オズのブリキの木樵り
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/09/26 20:24:21
森の中で錆び付いて動けなくなっていたブリキの木樵りは、アメリカのカンサスからやって来た少女、ドロシーに助けられました。彼はドロシーと共に、案山子とライオンという仲間と一緒に、エメラルドの都に住むという魔法使いに会いに行きます。
冒険が終わり、ブリキの木樵りはウィンキーの国の王となりました。その後もいくつかの冒険をし、今では平和な生活を送っていました。ある日、旧友の案山子と昔話に花を咲かせていたブリキの木樵りの元に、流れ者のウートという少年がやって来ました。ウートはブリキの木樵りに、彼が体験したさまざまな冒険の話をしてほしいと頼みます。
ブリキの木樵りはむかしからブリキの体だったわけではありません。かつては人間でした。森に住んでいた彼は、「東の魔女」に、奴隷としてこき使われていたニミー・エイミーという少女と恋に落ちます。それを快く思わなかった魔女は、木樵りのオノに魔法をかけてしまいます。魔法にかかった斧は、木を切っていた木樵りの右足をばっさりと切り落としてしまいます。しかし木樵りは、友人の修理工にブリキの義足を作ってもらい、事無きを得たのです。その後も魔法のかかった斧によって、左足、腕・・というように、体を切り落とされるのですが、その度にブリキで修理をしてもらい、とうとう全身ブリキになってしまったのでした。ブリキ人間となってしまった木樵りですが、恋人のニミー・エイミーは彼を受け入れて、結婚する気でした。
ところが、ブリキになった彼の体にはハート(心)がなく、恋人を愛する事が出来なくなってしまっていたのでした。なので、彼は、再び彼女を愛する為に、ハート(心)を探す度に出たのです。しかし、彼は旅の途中で、体が錆びて動けなくなってしまい、長い間、森の中に立ち続ける事になったのです。、、、。やがて、竜巻に乗ってやって来た家が魔女に落ち、魔女は塵になって消えてしまいました、、、その家から出て来たドロシーが、動けなくなっていたブリキの木樵りを助け、共にオズの魔法使いに会うために、エメラルドの都を目指したのでした。
ウートはブリキの木樵りに尋ねます「どうしてニミー・エイミーを探さないの?」その問いかけに、ブリキの木樵りはかつての恋人に会いに行こうと決心します。そして、彼女を探し出して、結婚を申し込もうと決心するのでした。こうして、ブリキの木樵りと案山子、ウートの3人は、ニミー・エイミーを探す度に出るのでした。
子供の頃に買った本です。
「オズの魔法使い」が全14巻有る事を知り、本屋さんに行って1冊づつ買い集めたものです。現在では過去にハヤカワ文庫から発売された文庫版以外での販売は無いとか。「オズの魔法使い」は販売されているんですけどね。それ以外の本を読みたくなったら、図書館に行くか、古本屋さんで探すしかないのかな?
1. 「オズの魔法使い」 (The Wonderful Wizard of Oz)1900年
2. 「オズの虹の国」 (The Marvelous Land of Oz) 1904年
3. 「オズのオズマ姫」 (Ozma of Oz) 1907年
4. 「オズと不思議な地下の国」 (Dorothy and the Wizard in Oz) 1908年
5. 「オズへつづく道」 (The Road to Oz)1909年
6. 「オズのエメラルドの都」 (The Emerald City of Oz)1910年
7. 「オズのつぎはぎ娘」 (The Patchwork Girl of Oz)1913年
8. 「オズのチクタク」 (Tik-Tok of Oz) 1914年
9. 「オズのかかし」 (The Scarecrow of Oz)1915年
10. 「オズのリンキティンク」 (Rinkitink in Oz)1916年
11. 「オズの消えたプリンセス」 (The Lost Princess of Oz) 1917年
12. 「オズのブリキの木樵り」 (The Tin Woodman of Oz)1918年 ←コレ
13. 「オズの魔法くらべ」 (The Magic of Oz)1919年
14. 「オズのグリンダ」 (Glinda of Oz)1920年
アマゾンあたりなら、中古で手に入りそうですが、新書は難しいかもですね〜
「オズの魔法使い」にこんなに続編があったなんて。
ちょっと読んでみたいけど、もう手に入らないんですね(>_<)
今でも劇にはなっているんですね〜
私は、新宿のコマ劇場で見た事がありますわ。
ネタバレを書いたので、よろしければご覧下さいね〜
以外と、続編がある作品って多いんですよね。
「若草物語」とか・・・
劇でしか見たことがないので、オズの魔法使いしか知らなかったです
こんなにいっぱいあったとは!!
スゴイ話ですね
王様はニミー・エイミーに会えたの??
オズの魔法使いだけじゃないのかー。(◎o◎)
子供の頃はあんまり感じてなかったのですが、
大人になってから読むと、かなり猟奇です〜
一応児童書なんですが。
作者のライマン・フランク・ポームが、
「オズの魔法使い」を映画化して破産しているので、
ハリポタ程は熱狂していなかったのかも?
でも、ロングセラーになったのは確かですね♪
6巻というと、ドロシー達が、オズに永住しちゃうお話ですね。
ドロシー達がオズに移住する理由が、農園の借金を銀行に返せないからとかなんとか。
当時のアメリカって世知辛いのね〜って感じです。
外国のお話はハッキリしてるようで(^^;)
オズシリーズがこんなにあるとは知りませんでした。読書の秋に読みたいです☆
このような話があったんですね。
初めて知りました。
20年かけて出版されていくのを見ると、
今のハリー・ポッター並みでしょうか?
あ、でも、2冊目までに4年かかっていますね。
ちょっと違うかな。
おそらく、児童書の所にあるかな?
しかし、最初に出版されてから、もう100年以上経ってるんだな〜
こんばんは〜
実は、既に全巻持っているのですが、最近再読したので感想を書いた次第です。
で、今でも売っているのかな〜って思ってネットで見てみたら、中古くらいしか無くて。
良い本はいつまでも出版されていて欲しいな・・・と。
6巻のエメラルドの都くらいまでだったと思います。
けっこう出てたんですよね。このシリーズ。
もう、よく内容覚えていませんが。
懐かしいです。
なんだかすごく深そうなお話ですねー興味津々です((o(´∀`)o))ワクワク
うむむ・・・私もちょっと頑張って探してみようかな・・・とりあえず図書館だ!
オズの魔法使いたくさんの本が刊行されているのですね
本はすぐに廃版になってしまうものが結構あるので自分が読みたい本を見つけた時には探すのに難儀させられてしまいますね
こういう時は根気よく探すしかないのが現状で
もしかすると大型本屋さんが在庫で持っている場合もありますから一度問い合わせされるのもいいかもしれませんよ
大変でしょうががんばって集めてくださいね
応援しております^^