Nicotto Town ニコッとタウン

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月の雫のティールーム 10-2 ~蒼の祝福~

 * * * * *


「本当に、元の島に戻るの? 此処に居てもいいんだよ?」
 夏の魔法と、もうひとりのジュウニンの経緯。全てを聞いて、島の主は穏やかに尋ねた。夜色の肌の少女はふたいろの瞳を細め、小さく微笑んで首を振る。
「ありがとう。でも、今はまだ、やっぱり諦めきれないみたい。もうあのひとは帰ってなんか来ないのかもしれない――でも、もしかしたら。って、思っちゃうの。だから、まだ暫くは、あそこで待ってみる。もし、もしも、もう一度あのひとが来る事があったなら、お別れを言う為に」
「スミレ……」
「でも、遊びには来させてもらうわね。それにいつか、気が済んだら――お別れできるか、諦めが付くかしたら――その時は、お邪魔するかもしれないわ」
「うん……うん。絶対だよ。待ってるからね、スミレ!」
 心配そうに、それでも頷いてニコが言う。電子の住人達が取り合う手を、蒼い祝福が照らしていた。


*****
やっと終わった……!
花火&ホタルどころか、その次の月見イベントも終わってる中(← ずるずる続いてたエピソードに漸くピリオドが打てました^^;
危なかった、もうすぐハロウィンイベント始まるところだったよw

本当はここまで一気に上げたかった;
2000文字制限に引っかかるとは……(-_-;)

#日記広場:自作小説

アバター
2011/10/07 00:46
>アオイさん 
コメントありがとうございます!

切ない状態で引っ張っててごめんなさいw 一段落しましたー!w
最初の案ではニコが通訳に入って名前を伝えてたんですが、彼女自身が伝える事に意味があると思い直してこんな風になりました。
存在を諦めない事を選んだから、スミレもこれからはまたタウンを楽しめるようになると思います^^

楽しいことは何でも、終わる時は淋しくて惜しくて、でもきっと終わらなかったら楽しくなくなってしまうんじゃないかなぁ……と思います。
巡り移りゆくからこそ楽しい、美しいのですよね、きっと。

ありがとうございました!
アバター
2011/10/06 22:38
遅ればせながらコメントします!

私の中で続いてた切なさにもようやくピリオドが打てました……!w
よかった、スミレさん、よかった…!
お別れを言うために待ち続けるというのは少し切ないけれど、スミレさんが前向きになってくれたのが嬉しいです~。
文章内でアイルさんが言った、イベントが終わるのは淋しいけれど哀しい訳ではない、というのが印象的でした。
そうなんだよね~!と。
終わっちゃうのはやっぱり淋しいけれど。また次があると思うと、哀しさよりもわくわく感が勝りますね!

それでは!




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