Nicotto Town


しゅんちゃんのまぬけなのろま日記


世にも奇妙なしゅんちゃんの物語 第三回 続き




そして俺は、母親への思いを、母さんへ言った。


「俺は、母親の気持ちなんて、これまで一回も考えていなかった。だけど・・・いまさらだけど、母親の気持ちを考えようと思って、そのときに・・・・」


俺はそのあとを言うことが出来なかった。


俺は、人生の中で一番の後悔をした。





そのときだった。



母親の目から涙がでた。



「おかあ・・・さん?」

俺はお母さんをじっと見つめた。



すると、お母さんの口はあいていないのに、「ありがとう・・・・」という声が聞こえた。

すると、お母さんの目が、ゆっくりとあいた。


「お母さん!」


俺はお母さんをなみだ目で抱いた。


「あなたの気持ちが、強すぎて、あの世からこの世へ、魂が戻ったのかもねぇ・・・」


お母さんもなみだ目で、俺をじっと見つめた。


すると、看護士さんが、かけつけてきた。



看護士さんも、「これは・・・奇跡だ!」

といっていた。


いや、奇跡どころじゃなかった。



俺は、あれ以来、母親の気持ちをちゃんと考えている。


母親も年をとり、母親と一緒に暮らす日々も、少なくなってきているような気がした。


そして、10年後、お母さんは、天国へと旅立った。


だが、もう後悔はしていない。


きっと、お母さんは、天国で元気にしているのだろう。


俺はそう思った。


今まで、本当にありがとう、お母さん・・・・


~おわり~



この物語の主人公は、母親への思いが強すぎたんですね。

みなさんは、母親のこと、しっかり考えていますか?


考えていなかったという方、母親と過ごす日々を大切にして、しっかりと、母親の気持ちを考えてみましょう。


それでは、今回は、物語が長かったため、つづきの世界を作ってしまいましたが、いかがだったでしょうか?


次回を、楽しみにしていてください・・・・。

アバター
2011/10/13 23:58
ママン!生きかえった!思いが通じたんだね(*´Д`)
よかったよかった!
アバター
2011/10/12 17:32
生き返った~ヨカターヨ・゚・(ノω`)・゚・
アバター
2011/10/12 17:18
なんと・・むなしすぎる・・・お話・・・



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