世にも奇妙なしゅんちゃんの物語 第3回
- カテゴリ:自作小説
- 2011/10/11 19:52:40
今回のラインナップ
「呪いのテレビ」 ホラー
「お母さん」 感動
~~~
ようこそ、奇妙な世界へ
これで3回目となりました。
そして今回は新しく、感動の奇妙な物語も話します。
ですが、ホラーも大切ですよ・・・・。
さて、みなさんはテレビを見ていますか?
テレビっていいですよね。いろんな番組が見れるのですから。
まぁ、それが呪いのテレビだとしたら、別の話ですがね・・・・
~「呪いのテレビ」~
僕の家のテレビが壊れてしまった。
翌日、お母さんは新しいテレビをかってくれた。
だが、とても安かったらしい。
お母さんは「こんなきれいなテレビがあんな安いなんて・・・・」
と、少し不安そうになっていた。
僕は早速テレビをつけてみた。
すると僕がいつも楽しみにしている番組が丁度始まった。
だが、そのとき、突然画面が乱れだした。
「なんだよ、いきなり故障か?」
お父さんが立ち上がった。
買ったばかりだが、テレビをたたいてみた。
すると・・・・
「あぁ・・・・あぁ・・・・・・あああああ・・・・・・・・・だ・・・・・ず・・・・げ・・・・で」
きゃああああああああああっ!
お母さんが悲鳴を上げた。
テレビから不気味な声が聞こえてきたのだ。
そして、画面の乱れはなくなり、普通の画面に戻った。
「今のはいったい・・・?」
僕は怖くなった。
そしてその日の夜、僕はいつものように、ベッドへ行き、僕は寝た。
だが、「ひゃああああああああああああああっ!」という悲鳴で僕は目が覚めた。
悲鳴はテレビがある部屋からだった。
僕は急いでかけつけた。
だが、そこには誰もいなかった。
だが、テレビが勝手についていたのだ。
僕はとても怖くなり、急いでテレビを消そうとした。
だが、リモコンのボタンを押しても、消えないのだ。
何度も、何度も押しても、やはり消えない。
僕はふと画面を見た。
呪呪呪呪呪 死 死 死
という文字が画面に映し出されていた。
僕は急いでベッドにもぐりこんだ。
だが、僕はあることに気付いた。
お父さんと、お母さんが、
いない。
僕は家中を探し回った。
だが、いなかった。
僕は恐怖に耐え切れなくなった。
僕はただただ、ベッドにもぐりこんでいた。
ふと、横を見た。
ぎゃああああっ!
僕は悲鳴を上げた。
そこには、あのテレビがあったのだ。
僕のすぐ隣に・・・・。
そのとき、僕は何かに足を引っ張られている感じがした。
僕は掛け布団を上に上げ、中を見てみた。
そこには、顔中血まみれで、目がない女が僕の顔の目の前にいたのだ。
そのとき、僕は頭をつかまれ、グイッと引っ張られた。
うわああああああああああああっ!
僕は、「どこか」へと引きずられていった。
~おわり~
みなさん、テレビにだって、呪いはあるんです。
この物語の主人公は、いったいどこへ引きずられていったのでしょうか・・・・。
もしかしたら、あの世なのかもしれませんね・・・・。
体がひえたところで、心の温まる物語をお届けしましょう。
みなさんは、自分のお母さん、お父さんが、突然死んでしまったらどうしますか?
あのとき、ああすればよかった、こうすればよかった、などと、後悔をしますよね。
この物語の主人公は、どうなのでしょうか・・・・
~「お母さん」~
「なにやってんだよ!そこはこうするんだろ!」
俺は朝から怒鳴った。
またお母さんが俺のお弁当を作ってて、失敗してたりするんだ。
もうこんなお母さん必要ないんじゃないかっていうぐらいだ。
俺はぐちゃぐちゃな弁当を持って会社へでかけた。
「ったく、嫌な母親だ」
俺はそうつぶやきながら、会社へ行った。
俺はいつものように同僚に母親の悪口をいった。
「ったくさー、今日はぐちゃぐちゃな弁当になってさー、もう嫌だよ」
すると同僚はいつものように、ひきつった表情をしていた。
するとめずらしく、その同僚は俺にこういった。
「先輩も、母親の気持ち、ちゃんと考えたほうがいいよ」
そういって同僚は仕事にとりかかった。
「ったく、母親の気持ちなんて考えもしたくないよ」
俺はそうつぶやき、仕事に取り掛かった。
だが、俺は、同僚の一言で、少し「母親の気持ちも考えようかな」という気持ちもでてきた。
俺はいつものように仕事をしていると、社長が俺に真剣そうな顔で話しかけてきた。
「実は・・・お前の母さんが・・・・買い物に行く途中、交通事故にあったんだ・・・・」
「・・・」
俺はわけがわからなかった。
「それで、病院に運ばれた。だけど・・・・・」
「だけど?」
俺はとても不安になった。
そして社長は重い口をひらいた。
「死亡・・・したんだ・・・・」
「・・・」
俺は耳を疑った。
俺は急いで病院へ向かった。
母親の遺体のあるところへいった。
俺は現実をうけとめたくなかった。
俺は母親の遺体のある部屋に行った。
そして俺の目から涙が出た。
「俺・・ずっと母親の気持ちなんて考えていなかった・・・。許してくれ・・・・」
俺はそういった。そしてついに俺はおお泣きした。
~つづきへ~
ママンが…(● ´ ε `。●)
って考えよう・・・怖いからw(;゚Д゚)
お母さーーーん。゚(゚´ω`゚)゚。