【初めてのアマツ、ウカム、そして終焉へ】

久しぶりのモンハン日記。
今回は、初めてソロで大ボスを倒した話。

弓の魅力に取り憑かれた俺は、上位のほとんどを弓でクリアしてきた。
選民レベルで言えば、なんとか中級といったところだ。

その中級者が、一人で上位緊急のアマツマガツチに挑んだ。
奴との対戦は、心強い上級者の狩り友さん二人と戦った、わずか２回ほどである。
とにかく経験不足だ。弓の射程距離をつかむまで、何度も落ちる。
攻略法を暗記し、上手い人の動画を見て勉強。
オトモは連れて行かない方がいいという意見が多数だが、ちょっとでもダメージをかせぎたいので、爆弾専用のオトモ２名を同行させた。
というのも、回復をあてにして平和猫を連れて行ったがまったく笛を吹かない。かえって敵を遠くに持っていかれて狙いが定まらず、時間切れになったせいである。

そして自分は、大樽Gを持参。確実に弱点に当てる腕前じゃないので、肉質無視のダメージを与えるアイテムに頼る。
装備は、頭から順に、陸奥・覇、レウスS、シルバーソルの腰と足。上級者も御用達の定番だ。
戦闘開始から相手に突撃し、ひたすら近距離で頭を狙う。上手な人の動画を見て覚えた距離だ。面白いくらいクリティカルが決まる。
奴がこちらに突進してくるのを見計らって、バリスタ拘束して爆弾起爆。これは足で蹴って、特攻戦法だ。
あっという間に角が壊れるのは、自分でも圧巻だった。開始わずか５分針で、奴の色が変わった。第二段階突入だ。

その時、俺は「いける」と思った。
今までは、色が変わるまで２０分針だったので、どうしても後半戦で、あとちょっとのところで時間切れになるのである。
ここからは、ゆっくり攻めていけばいい。こちらの動きを予測するレーザー水ブレスに苦しめられながらも、地道に頭を狙って矢を撃ち続ける。
すると、タイマーが３０分になったあたりで奴が悲鳴をあげた。「目的を達成しました」の文字が出た時は、思わず快哉をあげていた。
倒せた、ついに――。
嵐が晴れ、霊峰に虹がかかる。ああ、爽やかな風。この大空に比べたら、倒れたアマツのなんと小さいことか…。
勝利の余韻に浸ると同時に、この装備を作ることに協力してくれたイカズチさんやＧＲさんに感謝を抱く。陸奥もシルソルも、協力プレイの中で集めた素材でできているからだ。
感慨にふける俺。そして、この勝利で、新たな自信もわいてきた。

そのまま調子に乗って、ウカムに挑んでみる。弓はセレーネ。オトモは爆弾と近接のチャンス猫。このチャンス猫は、よく回復の笛を吹いてくれるので、ここ一番で頼りになる奴だ。
ウカムはイカズチさんとのプレイ以来の、２戦目となる。
なんとなく動きは覚えており、レーザーブレスには当たらないようにと気をつけて戦った。
弱点は頭と顎なので、極力狙い撃ち。
音楽と、ウカムの「アー」という声が、いかにもカプコンのボスらしい雰囲気だ。
ものすごくでかいので、やっぱり一人じゃ無理かも…と弱気になるが、練習のつもりで戦う。
しかし、以外にもこちらの攻撃が効いている。顎が壊れ、横転した時は、これまた「いける」と思った。うっかりレーザーに当たって一落ちしたけれど、３０分くらいで勝利。アマツより簡単に感じてしまった。

そして、今まで腹痛の種だった「終焉を喰らう者」を、先日ついにクリアした。
それまでは、どうにか弓でジョーを倒せてはいたのだが、後半のティガとナルガに同時に攻められて、逃げ回るうちに時間切れとなって涙を飲んでいた。
そこへ、ガンランスで行けばギリギリ勝てるとイカズチさんからアドバイスをもらい、それで挑戦することに。
装備は、他の人の攻略記事を参考に、武器はオベリスク、スキルはガード性能と捕獲の見極め等をつけた。

それまで、ガンスに慣れるためにいくつかクエストをこなしていたので、武器の扱いは問題なし。時たま被弾するも、ジョーは難なく倒せた。問題は次だ。
門の傍のへこみに位置し、背を取られないようにしてオートガード+砲撃で応戦。これは、件の記事の戦法である。
これなら簡単に倒せるよとあったのだが、実際そうでもない。
まず、奴らの猛攻と顔のアップが怖いし、リロードのわずかな隙に攻撃されようものなら、たちまち転がされて寝起きを攻められる。
なまじ隙間にいるので、いったん抜け出すのも大変だ。回復しようと脱出しかけて襲われることもある。

毒攻撃をするオトモに時間を稼いでもらい、回復しつつ壁際戦法を続けた。
何度も汗で手が滑って、ボタン押し間違いなどしたが、なんとかティガを捕獲。続き、ナルガも倒す事ができた。終了までおよそ７分前…だったと思う。
苦戦しての勝利は、本当に嬉しい。ここでも思わず「やった」と声が出た。

今までアシラも狩れなかった自分が…。
確実に上達しているのだなと、初めて実感したクエスト達だった。