世にも奇妙なしゅんちゃんの物語 第二回
- カテゴリ:自作小説
- 2011/10/03 15:54:06
今回のラインナップ
「死のゲームソフト」 ホラー
「大人と子ども」 コメディ
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ようこそ、奇妙な世界へ
前回が大好評だったため、また奇妙な世界を作ってしまいました。
さて、みなさんはゲームはしていますか?
僕もゲーム機を持っていて、前はよく遊んでいました。
さて、みなさんもこのお話を読んだら、絶対にゲームはやらないでください・・・
~「死のゲームソフト」~
あーあ、なんか面白いことないかなぁ・・・
そうだ、ゲームでもしよう。
僕はせっかくの休日だというのに、暇だ。
ゲームを始めたが、もうずっとやってるので、さすがに飽きてきた。
僕は外へ出た。 友達と遊べるかもしれないからだ。
いつも友達と遊んでいる公園までの道のりに、草むらがある。
僕はそこをあるいていた。ふと下を見ると、「死のゲームソフト」というゲームソフトが落ちていた。
僕はそれを拾った。 中々面白そうなので、こっそり持ち帰った。
家に戻り、早速ゲーム機にそのゲームソフトを入れた。
そのときだった。
「死ね・・・・」
不気味な声が聞こえたのだ。
僕は思わず叫び声を上げた。
僕は恐る恐る、ゲームを始めた。
だが画面に映ったのは・・・
無数の「死ね」という文字だった。
僕は思わずゲーム機を放り投げてしまった。
僕は震える手でそのゲーム機を拾った。 そして画面を見てみた。
だがそれは普通のゲーム画面だった。
「なーんだ」と思い、少し怖かったが「はじめる」ボタンを押した。
すると、主人公のキャラクターが出た。
勝手にキャラクターを決め付けるのはどうかと思ったが、ゲームを始めた。
ゲームの内容は、襲ってくる怪物からひたすら逃げるというだけ。
僕は少しがっかりしたが、せっかくなのでやることにした。
しかし、僕は主人公のキャラクターの顔に、見覚えがあった。
僕は思い出した。 それは一ヶ月前に突然失踪した、僕と同じクラスの子だった。
そんなことを考えているうちに、主人公が倒されてしまった。
そのときだった。
「これで5番目の犠牲者だ・・・次は・・・」
「お前だ!」
そして、画面から血まみれの手がでてきて、その手は僕の首をぎっしりつかんだ。
「拾ったのが悪いんだよ・・・フフフ・・・ サヨウナラ」
「うわああああああああああああっ!たすけ・・・・・うっ・・・・・」
僕は叫び声とともに、画面の向こうに引きずられた。
それからしばらくたったある日、ゲーム機ごと、あの草むらに捨てられていた。
それをある小学生が拾った。
僕はもう死ぬということを覚悟していた。
だって、ゲームの主人公は、「僕」なのだから・・・・
~おわり~
ゲームソフトには、やっていいものと、いけないものがあるんですね。
みなさんも、お気をつけて・・・
さて、突然ですが同じ人間である「大人」と「子ども」の立場が逆になってしまったらどうしますか? え?意味がわからない?
それでは、この物語をどうぞ・・・
~「大人と子ども」~
俺は朝から仕事で忙しく、すっかり昼だということを気付いてなかった。
俺は急いで会社の近くのレストランで昼食をとることにした。
俺は会社から離れた。だが道を歩いていると、なんだかおかしかった。
大きくて立派な大人が、「今度遊園地いきたい」といっていて、小さい子どもが「いいよ」と話していたりしているのを何度も見た。
レストランへの道の途中に、学校がある。
俺はその学校の前を通った。 だがその光景をみて思わず笑ってしまった。
なんと、元気な大人たちが、遊具で遊んでいるのである。
元気に体を動かしている子どももいれば、かわいくお尻をふっている男もいる。
学校はいまは昼休みの時間。
子どもの姿1つもない。
まるで大人が子どもになっているみたいだ。
俺は呆然としてその光景を見ていると、
「一緒に昼飯食いに行こうぜ」
元気な子どもの声がした。
俺は後ろを振り向いた。 そこには、
なんとサラリーマン姿の子どもが立っていたのだ。
「すっかり仕事に熱中してこんな時間になっちゃったよ、だけどお前がいたから一緒に行こうと思って」
子どもはまるで俺が同僚だと思っているようにしゃべった。
「きみ・・・学校は?」 俺はそう聞いた。
「え?学校?冗談はやめてよ~学校は大人がいくもんでしょ~まさか俺を大人だと思っているのか?」
「え・・・いや・・・子どもだと思ってるけど・・・・」
俺は何がなんだかさっぱりわからなかった。
だが一緒に行くことにした。 だがレストランについて腰をぬかした。
なんと店員、客がみんな子どもなのだ。
ふとすぐそばにあった鏡を見ると、なんと俺は子どもだったのだ。
俺は急いでトイレから出て、急いで食事を済ませレストランを出た。
俺はあの学校を観にいった。 やっぱり、子どもは先生となり、大人は生徒となっていて、運動会の練習をしていたのだ。
大人がかわいいダンスをしている。
そして車は子どもが運転していたり・・・。
いったいこの世界はどうなっているんだ!
~おわり~
自分ならちょっと拾ってしまってる(´;ω;`)
そんな大人超いやだwww
子供のサラリーマン見てみたいな~^^