うさぎとかぼちゃ (ホロコースト)
- カテゴリ:自作小説
- 2011/09/24 14:33:44
かぼちゃ男はまず、うさぎ女の分身である普通ウサギを一箇所に集め、火をつけて丸焼きにして皆殺しにすることにしました
かぼちゃ男は畑にウサギが全部入るような、大きな穴を掘ることにしました
「皆殺しにしてやる!」
かぼちゃ男がそう口ずさみ、穴を堀を始めたのです
畑の土は日頃からかぼちゃ男が耕していたので柔らかく、簡単に掘ることができました
かぼちゃ男は「皆殺し。皆殺し」と、自分に掛け声をかけながらどんどん穴を大きく深く掘っていきます
かぼちゃ男の頭には、穴の中で炎に包まれ焼け死んでいくウサギ達の姿が浮かんでいました
そのウサギ達は必死に逃げ惑い、お互いにぶつかったり体に登り合ったりして傷つけ合いながら惨めな姿をさらし、やがて動けなくなり重なり合って苦しんでピクピクしながら皆死んでいくのでした
かぼちゃ男は、ウサギ達のその悲惨な姿を思い浮かべるとこで心が楽になりました
心の底から押し上げて来る憎しみが、ウサギ達の悲惨な姿を思い浮かべることで薄れたのです
かぼちゃ男にとって憎しみは重く心を圧迫していましたが、反面では穴を掘る気力にもなっていました
やがて夜になりましたが、かぼちゃ男は穴を堀り続けるのでした
月明かりがかぼちゃ男の手元を照らしていました
かぼちゃ男と同じ深さになった穴は、かぼちゃ男の姿を穴の中に隠してしまいました
穴からかぼちゃ男が放り出す土は、宙に舞い月明かりに照らされ、あたかも岩壁に打ち寄せる波飛沫のように見えました
穴の中から聞こえる、かぼちゃ男の「皆殺し」の声に合わせて、その波飛沫ならぬ土飛沫は途切れることなく一晩中続きました
やがて、辺りが薄明るくなり始めました
月明かりでの穴堀は少し明るいとはいえ、はっきりと土の様子が分かる程ではありませんでした
夜明けで明るくなった今、かぼちゃ男にはそれがはっきりと分かったのです
今まで月明かりの中では軽い石ころだと思っていたものが、すべて骨であると分かったのです
掘り出した土の中には、無数の骨が石ころのように混じっているのでした
「いったいこれは何の骨だ」
かぼちゃ男は一瞬疑問に思いましたが、ウサギの皆殺ししか頭に無いかぼちゃ男は、骨の意味をそれほど気に留めませんでした

























「畑の土は日頃からかぼちゃ男が耕していたので柔らかく、簡単に掘ることができました」
って・・
へぇ~ と、感心してしまったよ。
なんか読み手はその先のストーリーとかを考えるとゾクゾクしてきますなぁ。
うまく言えないけれど、
今回のお話はこんな光景なのかなぁ~とか、空はこんな色だったのかな~とか
自分で想像できたり、見えてきたり・・・
凄く面白かった。
そして、気になるのは最後の骨のこと。
どんな意味を持つのだろうかぁ。
『かぼちゃ男は一生懸命に穴を掘り続けていました。
それが自分の墓となることも知らずに・・・・・・・・・・・。』
なぁんて。(・ェ・)b
感心するばかりです!ヽ(・∀・)ノ
間違いの指摘ありがとうございます
国語力に自信がないので本人は全部が間違ってるような気がしました
指摘の部分を言っていただけると時間短縮に
作文の練習なので間違いを自分で探せる力をつけるのも必要
う~ん、悩んじゃいます
骨は何の骨でしょう
教えてあげない^^
憎しみは相手が苦しむことで昇華されるのだと思います
「同じ苦しみを味わえ」ですね
なぎささんの好きな愛は相手に喜びや安心を与えることだと思います
どちらも心の大きな動きで本人の行動に大きな影響を与えます
なぎささんが言うように憎しみが憎しみを生じさせるなら
憎しみ満ちた住み辛い社会になってゆくかも
でも、それが社会の本当の姿だとしたら です
僭越ながらゴキブンさん、ちょっと誤字など気になります。
落ち着いて読み直してみてはいかがでしょうか。
憎しみがたどり着く先は。。
今まで生きてきてこんな憎しみを持ったことが無いので
分からないけれど とても悲しくつらいことなのでしょうね
気持を落ち着かせてあげたいです 憎しみからは何も生まれませんから
どうなるのかしら 早く続きが読みたいです。