょっと引っかかると言うか、気になる事があるのよね」
慧璃「謎の緑髪巫女の少女の話ですか?」
塑羅「の、力ね」
緑髪巫女――…先ほど大ババ様が話した現在問題になっている緑髪巫女の少女。
その少女は争い事が嫌いらしく、力をかなり使っているものに符を使って力を止めている奴。
そこまでは普通なのだが、どうやら力を封じ込めた後何かを言い、眠らせ、操っているかのような行動をしているらしい。
塑羅が気になっているのは、「符」を使った力。
どうやら、その力は「符術」何じゃないかと推測しているらしい。
その事を話すと理解出来てないのか玲は首を傾げた。
玲「符術?そもそも符を使ってとか無理じゃない?」
星姫「知らない事だらけですねー…最近」
理解出来てない二人に対し、慧璃は言う。
慧璃「そもそも符術を使う人がこの辺に居ると言うのですか?」
塑羅「恐らくは、だけどね。もっと情報がないと――…」
なんて話しているとしまっていた扉が開いた。
話を止め、四人は扉の方を見る。

美浪「いよっす。久しぶりだなー」
自称・男口調の種なしマジシャンこと、紅悠美浪が教室に入ってきた。
玲「美浪お久ー」
美浪「久ー」
懐かしい顔に出会えて嬉しいのか、お互いに手を合わせた。
それから全然座ってなかった玲の右隣の席に座る。
美浪「処で何か話してたみたいだが、何かあったのか?」
玲「へ?何でそんな事…」
美浪「教室からババが出たからさ。廊下に誰も居なかったしな」
『ババ』、とは大ババ様の事。美浪が「面倒だから」と短くして呼んでいる。
玲「いい加減その呼び方直した方がいいと思うけどなー」
美浪「面倒」
キッパリと言うと塑羅が先ほど話してた緑髪巫女の少女の事について聞こうとした。
塑羅「ねえ美浪」
美浪「んあ?」
塑羅「謎の緑髪巫女の少女って…知ってる?」
美浪「緑髪巫女ぉー?何だそりゃ」
どうやら知らないらしく、塑羅は聞いても無駄だった、とため息を吐く。
それから眉間を抑えて考え込むと気になるらしく、美浪は聞いた。
美浪「なんだよ雪城。気になるじゃねーか」
塑羅「単刀直入に言うと緑髪巫女の符術使い」
美浪「符術使い?符術師なら知ってるが…」
塑羅「…!?」
意外な答えに塑羅は目を見開く。
符術師…塑羅が図書室の禁断の書物が入った部屋で見た本に記載されてあったもの。
その言葉を知っているなんて思わなかったのだろう。
塑羅「それで!?どこで!?誰に聞いたの!?」
冷静さを掛けたがそんな事はお構いなし。塑羅はひたすら問い続ける。
美浪「お、落ちつけよ。ちゃんと話すからまずは冷静になれさ…な?」
塑羅「あ…御免」
その言葉に塑羅は席に座り直し、一息つく。

美浪「そうだな、とりあえずどこから話そうか…」
少し間をおいて、美浪はその「緑髪巫女の符術師」の事で知ってる限りの事を話しだした――。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~続く
まさかのキャラ崩壊^p^
冷静さが無くなるとかもはや塑羅じゃねぇ((蹴

うはー緑髪巫女の奴書けなかったww

多分次回か次の次辺りに出る筈((←

#日記広場:自作小説

アバター
2011/09/18 12:11
>どや緑川センセー
それはネタバレになるから内緒でwww

まさかの久々登場(( 私が単に出したかっただけなんだけd((←
キャラ崩壊ー(・∀・)www
アバター
2011/09/18 07:45
緑髪巫女ってどんな容姿-?(wktk

つk、久々の美浪登場が嬉しすぐr((
そして、キャラ崩壊てw



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.